上司とは毎日仕事で関わりがあり上下関係が明確なので、日々ストレスが溜まりますよね。
私は転職経験があるので様々な上司と仕事をする機会がありましたが、正直合わない上司もいました。
しかし、上司との仕事のやり方を見直せば合わない上司でもストレスを最小限に留めることができますよ。
この記事では、上司との関係を改善したい方に、おすすめの具体的な対処方法を紹介します。どの方法を試したら良いか、悩んでいたら紹介する方法を実践してみて下さいね。体験談を基にご紹介するので、同じことで悩んでいたら効果があるはずです。
では、纏めていきますね。
【前提】上司と相性が悪くても改善策はある
上司と相性が悪くても、仕事のやり方を少し変えるだけで劇的に関係は改善をされます。
上司によってそれぞれ好む仕事のタイプはありますが、仕事ができる人は上司が変わっても評価が継続して高いです。
仕事ができる人の報告の仕方や上司との接し方を学べば、上司からの評価も改善をしていきますよ。
上司を変えるよりも自分が変わった方が楽なので、仕事のやり方を少し変えてみませんか。
また、上司との関係を良好に保つには交渉力や折衝力が大事なので時間があるときにでも学んでおきましょう。
交渉力や折衝力が学べる本→【交渉力が身につくおすすめの本】折衝力を高めるのに役立つ書籍を紹介
【例外】上司が頭がおかしくて改善不可能な場合は逃げるのがおすすめ
私は社会人で10人以上の上司と一緒に仕事をしたことがありますが、関係の改善が不可能な人もいました。
例えば、課内のメンバー全員に上司の指示事項に従わないメンバーは処分の対象と発信するなど様々な問題行動をする上司と遭遇したことがあります。
あまりに常軌を逸した行動に、多くのメンバーが退職をしている場合には転職を検討することをお勧めします。
転職活動をすると逃げ場が出来て心の安心感は得られますので、転職エージェントに相談だけしてみることをおすすめします。
【無料】転職エージェントのキャリア相談サービス
転職エージェントは求人紹介だけでなく、キャリア相談も無料で行ってくれます。
転職エージェントは転職を勧める可能性が高いですが、進むべきキャリアや最新の転職動向を聞くことができるので相談して損はありませんよ。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
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【結論】仕事で上司と合わないときに試したい4つのこと
話が嚙み合わない上司への対策方法を4つ紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
- 上司へ100%の完成物を提出しない
- 上司からの小さな頼み事は直ぐにやる
- 上司の依頼事項は事前に成果物のイメージを共有する
- 上司と気軽に雑談をする
では、一つ一つ解説をしていきますね。
①上司へ100%の完成物を提出しない
上司に客先や社内に出す資料を見て貰う機会は多いですよね。
しかし、上司の美的感覚や言い回しは、作成者と異なることが多いです。
なので、私は提出資料は50%ぐらいの出来で出すことにしました。
しかし、単純に50%で出すと文句を言われるので、原案を作成したのでイメージと合っていますかと笑顔で確認を求めながら作業を進めるようにしました。
原案と言っているので上司も文句を言わない、かつ、私も直されて当然と思っているのでストレスが溜らないですよ。
資料作りのコツ
提出物は完璧なものを出さない。上司は何かしら意見を言うことが義務だと思っている方もいるので、必ず上司の意見を入れる為50%ぐらいの段階で原案ベースで上司の好みを掴む。
ギリギリに完璧な物を提出してはいけない。例え自分や上司以外の第三者が完璧だと思っても、上司が完璧だと思わなければ修正は発生する。しかも、上司はギリギリだと自分の意見を入れられないので、怒る傾向が強い。結果、ストレスが溜まる。
資料の提出はこの方法が非常に有効でした。上司が過去に作成したプレゼン資料があれば、デザインなどは全て真似するのが楽ですよ。
無駄なプライドは捨てましょう。ピカソの絵が綺麗と思うか、そう思わないかのレベルの違いです(笑)
②上司からの小さい頼みごとは直ぐにやる
上司からちょっとした依頼を受けること多いですよね。皆様もこんな経験ありませんか?
