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【経理は稼げない?】現役経理が本気で稼げる転職先を3つ紹介【方法も解説】

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経理で年収2000万円、と言われたら難しいですが、年収1000万円程度ならば十分に目指せます。

実際に私は30代前半の経理で年収は1000万円程度なので、稼げるコツを知っていれば高年収を稼げます。

しかし、経理なら誰でも高年収を達成できるわけではなく、戦略的に正しい努力をすることが必要となりますよ。

この記事では、経理は稼げるのか心配な方に、稼げる経理の転職先3つを紹介します。実際に経理での業務経験を基に記載しているので現状に即した内容となっていますよ。

では、纏めていきます。

【前提】経理の年収は勤務する企業に依存する

経理は営業のよう成果主義ではないので、勤務先の平均年収に大きく依存します。

例えば、A社の平均年収は1000万円、B社の平均年収は500万円であれば、同じ経理能力でもA社に勤務した方が年収は高くなります。

なので、経理で高年収を得るには、平均年収が高い企業から需要がある人材(市場価値が高い人材)になる必要があります。

実際に私も中小企業から上場企業の経理に転職して、高年収を確保しています。

職種別には経理の平均年収は500万円程度なので、現在の年収と比較をして、低ければ転職を検討しても良いかもしれません。

経理の年収が低い場合の対策→【経理は年収が低い?】給料が低い場合の改善策は1つだけ【現役経理が解説】

【疑問】未経験者からでも稼げる経理になれるか

未経験からキャリアをスタートしても、経理で稼げるようになります。

実際に私も未経験からキャリアをスタートして、6年目で年収が1000万円程度となっています。

<私の略歴>

  • 20代中盤:上場企業の営業→中小企業の経理
  • 20代後半:中小企業の経理→上場企業の経理
  • 30代前半:上場企業の経理→海外駐在【年収1000万円】

経理が未経験であれば、1番重要なことは実務経験を積むことです。

30代後半になると経理は実務経験の有無を厳しく見られるので、なるべく早い段階で実務経験を積むのが重要となります。

経理の転職のコツ【20代】→【20代限定】未経験で経理への転職に成功するコツを解説します【体験談】

経理の転職のコツ【30代】→【経理未経験で30代は転職できる?】現役経理が成功のコツを解説

【結論】経理が稼げるおすすめの転職先3つ

経理稼げない

では、経理が稼げるおすすめ転職先を紹介します。

下記の企業に転職すれば、高年収を確保しやすいですよ。

  1. IFRS適用企業
  2. 上場企業のメーカー経理(海外駐在)
  3. IPO狙いのベンチャー企業

では、一つ一つ解説をしていきますね。

IFRS適用企業

国際会計基準であるIFRSを早期に適用している企業は経理に力を入れています。

システムや経理の教育体制がしっかりしており、IFRS適用の最先端の会計処理のスキルを身につけることができますよ。

IFRS適用企業に勤めてない場合には、下記の方法でIFRS適用超大手企業に転職することをお勧めします。

  1. IFRS適用企業の上場企業に転職(自動車部品業界など人気がない業界がおすすめ)
  2. IFRSの経理経験を積む(3年程度)
  3. 大手企業に転職して高年収を確保する

実はIFRS適用の大手企業は、IFRSの実務経験がある人材には狙い目です。

なぜなら、日本基準しか経験していない他の候補者よりIFRSの実務経験者は優遇されるので、選考で有利になります。

なので、大手企業に入社する前に、入社難易度が低い上場企業で経験するのは大事ですよ。

IFRSの転職→【会計士と経理の転職】はIFRS適用企業がおすすめな理由【現役経理が解説】

上場企業のメーカー経理(海外駐在)

