経理の転職活動

【簿記2級実務経験なし】で経理に転職するコツを解説【未経験で内定取りました】

結論から言えば、日商簿記2級を取得していれば経理の実務経験なしで経理に転職することは可能です。

但し、企業が未経験で経理の求人を出す場合に、採用する社員に求めることを理解して転職活動をする必要があります。

なので、企業が求めることに従って転職活動をすれば内定は確実に獲得できます。

この記事は、日商簿記2級を取得済の経理未経験の方向けに、企業側の目線から、入社する社員に求めることを解説しています。企業が求めることが分かれば、面接の対策や入社後のイメージを描きやすいです。現役経理マンが採用目線で具体的に説明します。

では、纏めていきます。

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【前提】簿記2級は実務経験なし採用(ポテンシャル採用)に応募する

簿記2級があっても、経理の実務経験がなければ未経験者の扱いとなります。

応募する求人はポテンシャル採用で未経験者の採用を目的としている求人に応募する必要があります。簿記2級を取得していても、実務経験がないので経験者採用には応募できません。

※事務系統、会計事務所での経験があれば、経理経験と扱って貰えることはあります。

入社後や面接の対策として経理実務がどのようなものか本で勉強をしておくと他の候補者と差別化が出来て有利ですよ。

経理の実務が分かる本→【中小企業の経理実務の勉強におすすめな本5冊】分かりやすい書籍を紹介

【年代別】簿記2級経理の未経験が合格しやすい企業の紹介

経理に限らず未経験者採用は年齢が若い方が有利となります。なので、20代と30代で狙う企業が異なります。

表で説明した方がイメージがつきやすいので表で解説しますね。

<資格と応募企業の目安>

項目年齢上場企業
※グローバル企業
上場企業
※国内売上中心
上場企業
※スタンダード市場
未上場企業
会計事務所
20代
30代前半
30代後半×××
40代以上×××

<内定確率>

  • ◎=50%
  • ○=20%
  • △=10%
  • × = 3%

20代は英語力があればプライム市場の企業から内定を貰える可能性が高いので英語力がある方は、プライム市場を目指してみてはいかがでしょうか。

上場企業では35歳以上の未経験者の採用の実績を聞いたことがないので、確率は非常に少ないと考えられます。実際に私の勤め先では、設立して以来一回も採用がないとことです。

経理は実務経験を積めば、転職をしやすい職種なのでなるべく若いうちに経理経験を積むことをおすすめします。

経理に強い転職エージェントに聞けば、内定を得やすい企業を無料で紹介してくれるので試してみてはいかがでしょうか。

経理に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

【書類選考対策】経理未経験者の採用で企業の評価ポイントを知る

経理未経験者を採用する場合には、まずは3つの側面から他の候補者を比較します。

面接まで進めば人柄を見ますが、書類選考は下記の3つの評価が主体となります。

  1. 年齢(若ければ若いほど基本的には有利)
  2. 簿記系統の資格(簿記2級あれば書類選考は通りやすい)
  3. 英語力(TOEIC800点超~有利)

経理未経験者の採用の場合には、職歴は参考程度です。事務職など経理に少し関連した職種でExcelの扱いに長けていたら有利になります。

もし、経理の経験者が欲しければ経験者で募集をしますので、未経験者を採用するのは伸びしろを期待して採用するがほとんどです。

簿記だけでなく決算書の読み方も入社後に必要となるので、事前に勉強をしておくことをおすすめします。

決算書の読み方が分かる本→【決算書の読み方】の勉強におすすめの本5冊【分かりやすい書籍を経理が厳選】

【通過率を上げる】経理未経験で書類選考が通らない場合の対策3つ

書類選考が通らないときの対策は大きく分けて3つあります。

  1. 職務経歴書の添削サービスを利用する
  2. 応募企業のレベルを落とす
  3. TOEIC800点 を目指す

1から順番に優先して対策していきましょう。

職務経歴書は第三者に客観的に添削を受け修正することで、企業に貴方の魅力が伝わりやすくなります。

職務経歴書の改善は直ぐに対策できて効果が高いので、対策をして損はありません。

職務経歴書と履歴書の添削サービス→【職務経歴書・履歴書の添削サービス】有料・無料ごとにおすすめを紹介

【面接対策】簿記2級実務経験なしの中途に企業が求めている3つのこと

日商簿記2級 経理未経験

企業が日商簿記2級保有者に求めることを知れば面接対策をたて易いです。

大きく分けて3つのことを期待しています。

  1. 単体決算業務に早く従事して欲しい
  2. 自分なりの経理のキャリアプランを考えて欲しい
  3. 既存の経理メンバーと仲良くやって欲しい

では、一つ一つ解説していきます

①単体決算業務に早く従事して欲しい

企業が日商簿記2級持ちを採用するメリットとは、簿記の基礎知識があるので新卒と比較して成長速度が早いことです。

なので、簿記の基礎知識だけでなく、経理の実務に素早く対応できるようにExcelを身につけておくことをお勧めします。

具体的にはExcelを使えることを、職務経歴書でアピールしてExcelを使用した業務が得意な旨を面接で伝えれば面接官に好印象を与えられます。

Excelについては、下記の記事で紹介してる本のレベルをマスターすれば実務でも対応できます。

Excelが学べる本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介

②経理のキャリアについて真剣に考えているか

未経験者を採用して困るのが、経理で実際に働いてみたけどイメージと違ったと言われて退職されることです。

経理未経験の方が、経理部に入社してから数十年のキャリアアップのイメージが出来ていると、経理の業務内容を良く理解できて安心できます。

例えば、経理部門に入社して単体決算業務→連結決算業務→管理会計→工場経理→海外子会社→国内子会社の経理部長を目指すなど、具体的に説明すると相手に伝わりやすいです。