打ち合わせをしたいから、誰々さんの予定押さえてくれない?・・・資料作成中なんだよな~よし、資料ひと段落したら相手に確認するか。
しかし、十分後、予定分かった?と聞かれ・・・まだです。と答えると怒られた経験。
上司の優先順位と、自分の優先順位は全く異なることに。小さい頼みごとは、直ぐに終わることが大半なので、速攻片付けて報告しましょう。相手が不在であった場合には、その旨伝えると上司は安心します。
正直、自分でやってくれと思いますが(笑)、小さい頼みごとを快く引き受けると、ミスしてもあまり怒られなくなります。
ミスしても怒られないコツ
上司が求めているスピードで、頼まれたことを提供する。基本的に小さい頼みごとは、自分の仕事を中断して直ぐにやるのが吉です。もし、時間がかかりそうだと思ったら、期日を確認しましょう。
自分の仕事を優先すると、上司が依頼した事項を忘れているのではないか?と疑心暗鬼になり催促されます。双方不快になりますので、メリットなしです。遅かれ早かれやることは変わらないので、さっさと片付けましょう。
小さい頼みごとは会話のきっかけになりますので、上司とのコミュニケーションを促進する意味でも効果的ですよ。
上司の頼みごとにはExcelのデータ処理やグラフ作成などの資料作りも多いので、普段からExcelは学んでおいても損はありませんよ。
Excelが学べる本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介
③上司の依頼事項は事前に成果物のイメージを共有する
上司から依頼を受けて仕事をしたが、上司の意図と全く違うことをした経験ありませんか?
上司は実務をやっていないので、指示が曖昧なことが多いです。
そもそも、依頼事項が達成不可能であったりすることすらあります。
また、上司自身が指示内容を誤認していたり、知識不足であることが多いため、成果物がイメージできていない場合もあります。
実務に詳しい部下から依頼事項に対する成果物のイメージを事前に共有する必要があります。イメージの共有が出来ないと、上司が求めるものが出来上がりません。上司も作成不可能な物は要求しないので、イメージを共有している中で無理だと分かれば依頼を取り下げます。
上司は分からないとは素直に言えない種族です。こちらから手を差し伸べるのが、業務を上手く回すコツです。
上司の期待通りに行動するコツ
上司に成果物をイメージさせることで、上司自身に成果物を具体的に認識させる。これにより、上司と意図が違う仕事をすることはなくなります。
イメージを共有しないと、上司は自分の想像で成果物を決めます。それを推測して仕事をするのは至難の業です。
上司も得意分野や不得意分野があるので、プライドを傷つけない程度にサポートしましょう。
マネジメントの勉強を管理職になる前に貴方がすることで、上司の考え方を理解できる可能性が上がります。上司の考え方が理解できれば、上司との関係も良好になっていきます。
マネジメントを学ぶのにおすすめな本→【プレイングマネージャーにおすすめの本5選】係長にも読んで欲しい書籍を紹介
④上司と気軽に雑談をする
上司も人間です。気軽に話せる部下は可愛いに決まってます。
上司と雑談を気軽にできると、自分の異動の希望を気軽に伝えたり、業務の悩みを話し易いメリットもあります。
上司が最近ちょっと苦手だな・・・と思ったら逆に積極的に雑談しましょう。そのまま、避けていたら関係が悪化します。
私は営業時代に上司と関係が悪化した時に、報告以外に会話をまともにしなかったです。
その結果、報告や指示すらメールでしかやり取りをしないようになり、非常に仕事がやり難くなったことがあります。私の苦手意識が上司にも伝わり、より関係を悪化させてしまいました。
経理に転職してからは、ちょっと意見が食い違ったら会議の後雑談するようにしました。生意気言ってすみませんでした、みたいな感じで話掛けると、上司も笑って会話をしてくれます。 上司も会話のきっかけが欲しいのです。 雑談を上手く使いながら、自分の意見を言うと関係も良好になるので非常におすすめです。
上司とのコミュニケーションのコツ
上司との関係が悪化しそうな時は、積極的に雑談をする。雰囲気が和んだら、雑談の中でそれとなく気持ちを伝えてみる。
会議で皆がいる前でガチで論戦する。関係が悪化したら、疎遠にする。仲直りのきっかけを掴めないので、仕事が辛いです。上司と関係が悪化して良いことは絶対にありません。
上司も話し相手が欲しいのです。たまには、5分ぐらい雑談に付き合いましょう(笑)
近年はフォロワーシップの考え方が流行っており、上司を上手く使うスキルを学んでみてはいかがでしょうか。
フォロワーシップが学べる本→【フォロワーシップが学べるおすすめ本5選】解説が分かりやすい書籍を紹介
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
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具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
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仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
話が嚙み合わない上司への対策の纏め
上司も本当は部下と仲良くしたいはず。
立場上上司が嫌われ役を買っている場合もありますので、たまには雑談して上司の悩みも聞いてあげましょう。
それでも駄目なら、新天地で新しい上司と一緒に仕事を楽しみましょう。
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