経理キャリアUP

【経理はやめとけは本当?】無理矢理ヤバいことを見つけてみた【基本的に最高】

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Twitterやネットの情報を見ると、経理はやめた方がいいとの意見を見つけることがあります。

私は未経験から経理に転職する時に、経理に関するネガティブな情報に不安になったのを覚えていますが働いてみると天国です。

なので、実際に経理として働き始め「経理はやめとけ」と言われる理由を無理矢理見つけてみました。

この記事は、経理に興味がある方に向けて、経理はやめとけと言われる理由と改善策を解説します。私だけではなく経理部門で働いているメンバー数十人の声も反映しているので、経理の働き方をイメージしたい方には参考になると思います。

では、纏めていきますね。

【前提】経理のやめとけの理由が年収なら気にしない

経理は年収が低いと言われることがありますが、参考程度に考えることをおすすめします。

何故なら経理の年収は、所属する企業に依存するので年収が低いか高いかは入社した企業によります。なので、経理の平均年収は500万円ですが、連結決算や税務申告が出来れば700万円程度は転職して簡単に確保できますよ。

経理の基本的な年収UPの方法は、実務経験を積んだ後に平均年収が高い企業に転職するの一般的ですよ。

なので、最初は年収が低いかもしれませんが5年程度決算経験を積めば600万円程度なら簡単に達成できます。

年収UPの方法→【経理は年収が低い?】給料が低い場合の改善策は1つだけ【現役経理が解説】

【宣伝】経理のキャリア相談を承ります

経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。

例えば、

  1. 年齢
  2. 将来経理以外の職種につきたいか
  3. マネジメントをしたいか
  4. 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
  5. 未経験から経理になるには何をしたら良いか

貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。

また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。

ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります

【結論】経理は【やめとけ】と言われる理由6つ

経理 やめとけ

まずは、Twitterやネットで経理はやめとけと言われる主な理由は何でしょうか。

経理はやめとけと言われる理由は長い間変わっていません。実際に経理で働くと、やめとけと言われる理由も納得する部分はありますが、ほとんど解決できます。また、サラリーマンとして働くならほかの職種でも同じ悩みが発生します。

まずは、その主な理由を箇条書きにします。

  1. 経理の仕事にやりがいが感じられない
  2. 経理の仕事は評価されにくい
  3. 人間関係が狭く深いので他のメンバーに気を遣う
  4. 専門知識が必要なので業務が難しい
  5. 決算期は忙しい
  6. AIの進化により経理に将来性がない

では、一つ一つ解説していきます

①経理の仕事にやりがいを感じられない

経理は間接部門なので、営業や開発などと異なり売上に直接貢献することはありません。

社内で経理が注目されることは本当に少なく、サポート的な立場であることは事実です。

なので、ノルマを達成するなど個人的な目標を達成することでやりがいを感じることはほとんどありません。

②経理の仕事は評価されにくい

経理は売上など数値で実績を示すことができないので、正確な評価が難しい職種ではあります。

売上に貢献しない間接部門を軽視する時代錯誤な会社であれば、評価がされず出世がしづらい可能性が高いです。

なので、実力通りに経理の仕事が評価されにくいことは、一部の会社にはあり得る話ですが確率は低いです。

経理の仕事が評価されない場合の対策→【経理の仕事が評価されない?出世できない?】原因と改善方法を提案します

③人間関係が狭く深いので他のメンバーに気を遣う

経理は出張や外出が少ないので、部内のメンバーと一緒に仕事をする機会が多いです。

また、経理はメンバーと協力して決算を行うので、メンバーとの協力は必要不可欠となります。

なので、部署内で他のメンバーと良い関係を築くことは、他の部署と比較して大事となります。

④専門知識が必要なので業務が難しい

経理は簿記の知識を基に業務を行うので、慣れるまでは難しいと感じることはあります。

特に入社直後は専門知識と会計システムに慣れていないため、他のメンバーより業務のスピードが遅れてしまいます。

なので、経理の業務は慣れるまでは難しいと感じる人が多いです。

⑤決算期は忙しい

決算期は経理の繫忙期なので、決算担当者は忙しいです。

特に上場企業の年度末の決算は提出する書類が膨大なので、残業が発生する企業が多いでしょう。

会社によって程度の差はあれど決算期は忙しいです。

参考に私の勤め先は、年度末以外の月間の残業時間は5H程度、年度末は15H程度です。

近年はシステム導入により効率化が進んでおり、他の企業も過度な残業時間が発生することは少なくなってきてはいます。

⑥AIの進化により経理に将来性がない

AIの進化により、経理の仕事はAIに奪われるので将来性がないと言われています。

経理のうち単純作業を繰り返す業務については、AIに仕事を奪われる可能性が高いです。

勤め先でもシステムを導入して、単純作業は徐々にAIに任せて経理事務を削減しています。

【改善策】経理のデメリットの対策6つ

経理はやめとけと言われる理由に対して改善策はあります。

改善策を意識して働けば、経理はWLBが取れるのでプライベートを確保しやすい職種です。

では、対策を箇条書きにしていきます。

  1. 経理の仕事の本質を理解する
  2. 経理を高く評価する会社を知る
  3. 上司との付き合い方をマスターする
  4. 1年間は頑張る&簿記の勉強をする
  5. Excelをマスターする
  6. 経理で将来性がある業務を担当する