なんとなく経理を目指したのではなく、経理の業務内容をしっかりと調べて、理解した上で経理を目指したことを伝えるのが大切です。

採用する側の目線では、未経験で経理をやりたいと言う方は多いですが、日商簿記2級の資格を取得して更に経理キャリアを描いている方は、経理が本当にやりたいことが分かります。

経理職種への熱意が高いと、退職の可能性は低いと考えることができます。

CFOを目指す人におすすめな本→【CFOを目指す人におすすめな本5選】経理のキャリアが学べる書籍を紹介

③20代後半や30代前半の場合には年下の既存メンバーと上手くやれるか

未経験者採用の場合には、職位と等級は低いのが一般的です。

また、未経験者にはOJTで教育係が付いて実務を教えていきます。

年齢を配慮して教育担当者をつけますが、社内の事情により貴方より年齢が低い社員が教育担当になることもあります。また、管理職は年上でも実務の業務を担当しているリーダーが貴方より年下の場合もあります。

年下でもその会社での社歴は先輩となるので、敬意を持って接する必要があります。

年下からの指導でも素直に受け入れることができる人材でないと、採用が難しいのが現状です。

採用する側の目線では、前職で後輩の指導経験があった人材などは優秀なので採用したいです。しかし、経理として未経験の立場で年下から教わることに抵抗感がないか心配となります。

実際に勤務先でも年下からの指導が耐えられずに退職してしまった方はいます。

年齢構成が気になる場合には、質問でメンバー構成などを聞いてみましょう。

企業も採用する人材には長く勤務してもらいたいと思っていますので、詳細に説明してくれます。

人間関係を円滑に進めるのに役立つ本→【交渉力が身につくおすすめの本】折衝力を高めるのに役立つ書籍を紹介

【宣伝】経理のキャリア相談を承ります

経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。

例えば、

  1. 年齢
  2. 将来経理以外の職種につきたいか
  3. マネジメントをしたいか
  4. 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
  5. 未経験から経理になるには何をしたら良いか

貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。

また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。

ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります

【参考】簿記1級で実務経験なしより簿記2級で実務経験ありが有利

簿記2級で実務経験ないので簿記1級をを目指す人がいますが、簿記1級を取得するよりも実務経験を積むことを最優先にすることをおすすめします。

経理は年齢が上がるにつれて実務経験が重視されるので、中小企業やベンチャー企業に入社して実務経験を積む方が簿記1級よりも市場価値が高くなりますよ。また、簿記2級を取得していれば実務経験がなしても興味を持ってくれる企業はあるので粘り強く転職活動をしてみてください。

また、簿記1級は難易度が高く取得するまでに早くて半年程度かかり、通常は1年程度の時間がかかります。

実務経験が1年あれば単体決算までは経験でき、上場企業も狙えるレベルの市場価値になりますよ。

【参考】経理に向いているか科学的に調べてみる

経理に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

簿記2級実務経験なしで経理に転職するコツの纏め

企業が未経験者の経理に求めることは、どの企業も共通しています。

企業が求めることを理解できれば対策は容易なので、しっかりと準備して内定を勝ち取ってくださいね。

市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めてますので良かったら見て下さいね。

【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較

転職に関するオススメな本→【20代の転職におすすめな本5選】30代の初めての転職にも役立つ書籍を紹介

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【経理に強み】履歴書・職務経歴書の添削サービス開始

経理や管理部門の経験を伝えたいと思いブログを開始して約1年が経過しました。

ブログも月3万PV超になり、転職に関する問い合わせを受ける機会も多くなりブログを開始して本当に良かった思っています。

お問い合わせを頂く項目で件数が多かった履歴書と職務経歴書の添削をココナラでサービスを開始しましたので良かったらご利用ください。

サービス提供を開始した背景

経理の採用活動を担当している時は、職務経歴書の完成度により書類選考の通過率に大きな影響を与えていることを感じました。

私が注意深く職務経歴書を3回程度読むと良い経験をしていると推定されるので面接をしたいと考えても、人事や他のメンバーに反対され泣く泣く不採用にしたケースもあります。

同じ経験をしていても書き方により、経理だけでなく経理経験がない人事や役員にも魅力が伝わる職務経歴書の書き方があり、書類選考の通過率を上げることができると考えます。

良いキャリアアップへのお手伝いできればと考えサービス提供を開始しました。

購入のメリット

1)利便性 今回の転職だけでなく、長く使える形式で職務経歴書を作成しますのでキャリアを考えた際には効果的な投資効果を得られると思います。

2)他サービスとの比較 通常のエージェントと違うのは、経理や管理部門で実際に勤務をしているので、経理や管理部門が欲しがる人材を熟知しているとこです。

また、キャリアカウンセラーとして優秀な方は多いと思いますが、経理や管理部門の専門性が高い業務内容を熟知した上でアドバイスできるキャリアカウンセラーは少ないです。

私自身は経理や管理部門を担当からTOPまで経験しているので、各ポジションに合わせた魅力ある職務経歴書の作成をお手伝いできます。

想定対象者

・経理や管理部門の書類選考に通らない方

・志望業界(企業)に合わせて職務経歴書を準備したい方

・職務経歴書に自信がない方

・企業側の面接官の視点を知りたい方

履歴書・職務経歴書併せて添削・作成します 【内定率UP】経理に強みがある人事責任者が企業目線で支援

  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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