営業職が辛くて毎日悩んでいる方は、営業が向いていないだけかもしれません。
私は営業が向いておらず毎日会社に行くのが嫌でしたが、経理に転職したら問題なく働けています。
向いていない仕事を数年も続けるの精神的にもキャリア的にも無駄なので、1度冷静に転職を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事では、営業で辛い思いをしている方向けに、私が経理への転職で辛さが改善されたポイントを解説します。実際に営業が辛かった私の体験談を元に記載していますので、共感頂けることもあるのではないでしょうか。営業が辛くて毎日会社に行くのが辛い方には是非みて欲しいです。
では、纏めていきます。
目次
【前提】営業でストレスを感じてるなら辞めてOK
営業は向いてない人間にとっては地獄です。
- 行きたくない接待
- 未達のノルマ
- 顧客からのクレーム処理
様々なストレスの要因がありますが、私が一番辛かったのが何を改善すれば営業成績が上がるか理解できなかったことです。
顧客の数だけアプローチの方法があり、空気を読んで臨機応変に対応するのが難しく直ぐに営業の仕事が楽になるとは思えなかったです。
しかし、経理に転職をした後は上場企業で海外駐在を任せて貰える程度に成長ができたので、仕事には向き不向きが確実にありますよ。
営業が向いていない時の対処方法→【営業が向いてないのは甘え?】営業に向いていないと言わたので辞めました【体験談】
【宣伝】経理のキャリア相談を承ります
経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。
例えば、
- 年齢
- 将来経理以外の職種につきたいか
- マネジメントをしたいか
- 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
- 未経験から経理になるには何をしたら良いか
貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。
また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。
ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります
【具体例】営業が辛い理由5つ
まずは、営業が辛い理由を明確にしてみましょう。
辛い理由が明確になれば、改善すべき事項が明確になりますよね。
では、まずは箇条書きで纏めていきます。
- 顧客のスケジュールに合わせる必要がある
- 顧客の機嫌が理由もなく悪いときがある
- 受注しても喜ばれないときがある
- 営業でのキャリアアップが不明確
- そもそも営業が向いてない
では、一つ一つ解説をしていきますね。
①顧客のスケジュールに合わせる必要がある
営業職だと顧客と商談するときは、相手のスケジュールに合わせる必要があります。
何故なら顧客がお金を出して買う側なので、基本的に顧客のスケジュールを優先します。なので、有給休暇は取りにくいです。また顧客によっては時間外で対応する必要もありました。
また、直前で約束していたスケジュールが変更になることも度々ありました。
なので、プライベートの予定すらも顧客に合わせて変更する必要がありストレスがたまりました。
②顧客の機嫌が理由もなく悪いときがある
商談を開始すると、何故か初めから不機嫌な顧客がいます。
無理矢理アポを取ったわけでもなく、相手の都合に合わせて日程調整しても、何故か不機嫌なときがあるので避けようがありません。
仕事が忙しくてイライラしたのかもしれません。
しかし、社会人なので30分ぐらいは仲良く商談して欲しいと本気で思っていました。
毎日ビクビクしながら顧客訪問するのが私はストレスでした。
③受注しても社内で喜ばれないときがある
一生懸命に受注して社内で喜ばれるなら、モチベーションが保てます。
しかし、高確率で受注しても社内で喜ばれないときはあります。場会によっては社内で検討した結果、受注を断ることすらあります。
理由は様々で
- 工場が忙しい
- 利益率が悪い
- 品質保証が面倒くさい
- 新しい製品なので作れない
現場や技術、開発サイドの意見も分かります。
しかし、私は社内目標で受注を目指して結果を出したのに、その結果が全部門が後ろ向きの姿だとモチベーションが保てません。
営業側の大きな仕事は利益率を上げることです。社内の収益が悪いと値上げ交渉を命じられます。
その際には、簿記の原則を理解すると交渉が楽になるので、会計の基本の勉強はオススメです。
会計を学ぶのにおすすめ本の纏め→【経理初心者におすすめ】会計が簡単に理解できて実務に役立つ本
④営業でのキャリアアップの方法が不明確
営業を続けるにしても、将来どのようにキャリアアップしていくのかが不明確でした。
扱う商品、顧客の種類、勤め先の知名度によって必要とされる営業スキルは大きく異なります。営業の経験を積んでも、転職市場で評価されるのは同業他社のみなので、転職での市場価値も上げるのが難しいです。
また、営業は明らかに転職で有利となる資格がないので、自分で勉強してキャリアアップすることも難しいです。
営業は、もし努力しても上司から評価されなかったら、出世の道が閉ざされる可能性が高いです。将来のキャリアが上司に依存していると思うと、上司の顔色ばかり伺うことになりビクビク過ごしていました。
上司と上手くやる方法の纏め→【話が嚙み合わない上司】との仕事でストレスを軽減する対策4つ
⑤そもそも営業が向いていなかった
そもそもですが、私は営業の仕事をしていて楽しいと思ったことがあまりなかったので、営業自体が向いていませんでした。
向いてない仕事をすると、仕事のモチベーションが保てないため、仕事で結果を出せません。そして、結果を出せないので上司に怒らるので更にモチベーションが低下する悪循環に陥ります。
向いていない仕事を続けるとストレスで体調不良になりますので、自分が向いていないと思ったら迷わず部署異動か転職をした方がよいです。
【具体例】経理に転職して改善できること

では、実際に経理に転職をして改善できたことをお伝えしますね。
まずは、改善点を箇条書きで纏めていきます。
- プライベートのスケジュールが立てやすい
- 自分たちが顧客側なので八つ当たりにあわない
- 他部門に法律に基づいて要求できる
- キャリアアップの努力が報われやすい
- 経理が向いていた
