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【転職後1年で再転職するコツ6つ】転職失敗で再転職した体験談から解説

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転職して新しい会社に入社したけど、実際に働いてみたら自分と合わない場合には、無理せず再度転職を検討することをおすすめします。

合わない職場で働き続けて体調を崩すよりも、新しい職場で心機一転頑張る方が長い目でみたらメリットが大きいです。

短期間で離職した理由を説明出来れば、再度転職することは可能ですので、悲観的になる必要はありません。

この記事は、転職後直ぐに転職したい方向けに、転職活動で不利にならないためのコツを紹介します。実際に私も転職で入社した中小企業の経理を1年で辞めて大企業の経理に転職していますので、お役に立てるかと思います。

では、纏めていきます。

【前提】転職後1年で再転職も転職理由を明確に出来れば可能

転職後1年で転職をする場合には、面接官が納得できる転職理由を準備できるかがポイントです。

1年で転職をした理由を明確にすれば、通常の転職と一切変わりません。私も転職後1年で再転職をして、中小企業の経理から上場企業の経理に転職を成功させています。

なので、再転職を成功させるには、転職理由を整理して複数の人にチェックして貰い、客観的な転職理由を準備しましょう。

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【再転職のメリット】短期での転職がおすすめな5つのパターン

短期離職はデメリットもあるので決断を迷いますが、下記の場合には退職を推奨します。

問題がある企業で長期間働くと、精神的にも経済的にも貴方にとって損になります。

  1. 業績の赤字が続いている場合
  2. パワハラなど明らかな法令違反がある場合
  3. 社風が全く合わない場合
  4. 求人票の内容と労働条件が異なる場合
  5. 残業時間が過度に多い場合

私は業績が赤字続きで約束した年収が貰えなかったので、転職後1年で再度転職しました。

正直言って、あのまま働き続けても明るい未来はなかったので、転職して良かったと思います。

再転職のメリットは、待遇や働く環境が酷い企業から抜け出して自分を守れることです。

【再転職のデメリット】企業が転職後1年で退職した人材に持つ懸念点

企業が短期離職をした人材に持つ懸念点は大きく分けて2つです。

  • 人間関係を上手くやれるか
  • 業務に直ぐに飽きないか

過去に上記2つの原因で退職した場合には、どの会社でも多少は同じ問題が起こるので入社しても直ぐに辞めないか心配になります。

逆に言えば、上記2つ以外の理由で退職した場合には、企業は入社後も長く働いてくれると考えて採用をします。

なので、面接で聞かれる退職理由は上記以外の理由を軸に回答を準備しましょう。

【結論】転職後1年で再転職を成功させるコツ6つ

転職後 1年 再転職

再度転職する場合には、企業に転職する理由を納得して貰う必要があります。

企業は必ず1年で退職する理由を聞いてくるので、事前に準備をして回答準備をしておきましょう。

転職後1年での再転職で不利にならないコツをまずは箇条書きで説明します。

  1. 働きながら転職活動を行う
  2. 再転職の理由は入社後の業績悪化を理由とする
  3. 再転職の理由は担当業務が希望業務と異なることを理由とする
  4. 再転職の理由は残業時間の長さを理由とする
  5. 再転職の理由は人間関係など再発可能性があるものは理由としない
  6. 再転職に強い転職エージェントを利用する

では、一つ一つ解説をしていきます。

①働きながら転職活動を行う(内定を取るまでは会社を辞めない)

転職活動をする上で無職だと、早く就職をしなければならない重圧を感じたり、企業から足元をみられるので再転職が失敗する可能性が高くなります。

短期間で転職するとしても、離職して無職となるか働きながら転職活動を行うかでは、働きながら転職をした方が有利です。

離職して無職となった場合には、その時点で社会人としての職歴が途絶えます。内定は直ぐに出るとは限りません。内定が出ない期間が長引くと、無職期間が長引きます。職歴のブランク期間が長引いて、より一層不利になります。そして、金銭的な不安から妥協してブラック会社に入社⇒転職活動という最悪のサイクルに陥ることもあります。

辞めなければ、短期間でも忍耐力は認められ内定を貰える可能性が上がります。

②再転職の理由は入社後の業績悪化を理由とする

短期間の離職で1番簡単な説明は、入社した会社の業績悪化です。

例えば、業績悪化で想定年収が下がったり、福利厚生の制度がなくなったりしていませんか。

会社の業績悪化は個人ではコントロール不能なので、転職理由として受け入れて貰いやすいです。この時のポイントは、短期間で業績が回復する見込みがない旨を併せて説明することです。例えば、業績悪化に伴い社内の人材流出が続いているので、短期間で回復は非常に難しいと思われるなど、明確に根拠を示しましょう。

