経理の転職活動

【会計士と経理の転職】はIFRS適用企業がおすすめな理由【現役経理が解説】

監査経験がある会計士や、実務経験がある経理が狙うべき企業はIFRS適用企業がおすすめです。

実際に私も経理の経験者採用(IFRS未経験)でIFRS適用企業に転職をしましたが、30代で年収1000万円前後を確保できています。

また、実際に転職市場でもIFRSの経験があると、経理としての市場価値が高く、条件が良い給与が提示されますよ。

この記事では、会計士又は経理の方で転職を検討している方に向けて、IFRS適用企業がおすすめな理由を解説します。実際にIFRS適用企業で働いており、2回の転職経験に基づいているので現状に即した内容になっていますよ。

では、纏めていきます。

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【前提】IFRSが未経験でもIFRS適用企業に転職はできる

IFRS適用企業に転職をするには、IFRSの実務経験をMUST要件としている企業は少ないです。

実際に勤務先でも経理を募集する時には、IFRSの実務経験はMUST要件とはしていません。

理由は下記の通りです。

  1. IFRSは日本基準との差異調整で行うので日本基準の理解が大前提
  2. IFRSの実務経験を積んだ人材は希少で募集をかけても集まらない
  3. IFRSの実務だけでなく、経理実務で何を経験したかが重要

私はIFRS未経験でIFRS適用企業に転職をしましたが、日本基準の単体決算業務の経験のみで採用されました。

なので、IFRSの実務経験がないから、IFRS適用企業への転職を諦めるのはもったいないです。

経理未経験からの転職はコツがありますので、年代別に下記の記事をご参照ください。

20代未経験から経理を目指す場合→【20代限定】未経験で経理への転職に成功するコツを解説します【体験談】

30代未経験から経理を目指す場合→【経理未経験で30代は転職できる?】現役経理が成功のコツを解説

【需要が高い】会計士とIFRS経験経理は即戦力候補

IFRS適用企業の監査経験がある会計士や、IFRS適用企業の連結決算を担当していた人材は即戦力候補として企業は歓迎します。

具体的には、IFRS適用企業の連結決算業務を任される可能性が高いです。

IFRS適用企業の連結決算業務は高度な知識が必要となります。また、需要に対して人材の供給が少ないので即戦力なら高年収(700万円~800万円前後)で採用されますよ。

IFRS実務を担当していて年収が低い場合には、市場価値を転職エージェント(例:リクルートエージェント)に聞いてみるのもおすすめです。

経理で年収が低い場合の改善方法→【経理は年収が低い?】給料が低い場合の改善策は1つだけ【現役経理が解説】

【結論】会計士と経理の転職でIFRS適用企業がおすすな理由5つ

経理 転職 IFRS適用企業

では、会計士と経理の転職でIFRS適用企業がおすすめな理由を纏めていきます。

まずは、箇条書きで紹介しますね。

  1. IFRSができる人材は高年収を確保できる
  2. IFRS適用企業はワークライフバランスを確保できる
  3. IFRS適用企業は将来増加する見込みである
  4. 外資企業や監査法人(アドバイザリー)、コンサルタントにも転職できる
  5. 会計処理を考える楽しさがある

では、一つ一つ解説をしていきますね。

①IFRSができる人材は高年収を確保できる

IFRSを採用している企業は少ないので、IFRSの実務経験がある経理も当然に少ないです。

なので、IFRS導入を検討している企業やIFRSを導入したばかりの企業は、IFRSの実務経験が豊富な人材が喉から手が出るほど欲しいです。転職エージェントの話では、IFRS経験の有無で年収に50万円~100万円前後の差が出るそうです。

特にIFRSでの連結決算業務の実務経験は需要が高く、30代、40代なら管理職やリーダークラスで採用されますよ。

しかし、将来IFRS採用企業が増えてくると、IFRSの実務経験を積んだ人材が増えますので、徐々に希少価値が薄れます。なので、IFRS経験だけで高年収を確保するのが難しくなります。