では、一つ一つ解説をしていきますね。
①プライベートのスケジュールが立てやすい
経理は、決算期が繫忙期でそれ以外の時期が閑散期と明確です。
そのため、残業の見込みが時期によって目途がたつので、有給取得など予定が立てやすいです。
閑散期に有給休暇を取得しても誰も文句を言いません。また、周りも有給休暇を積極的に取得しているので取りやすいです。
経理の職場環境は下記の記事に纏めていますので良かったら見て下さいね。
経理のワークライフバランス→【経理は楽なの?】現役経理が特に楽な業界と仕事の特徴を語る
②自分達が顧客側なので八つ当たりにあわない
経理が外部とやり取りする主な相手は、監査法人とシステム会社なので経理が顧客となります。
なので、初めから機嫌が悪いことは一切ありません。
丁寧に皆様ご対応して頂けるので、余計なストレスは一切ありません。
経理にとって働きやすい会社を選べば、経理は社内でも社外でも理不尽に怒られることはないですよ。
ブラック企業を避けるコツ→【経理でおすすめな企業は?】ブラック会社を見抜くコツ9つ【現役経理が解説】
③他部門に法律に基づいて要求できる
経理も他部門と調整する業務は沢山あります。
しかし、経理が楽なところは、調整すべき事項は法律や監査法人の要求事項なので、実施する事は他の部門も納得してくれることです。
感覚としては、法律や監査法人が言うなら、面倒くさいけど実施するしかないよね~とう強制的に前向きに業務が進んでくれます。
調整業務はコツを掴めば、上手くいくことが多いので試してみてくださいね。
④キャリアアップの努力が報われやすい
経理は個人で意識して努力すれば、キャリアアップをして自分自身の市場価値を上げることができます。
市場価値が上がれば、転職する会社を自分で選ぶことができるので、年収も上げられます。
経理がキャリアアップしやすい理由は主に下記の3点です。
- 簿記などの資格が実務と直結しているため資格が評価される
- 経理は転職がしやすい職種なので上司と相性が悪ければ転職できる
- 経理は法律に基づいて処理するので、社外でも通用するスキルが身につく
経理が転職しやすい理由も下記に纏めていますので良かったら見て下さいね。
経理が転職しやすい理由6つ【経理関連職なら年収UPも狙える】
⑤経理が自分に向いていた
経理はコツコツ努力すれば上司や転職市場から評価されるので、一歩一歩着実に進むタイプの自分には相性が良かったです。
評価されるとモチベーションが湧きますので、仕事でも結果を出せます。結果を出すと新しい仕事を任せて貰えたり、年収が上がるなどメリットが沢山あります。
経理に向いているかの診断→【経理に向いているかの診断】経理に向いてる人向いてない人を客観的に解説
【無料相談】自分のキャリアについて転職エージェントに相談してみる
経理の仕事内容やキャリアプランだけでなく、自分のキャリアについて転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
転職エージェントは無料で利用できますので、話を聞いてみて経理が合わないと感じたら転職をしないこともできます。また、転職エージェントから他の職種の提案を受けることもあるので、試しに話だけは聞いてみる価値はあります。
営業が向いてないと思いながら働くよりも、他のキャリアプランを考えてみるのがおすすめですよ。
営業の業務経験は他の職種でも有利になることが多く、実際に経理でも営業の業務経験は転職で評価されますよ。
営業から経理への転職のコツ→【営業から経理への転職の強みは?】志望動機の作成のコツも紹介【営業出身の経理が解説】
キャリアチェンジの相談におすすめな転職エージェント
キャリアチェンジ(未経験職種への挑戦)を検討する場合には、個別に丁寧に転職をサポートしてくれる転職エージェントがおすすめです。
職務経歴書と面接対策が丁寧なマイナビエージェント と非公開求人が多い リクルートエージェントと doda を併用しましょう。
私が営業から経理に未経験で転職をしたときは、上記3社を中心に転職活動を進めていました。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
doda | dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。 自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。 | 【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
マイナビエージェント | マイナビエージェントでは、各企業の人事担当者と直接会って、求人票だけでは分からない詳細な情報を入手しています。 できるだけその企業や業界について深く理解した上で、応募先企業を決めることができるので安心です。 | 【マイナビエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
マイナビジョブ20's | 人材サービスを幅広く扱うマイナビの中でも、20代を専門としているのは『マイナビジョブ20's』のみです。 マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。 通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。 | ※マイナビエージェントの体験談を参照 |
転職エージェントを複数利用する場合の注意点は下記の記事で紹介していますので良かったらみて下さいね。
【転職エージェント複数利用の注意点は?】メリットも体験談から解説
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
営業が辛いときの纏め
営業で働くのが辛くても、他の職種なら働くのが楽しいこともあります。
辛い仕事を無理矢理続ける必要はありません。
キャリアチェンジ(未経験者の転職)は早い方が有利になので、転職を決断したら早めに行動するのがおすすめです。
市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。
【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較
転職に関するオススメな本→【転職に役立つおすすめな本と漫画】20代・30代に読んで欲しい