上場企業は財務状況を開示しているので、事実とかけ離れた虚偽の理由は簡単にバレますので、事実に基づいて理由を説明しましょう。

また、業績悪化を理由として転職活動した旨を伝えると、面接官から入社前に財務状況を調べなかったのかと質問を受ける場合があります。

この場合には、事前に調べた後に会社にヒアリングをしたら回復基調と伺った旨を伝えた上で、入社後に急激に悪化したことを強調して伝えましょう。

応募先の企業が業績の変動の激しい場合には、業績悪化の理由は使わないようにしましょう。同じことを繰り返すと思われるので、転職理由に納得して貰えません。

この理由は客観的で転職理由も明確なので、面接官も納得しやすいです。

業績が安定して待遇が問題ないなら、長く働いてくれると考えることができます。

③再転職の理由は担当業務が希望業務と異なることを理由とする

転職で採用する場合には、内定の段階で入社後に担当する業務を明確にして内定者に提示します。

内定者はその業務内容を見て入社するか最終的に判断します。

例えば、経理採用であれば、連結決算担当として入社したのに、単体決算しか担当させて貰えなければ、約束が違うことになります。

担当業務は自分でコントロールできないので、十分に理由となります。連結決算を担当したくて転職したのに、単体決算業務しか任せて貰えなかったので、転職で再度連結決算を担当できる会社を探している旨の説明なら納得できます。

この場合には、 内定の段階で示された業務と現在の業務が異なる理由を明確にするために、会社の説明を聞いておきましょう。

注意点は入社前に約束した業務内容と違うことを強調する必要があることです。約束を破ったのは企業側であって、その理由も不合理である旨を上手く説明する必要があります。

この理由は経理など専門職の場合には使いやすいです。

専門職は同じ部門でもそれぞれの業務が大きく異なりますので、事前に説明を受けた担当業務と異なる業務を担当することは、経験が活かせず本領を発揮できません。

十分に転職理由となりますので、堂々と言いましょう。

④再転職の理由は残業時間の長さを理由とする

転職では想定される残業時間の説明を受けます。

何故なら、近年ワークライフバランスが社会的に意識されており、残業時間も企業選びの一つの基準とする人が多いためです。

事前に説明された残業時間より実際の残業時間が大きく超過した場合は、短期で転職活動する理由となります。

残業時間は個人の問題とされる風潮もありますが、業務負荷が適切でないことがほとんどなので、個人でのコントロールが実質的に難しいです。

例えば、月の残業時間が10時間との説明を受けていたのに、実際は40時間であったようなケースです。

資格取得や家庭の事情で残業時間を短縮するために転職したのに、残業時間が長くなってしまっては転職した意味がありません。なので、残業時間を短くしたいことが転職の理由であれば、理由が明確なので企業も納得できます。

この場合には、実際に残業した時間を明確に述べた上で、残業時間が長いと困る理由を明確にすれば転職の理由としては十分です。

応募先の企業の残業時間が長い場合には、この理由は利用できません。例えば、 平均残業時間が40時間の会社に月の残業時間が40時間で多いから転職すると言ったら受からないですよね。

近年ワークライフバランスが意識されているので、残業時間も転職の大きな理由となります。

⑤再転職の理由は人間関係など再発可能性があるものは理由としない

上司や同僚と合わなかったなど、どの会社でも起こる可能性があることは転職理由としては絶対にダメです。

上司が意地悪でも、転職の面接官は応募者の上司が意地悪かは実際には分かりません。

なので、人間関係を問題にすると、入社後に再び人間関係で辞める可能性があると思われてしまいます。

転職理由に感情的な理由を使うのはNGです。面接官は実際に体験していないので共感しにくいです。また、感情的なことは本人に起因することがほとんどなので、会社を変えても再発すると思われます。ネガティブなことは、客観的な事(例:業績悪化など)以外は述べない方が、面接官に好印象です。

転職理由の基本は、入社する会社で再現されにくいことを選ぶのがおすすめです。

⑥再転職に強い転職エージェントを利用する

転職のプロであるエージェントにサポートを依頼するのもおすすめです。

沢山の転職者のサポート経験があるので、短期離職の対策のノウハウがあります。

エージェントは転職理由も一緒に考えてくれます。自分が思っている本当の転職理由を企業に伝えても問題がないように改変してくれるので、手間がかかりません。また、自分が考えた転職理由をレビューしてくれます。

再転職に強い転職エージェント

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仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

転職後に直ぐに転職しても不利にならないコツの纏め

短期間の離職は決して有利になることはありません。

しかし、事前にしっかりと対策すれば不利になることもありません。

短期間の転職が1度であれば、大企業に入社するチャンスもあります。

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星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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