なので、現段階でIFRSの実務経験をお持ちの方はなるべく早めに動くことをお勧めします。

②IFRS適用企業はワークライフバランスを確保できる

IFRS適用企業は上場企業を中心に248社です。(参考:会計基準を巡る変遷と最近の状況

IFRS企業を採用している代表的な企業は、花王・三菱商事・ホンダなどの大手企業が中心です。

IFRSを採用すると経理の負担は増えると考えるかもしれませんが、大手企業はシステムに多額の投資をしているので自動化が進んでいます。

なので、無駄な単純作業は少なく基本的に定時で帰れる環境が整備されているので働きやすいですよ。

但し、IFRSを初年度適用する時期は、経理の負荷は非常に高く、初めてIFRSを採用した時期から1年程度は残業が続くことが想定されます。

もし、ワークライフバランスを絶対に確保したい場合はIFRS導入を検討している段階の企業は避けることをお勧めします。

経理のワークライフバランス→【経理は楽なの?】現役経理が特に楽な業界と仕事の特徴を語る

③IFRS適用企業は将来増加する見込みである

上場企業は現在IFRSは任意適用ですが、将来は強制適用とすることを金融庁が検討しています。

また、日本基準もIFRSに合わせて基準を改訂していくので、日本基準もIFRSに似てきます。

なので、IFRSを現在採用していない企業も、近い将来IFRSを導入する必要があるため、IFRS適用企業は増えていきます。

なので、IFRS実務経験がある人材は幅広い企業で需要が尽きることはないでしょう。

高年収を確保するのが難しくても、需要は一定数確保できるので転職先に困ることはありません。

将来安定した年収が約束されているので、メリットは十分にありますよね。

④外資企業や監査法人(アドバイザリー)、コンサルタントにも転職できる

IFRSの実務経験を積むと、転職先はIFRS適用企業に留まりません。

例えば、

  • IFRS適用の外資企業の経理
  • Big4監査法人のアドバイザリー部門
  • 国内系FAS
  • 会計システム会社の経理システム導入支援(例:SAP、オラクル)

上記はIFRSの知識を活かして高年収を確保できる、典型的な職種です。

特に、Big4のアドバイザリー部門は必ずしも会計士でなくても転職ができるので、一般企業の経理からでも狙ってみてはいかがでしょうか。

私も経理部門ですが、転職エージェントからBig4を勧められたことがあるので、上場企業のIFRS連結決算を担当していれば採用の可能性はありますよ。

Big4監査法人に強い転職エージェント→ MS-Japan

会計処理を考える楽しさがある

日本基準とIFRSには大きな考え方の差があります。

  • 日本基準:細かいルールまで明確なのでルール通り処理する
  • IFRS:大まかなルールが決められており会社で妥当性を考える

例えば、繰延税金資産の回収可能性は日本基準では要件がガチガチに決められてますが、IFRSは大まかな指針があるのみです。

なので、IFRSは自分で論点を整理して、事実を当てはめて監査法人と議論する面白さがありますよ。

私も実務で不明点が沢山あり、毎日本を読みながら勉強していました。

IFRSのおすすめの本→【IFRSを学ぶのにおすすめな本5冊】解説が分かりやすい書籍を紹介

【無料相談可能】IFRSを活かせる仕事をプロに聞いてみる

実際にIFRSを活かせる仕事や給与をプロに聞いてみるのもおすすめです。

転職エージェントに相談すれば、紹介可能な求人を実際に提示してくれるので、年収の相場や企業が具体的に分かりますよ。

話を聞いてみて希望と異なれば転職活動をしないこともできるので、気軽な気持ちで試してみてはいかがでしょうか。

私がIFRS適用企業に転職するときに実際に使った転職エージェントを紹介しておきますね。

<【日系企業向け】経理経験者の転職に強い転職エージェント>

私は中小企業の経理から上場企業の経理への転職をしたときは、下記の組み合わせをメインで転職活動を行ってました。

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【MS-Japanの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します

経理に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

会計士と経理の転職はIFRS適用企業がおすすめな理由の纏め

IFRSの実務経験者の需要が高くなるのは、間違いないでしょう。

IFRSの連結決算業務まで経験をすれば、転職活動で貴方が企業を選ぶ側になれますよ。

希少価値がある人材になって高年収を確保しませんか。

正しい転職エージェントの使い方を始めとして、貴方が納得する転職をするために必要な知識が詰まった本です。ストーリー形式なので読みやすく、転職を初めてする方にも分かりやすく記載されています。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

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星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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