経理の転職活動

【転職で書類選考の連絡が遅い理由5つ】中途の書類審査をした経験から解説

転職で企業に応募をしても書類選考の結果の連絡がなかなかないことがありますよね。

私も2回の転職経験がありますが、連絡が来ないとソワソワして他の事に手が付きませんでした。

書類選考の連絡が遅い理由を知ればソワソワした気持ちも少しは収まると思いますので、実際に選考した側の経験からも解説しますね。

この記事は転職の書類選考の連絡が遅くて悩んでいる方に向けて、中途の書類選考の連絡が遅いときの理由を5つ紹介します。実際に2回の転職を行い、また自部門の書類選考を担当した経験から解説をしますのでお役に立てると思います。

では、纏めていきますね。

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【前提】転職で書類選考の連絡が遅いのは合格or不合格?

転職で書類選考の連絡が遅くても合格の可能性はあると転職エージェントや他のサイトでは言われています。

しかし、書類選考の結果が遅ければ遅いほど合格の可能性は低くなるのが現状です。2週間を経過しても結果の連絡がない場合には不合格の可能性が高いです。

企業は欲しい人材は他に取られたくないので、3日~5日程度に連絡をして素早く選考をするようにします。

万が一人事の動きが鈍い場合には、所属部門から人事に圧力をかけて早く面接を組むように促しますよ。

なので、書類選考が遅い場合には結果を待たずに他の企業にも並行して応募をするのがおすすめです。

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書類選考の通過率→【中途の書類選考の通過率(合格率)は?】2回の転職体験談から何割落ちるか解説

【体験談】転職の書類選考で1 ヶ月後に合格連絡が来ました

私が転職活動をしていたときに、応募をしてから1ヶ月後に書類選考通過の合格の連絡が来た企業もありました。

応募したときは志望度合いも高い企業でしたが、誠意がない企業に感じて直ぐに断りました。

誠意が無いと思った理由は

  1. 選考に時間が掛かるならその旨の連絡があるべきと思った
  2. 選考結果のお伺いを2週間前にしたにも関わらず応答がなかった
  3. 1ヶ月も選考に時間がかかった理由を教えて欲しかった
  4. 社外の人間である候補者に誠意がある対応をしない企業は社内の従業員の扱いも酷いと推測した

候補者も企業を選ぶ権利があるので、面接や選考のやり取りで入社に不安を感じる場合には他の企業と比較をして検討することをおすすめします。

内定に迷ったとき→【転職で内定に迷う】やめたほうがいい?決断できない時の確認事項8つ

【結論】転職で書類選考の連絡が遅い理由5つ

転職 書類選考 連絡 遅い

では、転職で書類選考の連絡が遅い理由を解説しますね。

まずは、箇条書きで纏めていきます。

  1. 他の候補者の1次面接の結果待ち
  2. 採用部署が繫忙期で書類選考に時間が掛かる
  3. 追加での確認事項を転職エージェントとやり取りしている
  4. 転職エージェントの書類選考の段階で不合格となっている
  5. 不合格者には連絡をしないor連絡が遅い企業

では、纏めていきますね。

①他の候補者の一次面接の結果待ち

書類選考で多くの候補者があった場合は下記の分類に分けられるます。

  1. 一次面接に呼ぶ候補者
  2. 採用を見送る候補者
  3. 補欠候補

1と2の場合には結論が出ているので、1週間以内に連絡がきます。

しかし、3の補欠候補に当てはまる場合には、一次面接で他の候補者の出来栄え次第で補欠候補を一次面接に追加で呼ぶか決まります。

例えば、

  • 一次面接に呼んだ候補者の全てが落選:補欠候補者を一次面接に呼ぶ
  • 一次面接に呼んだ候補者の数人が最終面接に進む:補欠候補者に不合格の連絡

なので、貴方が補欠候補になっているときは書類選考から2~3週間程度の時間を要することがありますよ。

②採用部署が繫忙期で書類選考に時間が掛かる

大手企業や大企業だと少ないケースですが、中小企業やベンチャー企業など管理職クラスも実務を担当している企業では起きるケースです。

採用部署(配属先の部署)の書類選考の担当者が繫忙期で書類選考をする暇がない場合には、人事から書類が回って来ても緊急度が低いので後回しになります。正直に言えば管理職クラスの人材が書類選考をする時間も確保できない企業は、残業が多くなる可能性が高いので注意が必要です。

大手企業や大企業の管理職は実務を担当しないので採用部署で書類選考が止まるケースは少なく、人事が候補者へ連絡するタイミングを管理しており極端に遅れる可能性は低いです。

応募している企業が中小企業やベンチャー企業で繫忙期(例:経理の決算期など)の場合には、繫忙期が過ぎるまで結果の連絡が来ないことがありますよ。

③追加での確認事項を転職エージェントとやり取りしている

転職エージェントを経由して応募すると候補者に【何か】を確認したいときは転職エージェントに連絡がいきます。

企業が書類選考をしている中で通過させたいけど、事前に確認したい項目があるときは転職エージェントに確認をしますよ。

例えば、

  • 内定を出した場合に希望年収に届かないが大丈夫か?
  • 2回の転職をしているが理由は何か?
  • 入社はいつ頃になりそうか?

