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【転職エージェント経由の書類選考が通らない?遅い?】理由と対策を採用担当が解説

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転職活動で転職エージェントを利用する方は多いのではないでしょうか。

私は2回の転職活動で転職エージェントを利用していましたが、転職エージェント経由の書類選考が通過せずに悩んだことがあります。

転職エージェント経由の書類選考は仕組みを理解して応募をすれば、通過率も上昇しますよ。

この記事では、転職エージェント経由の書類選考が通らなくて悩んでいる方に向けて、転職エージェント経由の書類選考の仕組みを紹介します。懇意にしている転職エージェントの情報や経理で採用担当をしていた体験談を元に解説をするのでお役に立てると思います。

では、纏めていきますね。

【前提】転職エージェント経由の書類選考には2つのパターンがある

まず、転職エージェント経由の書類選考には大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. 担当の専任転職エージェントが紹介した求人に応募するパターン
  2. 転職エージェントのサイトに掲載されている求人を自分で選んで応募するパターン

転職エージェントに登録をすると貴方専属のアドバイザーが付きます。また、登録と同時に転職エージェントが運営している求人管理表にアクセスが可能となります。

1の求人は専属のアドバイザーが貴方の希望とスペックを考慮した求人なので書類選考に通りやすいです。

2の求人は自分で選んでいるので書類選考に通過しにくくなります。

なので、1の場合で書類選考が通過しないのは単純に転職エージェントのレベル(求人と候補者をマッチングさせる能力)が低いので転職エージェントを変えることをおすすめします。

2の場合に書類選考が通過しないのが多くの方の悩みになるので、次の段落で詳しく理由を解説致します。

転職エージェントは得意とする年齢や性別が異なりますので、迷ったら下記の区分に従ってサポートを依頼しましょう。

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【参考】転職エージェント経由の書類選考の結果連絡が遅い場合の対処方法

転職エージェント経由の書類選考の結果が遅い場合は3つのパターンがあります。

  1. 転職エージェントの書類選考は通過済みで企業の書類選考の結果待ち
  2. 転職エージェント経由の書類選考の結果待ち
  3. 転職エージェントが結果の連絡を忘れている

企業の書類選考まで進んだ場合でも、遅くとも2週間程度で結果の連絡はきます。

なので、2週間を経過して結果がこなければ遠慮なく転職エージェントに問い合わせても問題ありません。

私は何度か催促して書類選考に通過したので、問い合わせで選考に影響はありませんでしたよ。

結果が来なくてモヤモヤするならば、担当の転職エージェントに直接聞いてみましょう。

【理由】転職エージェント経由の書類選考が通過しない理由5つ

では、前置きが長くなりましたが転職エージェント経由の書類選考に通過しない理由を紹介しますね。

まずは、箇条書きで纏めていきます。

  1. 釣り求人である場合
  2. 既に内定が決まっている場合
  3. 公開していない応募要件がある場合
  4. 年収レンジ・役職が合わない場合
  5. 明らかに企業が求める業務経験を満たしていない場合

上記5つの場合に当てはまるときは、企業の書類選考に回さずに転職エージェントの書類選考で落とします。

全ての書類を企業に回すと企業の人事の負荷が大きいので、ある程度企業の希望に合った人材に絞ることも転職エージェントの大きな役割となります。

なので、転職エージェントは事前に企業と欲しい人物像の打ち合わせを入念に行いますよ。

では、一つ一つ解説していきますね。

①釣り求人である場合

転職エージェントに登録をして貰うために、条件が良い釣りの求人を転職エージェントが掲載若しくは勧めることがあります。

釣りの求人は条件が良いですが、企業からの求める条件が非常に厳しく実際には企業に紹介できる人材がほとんどいないケースが当てはまります。なので、条件が良い求人を宣伝代わりに用いて登録を勧誘する転職エージェントもいます。

釣りの求人の目安は下記の通りです。

  1. 条件が良い求人なのに半年程度連続で掲載されている
  2. 応募後1日で不採用の連絡が来た
  3. 応募後数週間しても音沙汰がない

上記の場合には釣り求人の可能性が高いので、書類選考に落ちても気にしないようにしましょう。

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②既に内定が決まっている場合

新卒採用と異なり転職はタイミングが内定獲得に大きく影響をします。

転職エージェントへの掲載期間が3ヶ月であっても、良い人材が最初の2か月で確保出来ればその時点で企業の採用活動は終了します。また、内定はまだでも最終面接待ちの候補者が複数いれば、その中から内定を出すのが基本なので新たに書類選考はしない可能性が高いです。