ワークライフバランスを確保しながら高年収を目指すならば製造業がおすすめです。

製造業の年収は金融業界には負けますが、福利厚生の手当が豊富にあり実質的な手取り額が多いのが特徴です。

例えば、家賃補助や食事手当の支給が代表的な福利厚生で、年収換算して+100万円以上となる企業もありますよ。

また、製造業の平均年収は現場の給与が含まれているので、現場より給与が高い管理部門である経理は企業の平均年収より高いです。

上場企業のメーカー経理で海外駐在になれば、30代前半で年収1000万円は軽く超えますよ。

海外駐在になる方法→【海外駐在に経理がなる方法は?】現役グローバル経理がメリットも解説

海外駐在を目指さなくても、メーカー経理は働きやすくて高年収なのでおすすめできますよ。

経理におすすめ業界→【経理でおすすめな業界はIT?】ホワイトな製造業も紹介

IPO狙いのベンチャー企業

IPO狙いの企業はワークライフバランスを確保することできませんが、若くして高年収を目指すことができます。

IPOに成功して上場を果たせば、IPOを主導していた人材が経理の部長や課長となります。

なので、20代、30代前半でも高年収かつ、上場企業の管理職の経験をお願い

積むことができますよ。

また、IPOを成功させた人材は市場価値が高いので、IPOに成功した後に転職することでも高年収を確保できます。

ベンチャー企業への転職のメリットとデメリット→【ベンチャー企業の経理】IPO経理に未経験で転職する長所と短所

【参考】稼げる経理になるためにすべき3つのこと

経理で稼ぎたいと思ったら、市場価値が高い人材になる必要があります。

そのために、市場価値を上げるために直ぐにでもできることを3つお伝えします。

  1. IFRSか連結決算の勉強をする
  2. 英語と簿記の勉強をする
  3. プロに無料相談をする

では、一つ一つ解説をしていきますね。

IFRSか連結決算の勉強をする

市場価値が高い業務は複数ありますが、代表的なものとしてIFRSと連結決算があります。

特に上場企業で連結決算の知識が必要ない企業は少ないので、優先的に勉強をしてみてはいかがでしょうか。

  • IFRS適用企業 or IFRS適用企業に転職活動予定→IFRSの勉強
  • 日本基準の企業で勤務予定→連結決算の勉強

IFRSと連結決算を体系的に理解している人材は、希少価値が高く企業が欲しがる人材となります。

経験者採用の面接では知識部分を見られるので、基準を理解していることが面接対策となりますよ。

IFRSでおすすめの本→【IFRSを学ぶのにおすすめな本5冊】解説が分かりやすい書籍を紹介

連結決算でおすすめの本→【連結決算を学ぶのにおすすめな本5冊】解説がわかりやすい書籍を紹介

英語と簿記の勉強をする

大手企業への転職を狙う場合には、候補者が多いので他の候補者と差別化する必要があります。

差別化する方法として1番手っ取り早いのが、英語力と資格です。

  • TOEIC800点以上
  • 簿記2級

上記2つの資格は英語×簿記のスキルを端的に示せる資格なので、大手企業でも有利になりますよ。

未経験者向けの記事ですが、経験者にも同じことが言えます。

簿記×英語力の有効性→【簿記2級×TOEIC800点】未経験で経理を目指すならコスパ抜群な理由【新卒も有効】

プロに無料相談をする

経理のキャリアに迷ったら、転職のプロである転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

貴方のキャリアを活かした転職先や、経理の仕事内容や高年収を確保できるキャリアプランについて詳しく教えてくれますよ。

勿論、相談した後に転職活動を辞めることもできるので、少しでも気になったら相談をしてみてはいかがでしょうか。

<経理の未経験者におすすめな転職エージェント纏め>

私が営業から経理に未経験で転職をしたときは、下記の5社を中心に転職活動を進めていました。

エージェント種類オススメなポイント体験談
リクルートエージェントリクルートエージェントは求人数No.1
非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。
【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します
dodadodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。
自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。
【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します
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できるだけその企業や業界について深く理解した上で、応募先企業を決めることができるので安心です。
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マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。
通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。
※マイナビエージェントの体験談を参照

経理に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

経理が稼げるかの纏め

経理が稼げるかは勤める企業に依存します。

しかし、経理の面白いところは市場価値が高ければ働く企業を選ぶことができることです。

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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