質問があったときに直ぐに貴方に連絡が入れば良いですが、貴方に企業からの質問が届かないことがありますよ。

例えば、

  • 転職エージェントが事前に貴方との面談で把握している内容だったので貴方に連絡しないで企業に回答した
  • 転職エージェントが質問の意図が掴めず企業とやり取り中である
  • 転職エージェントが多忙で処理できていない

転職エージェントの担当者が気が利く人であれば、貴方に企業から一報がきたのでもう少々選考はお待ちくださいと連絡をくれます。

しかし、気が利かないと企業からの連絡が長期間ないように感じて、書類選考が遅く感じる理由となりますよ。

なので、転職エージェントは担当者の質が高いエージェントを利用することをおすすめします。

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④転職エージェントの書類選考の段階で不合格となっている

企業に応募をする時に転職エージェントを利用している場合には、転職エージェントの書類選考の段階で不採用となるケースがあります。

企業は人事の工数削減のために、一定の要件を満たさない応募者は転職エージェントの段階で書類選考をして欲しいと依頼することがありますよ。

転職エージェントが書類選考を担当する場合には、早いか遅いかの両極端となります。

要件が明確になっているので合否の判定自体は直ぐに出ているのですが、連絡のタイミングは転職エージェントにより異なります。

例えば、

  • 応募後数時間で結果の連絡が来る
  • 応募後2週間で一斉に同時期に応募した企業の不採用の連絡が来る

転職エージェント経由の場合には2週間経過したら気軽に問い合わせてみましょう。

企業の選考に進んでいれば選考状況を教えてくれますし、転職エージェント経由で落選していれば結果がきますよ。

転職エージェント経由の書類選考の仕組み→【転職エージェント経由の書類選考が通らない?遅い?】仕組みと理由を解説

⑤不合格者には連絡をしないor連絡が遅い企業

世の中には書類選考の不合格者に連絡をしない企業も存在します。

求人票に連絡をしない旨が記載されているならまだしも、記載もなくサイレントで見送りをする企業もありますよ。

また、不合格者には同タイミングで一斉連絡をする企業もあるので、最初に応募した候補者への連絡が遅くなる場合があります。

転職の書類選考で1ヶ月経過しても連絡がない場合には落ちたと思って他の企業に応募しましょう。

仮に通過をしていたとしても、1ヶ月も連絡しない企業が良い企業だとは思えません。

【参考】転職の面接に合格するための自己分析

面接のために再度自己分析もしておくと内定の確率が高くなりますよ。

面接の通過率を上げるには、自分の価値観を分析して一貫性のある回答を作ることが大事となります。

書類選考を通過しているという事は、企業が求めるスペックは満たしています。後は面接対策をすれば内定を得られる可能性が高いです。

自分の価値観分析を事前に行うことで、面接での質問に自然に答えられるようになります。

例えば、価値観分析を基にして下記の質問にスラスラ答えることができます。

  • 自己PR
  • 長所と短所
  • 相性が良い仕事仲間のタイプ

また、価値観診断を実施しておくことで相性が良い企業や上司のタイプも確認できます。結果は合格した場合に内定を受けるかの判断材料になりますよ。

私が価値観診断の結果で精度が高いと感じたのが、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラム(コンピテンシー診断)です。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

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※クリックすると拡大できます

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

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転職で書類選考の連絡が遅い理由の纏め

書類選考の結果の連絡が遅い場合には落ちたと思っていた方が気が楽です。

落ちたと思って転職活動を継続していれば、新たに良い企業に出会えて書類選考に通過する可能性も上がります。

書類選考の結果を待ってる間に面接対策や企業研究をして少しでも内定率を上げる取り組みをしてみてはいかがでしょうか。

市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

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サービス提供を開始した背景

経理の採用活動を担当している時は、職務経歴書の完成度により書類選考の通過率に大きな影響を与えていることを感じました。

私が注意深く職務経歴書を3回程度読むと良い経験をしていると推定されるので面接をしたいと考えても、人事や他のメンバーに反対され泣く泣く不採用にしたケースもあります。

同じ経験をしていても書き方により、経理だけでなく経理経験がない人事や役員にも魅力が伝わる職務経歴書の書き方があり、書類選考の通過率を上げることができると考えます。

良いキャリアアップへのお手伝いできればと考えサービス提供を開始しました。

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2)他サービスとの比較 通常のエージェントと違うのは、経理や管理部門で実際に勤務をしているので、経理や管理部門が欲しがる人材を熟知しているとこです。

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私自身は経理や管理部門を担当からTOPまで経験しているので、各ポジションに合わせた魅力ある職務経歴書の作成をお手伝いできます。

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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