企業側の採用活動が終了しても、契約の掲載期間であれば転職エージェントの求人票には掲載された状態であることは頻繫にあります。

これらの求人に応募をしても転職エージェントの選考の段階で落とされてしまいます。

転職活動を効率的に終わらせるには、書類選考が始まったばかりの新規の求人を狙うのが王道と言われています。

目安としては掲載開始から1か月以内の求人を狙うのがおすすめです。

③公開していない応募要件がある場合

企業はブランドイメージの確保や法令の制限により、応募要件を名目的には広く設定して求人を出す傾向があります。

例えば、年齢、性別、学歴、転職回数につき企業が応募要件を設定しているが、対外的には公開せずに、転職エージェントにのみ条件を伝えていることがあります。

転職エージェントは企業が設定した応募要件に合致しない候補者は転職エージェントの書類選考の段階で落とします。

転職エージェントのサイトに掲載されている求人を自分で選んで応募して落ちる理由の大半は、企業が公開していない応募要件を満たしていないことです。

④年収レンジ・役職が合わない場合

転職エージェントは企業の年齢に応じて出せる年収レンジや役職を大まかに把握しています。

例えば、A社の求人案件はリーダークラスの募集なので、年齢は30代前半で年収は600万円程度で内定が出ると想定します。A社の求人案件に希望年収が1000万円の候補者や部長職を希望している候補者が応募しても条件がマッチしないと考えて落とします。

転職エージェントに伝える希望年収や役職は選考に影響をするので、自分が許せる最低限度のラインを正直に伝えることをおすすめします。社宅提供など年収に含まれない福利厚生もあるので、厳しすぎると良い企業との縁を見逃す恐れがありますよ。

私は希望年収を転職エージェントに伝えるときは幅を持たせて回答をしています。

例えば、最低の希望年収は600万円ですが、今回は700万円を狙っていますと伝えていました。

年収の幅を広げておくことで転職エージェントに落とされる確率は減少しますよ。

⑤明らかに企業が求める業務経験を満たしていない場合

転職エージェントは事前に企業が求める候補者をヒアリングしています。

なので、年齢などのスペック以外にも業務経験での選考も簡易的に実施しています。

例えば、下記の項目を確認しています。

  • 管理職採用の場合:マネジメント経験の有無
  • 経験者採用の場合:企業が求める業務の経験年数の確認
  • バックオフィスの場合:PCレベルの確認

管理職採用の場合はマネジメント経験が無ければ転職エージェントの選考の段階で落とされることが多いですよ。

また、バックオフィスの場合にはPCレベルは確認されますので、職務経歴書に使えるExcelの関数などは記載しておくことをお勧めします。

Excelが学べる本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介

【対策】転職エージェント経由で落ちる場合の対策2つ

転職エージェント経由で落ちる理由は分かったけど、転職エージェント経由で落ちる場合の対策はどうしたら良いかも気になりますよね。

まずは、箇条書きで対策を紹介します。

  1. フォローが手厚い転職エージェントを併用する
  2. 直接応募に切り替える

では、一つ一つ解説していきますね。

① フォローが手厚い転職エージェントを併用する

大手転職エージェントは釣り求人はないですが、扱う求人と転職希望者が膨大なのできめ細かなフォローは苦手としています。

しかし、小規模過ぎる転職エージェントは釣り求人など、担当者の質に問題がある場合も多々あるのでおすすめできません。

狙い目は準大手の転職エージェントでフォローが手厚い転職エージェントを大手転職エージェントと併用することです。

準大手転職エージェントは担当者の質も良く、転職希望者が大手ほどは多くはないので一人一人に向き合ってサービスを提供してくれます。

例えば、大手転職エージェントだとスペックで問答無用に足切りに合う場合でも、準大手転職エージェントなら企業にフォローを入れて書類選考を通過するケースもありますよ。

フォローが手厚いおすすめ準大手転職エージェント

おすすめ準大手転職エージェントは下記の通りなので良かったら試してくださいね。

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マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。
通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。
※マイナビエージェントの体験談を参照

② 直接応募に切り替える

転職エージェント経由で通らないなら、企業のHPから直接応募してみてはいかがでしょうか。

例えば、転職エージェント経由で落とされた思った求人があれば、当該企業のHPから直接応募で申し込んでみる選択肢もありますよ。

但し、選考中の場合には2重応募となり転職活動で暗黙でNGとされている行為なので、必ず転職エージェントから不合格が来てから直接応募しましょう。

特段の但し書きがなければ1度落ちた企業に応募してはいけない理由はありませんので、納得がいかなければ再度チャレンジしてみましょう。

書類選考の通過率を少しでも上げるためには第三者に客観的に添削してもらうのがおすすめですよ。

有料・無料で受けれる添削サービス→【職務経歴書・履歴書の添削サービス】有料・無料ごとにおすすめを紹介

【参考】自分の適職を科学的に調べてみる

自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

転職エージェント経由の書類選考が通らない理由の纏め

転職エージェント経由で書類選考が落ちる場合は、スペックや他の候補者の選考状況が原因であることが多いです。

早期に改善をすることは難しいので、専任の転職エージェントが貴方のために選定した求人も検討してみてはいかがでしょうか。

また、書類選考の通過率は20%~30%前後なので応募の数を打つことも大事ですよ。

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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