では、一つ一つ解説していきますね。

①経理の仕事の本質を理解する

経理は経営者の意思決定をサポートするのが主な業務です。

経営者が経理の提供した情報に基づいて適切な判断ができれば、経理の仕事は成功しています。

なので、経理は企業の参謀役となりたい方には、やりがいを感じられる職種です。

特にCFOはお金に関わる全ての業務を管轄をする重要なポジションでやりがいを感じられる場面が多いので目指してみてはいかがでしょうか。

CFOになりたい方におすすめな本→【CFOを目指す人におすすめな本5選】経理のキャリアが学べる書籍を紹介

②経理を高く評価する会社を知る

経理が評価される会社の特徴は下記の通りです。

  1. 上場企業
  2. 間接部門の役員が在籍している
  3. 経理が部門である(課や係でない)

上記に当てはまる個数が多いほど、会社が経理を重視しています。

また、経理は経営数値を扱うので、役員との距離が近く間接部門でも出世がしやすい部門です。

なので、間接部門が評価される会社であれば、営業や開発などと比較して不利となることはありません。

経理におすすめな業界→【経理でおすすめな業界はIT?】ホワイトな製造業も紹介

③上司との付き合い方をマスターする

経理部内で働きやすい環境を作れるかは上司との関係が大事となります。

経理はお金を扱うので、上司から承認を貰う機会が多く、話す機会が多いです。

なので、上司との関係が良好であれば、仕事がスムーズに進み周りのメンバーとの関係も良好となります。

交渉力が学べる本→【交渉力が身につくおすすめの本】折衝力を高めるのに役立つ書籍を紹介

また、上司とどうしても上手くいかない場合にも、経理は転職をしやすい職種なので再スタートを切り易いです。

経理が転職をしやすい理由→【経理は転職しやすい理由5つ】経理はつぶしがきくので職種変更も有利

④1年間は頑張る&簿記の勉強をする

未経験で経理になった場合には、最初は業務に慣れるのに苦労します。

私も経理に未経験で転職をしましたが、先輩社員と同じ量の業務をこなすには約1年間はかかりました。また、業務は簿記の知識を基に説明されるので、日商簿記2級程度の知識があると業務に慣れるのが楽になります。

経理はある程度慣れるまでは大変だと思っていた方が気が楽です。

しかし、業務に慣れれば自分のペースで仕事を進められるので、ワークライフバランスを確保することができますよ。

経理の実務になれるには、まずは全体像をイメージできるように本などで経理の業務を学ぶのがおすすめです。

経理の実務が理解できる本→【中小企業の経理実務の勉強におすすめな本5冊】分かりやすい書籍を紹介

⑤Excelをマスターする

経理の仕事が早い人は、Excelを使いこなしていることが多いです。

使いこなすと言っても、マクロまでは使える必要はなくピポットテーブルなど基本的な関数でOKです。

Excelの関数を理解できれば、業務のスピードは飛躍的に上がるのでスピードの差も無くなります。

Excelは経理の仕事をする限り使う機会があるので、本を一冊読んでマスターすることをおすすめします。

経理で使うExcelが学べる本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介

⑥経理で将来性がある業務を担当する

AIが担当できる業務は定型業務のみです。

なので、経理の業務のうち非定型業務を担当をすれば、AIに仕事を奪われることはありません。

非定型業務(管理会計、国際税務、連結決算など)を経験すると、経理としての市場価値が高く高年収を得ることができます。

私は上記の業務を経験していますが、30代前半で年収700万円~800万円程度なら転職エージェントから頻繫に引き合いがきます。

経理の仕事が全て無くなることはなく、むしろキャリアを積んだ経理であれば平均年収以上を得ることも難しくありません。

経理とAIの関係性→【経理の仕事はなくなる?】AIが進化しても経理知識や簿記は必要不可欠です

【参考】自分の適職を科学的に調べてみる

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適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

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仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

経理はやめとけの纏め

経理はやめとけと言われる理由自体は間違ってはいません。

どの職種を選ぶかは、将来のキャリアアップに大きな影響を及ぼします。

私は自分が好きな(向いている)職種を選ぶと、仕事自体が面白く感じるので長く働けて結果を出しやすいと思います。

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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