経理の転職活動

【大企業の経理はつまらない?】仕事が面白くないときの対処方法も解説

私は大企業の経理で働いていますが、大企業の経理がつまらないと思う方の気持ちは良く分かります。

しかし、大企業の経理は給与や待遇面でコスパ抜群なので、仕事が面白くなるように工夫をすれば天国です。

大企業の経理がつまらない理由は、大規模であるため若手は部分的な仕事しか任せて貰えないことが大きな原因です。また、システムが優秀なので大半のことは自動化されているため、自分で課題を見つけて取り組まなければ時間を持て余すことも要因の一つです。

これらを改善できるように工夫すれば、大企業の経理も面白くなるはずです。

この記事では、 大企業の経理に勤めている又は興味がある方に向けて、大企業の経理がつまらない理由と改善策をお伝えします。私は中小企業の経理から大企業の経理に転職して最初は大企業の経理がつまらないと思うことが多々ありました。しかし、自分で仕事を工夫して取り組むと面白いと思えることが増えたので、ちょっとしたコツで楽しくなりますよ。

では、纏めていきます。

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【前提】大企業の経理は暇過ぎてつまらないこともある

大企業は資金が豊富なので、中小企業と異なり間接部門に多額の投資を行えます。

具体的には、下記の項目に多額に投資しています。

  • 高性能の会計システムの導入
  • 豊富な経理部の人員

システムの自動化が進んで業務が楽になったにもかかわらず、経理部の人員を削減しない状態だと一人当たり業務量は減ります。

なので、資金が豊富な大企業は、経理が暇でつまらなく感じることがあります。

大企業は高年収でもあるのでワークライフバランスを重視したい方には最高の環境となります。

経理のワークライフバランス→【経理は楽なの?】現役経理が特に楽な業界と仕事の特徴を語る

【魅力】大企業の経理キャリアは高年収を得やすい

大企業の経理は会計システムの導入で単純作業の工数を削減しています。

また、大企業ならではの高難易度の経理業務もあるので、大企業の経理で働くことは経理の市場価値を上げることに繋がります。

市場価値が高い具体的な業務は、

  • 連結決算業務
  • 国際税務
  • 管理会計

上記業務は大企業の経理でも重要視されているので、経験をすると転職市場で高い評価を受けます。

経理は転職をしやすい職種なので、勤め先の企業が暇過ぎてつまらなければ転職を手段の一つとして考えられます。

経理に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

【結論】大企業の経理がつまらない時の対処方法5つ

大企業の経理がつまらない

大企業の経理がつまらないと感じたときにおすすめの対処方法を紹介します。

まずは、箇条書きで纏めていきますね。

  1. 簿記の勉強をして経理の仕事の全体像を理解する
  2. 経理部内で担当業務の変更を希望する
  3. 社内で部署異動を希望する
  4. 仕事以外で熱中できる趣味を見つける
  5. 転職活動をして勤め先と比較する

では、一つ一つ解説していきますね。

上場企業の経理の仕事内容が分かる本→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

① 簿記の勉強をして経理の仕事の全体像を理解する

経理の仕事の全体像が理解できないと、部分的な業務の重要性や意味を把握できません。

業務の重要性や意味を理解できないと、仕事は面白くないですよね。

簿記の勉強をすることで、経理の全体像が理解でき、担当業務の改善作業を通じて経理部全体の改善作業に取り組むことができます。全体像を理解していると、次工程で本当に必要な情報が理解できるので、必要最小限の資料作成で済みます。また、担当業務で相手に資料要求するときも必要最低限の資料要求で作業できますので、相手から喜ばれます。

改善業務を真面目に取り組み、経理部全体の残業時間の削減に成功すれば、上司や同僚からの評価が急上昇します。

上司からの評価が上がると、自分が好きな仕事を選べるようになります。そして、勉強して関連した資格などを取得していれば、上司も任せて大丈夫と判断します。連結決算業務や税務など、経理部でも専門性が高い業務を担当すると大企業の経理の醍醐味が分かります。大企業でしかできない経理の経験もありますので、その業務経験をしてから転職を検討しても良いかもしれません。

また、経理の勉強を体系的にすることは自分のキャリアにとって大きなプラスとなります。

転職する決断をした場合に、日商簿記1級迄取得していれば、転職活動では自分が企業を選ぶ立場になります。

日商簿記2級を取得していない場合には、早期に日商簿記2級を取得しましょう。 日商簿記2級レベルの知識があると、単体決算業務の大部分が理解できるので仕事が面白くなってきますよ。

日商簿記2級なら通信講座を利用すれば3か月程度で合格レベルに達します。経理以外のキャリアにも使える資格なので取得して損はありませんよ。

【参考】簿記2級の独学におすすめな参考書

簿記2級は通信講座に通った方が効率的なのは間違いありません。

通信講座を検討している方は、まずは大手予備校に資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

大原公式資料請求サイト→高い合格実績で選ぶなら資格の大原 簿記1・2級講座

予備校にいきなり通うのではなく、試しにテキストで独学で勉強をしてみたいと方は多数の合格実績がある予備校の参考書を利用することをお勧めします。

簿記2級の参考書は多数発行されていますが、中でも経理メンバーから高評価だったテキストを紹介しておきますね。

<おすすめの参考書>

② 経理部内で担当業務の変更を希望する

上司は個々のキャリアや仕事のやりがいを細かく考慮して担当業務を決定していません。

なので、自分の希望はしっかりと上司に伝える必要があります。

例えば、連結決算がやりたいなら上司との面談や雑談でしっかりとその旨を伝えましょう。

上司に希望を伝えると、担当業務の変更が可能か難しいか大体分かります。また、日商簿記2級の合格など条件付きで担当業務の変更が可能となる場合もありますが、その場合は素直に条件達成のために努力しましょう。転職前に1度担当業務の変更を希望して、担当業務の変更が不可能だと分かってから転職しても遅くはありません。

上司に希望を伝えていなければ、上司は貴方がその業務をやりたい事を把握していないので、他の希望者に割り当てられます。

経理で専門性が高い業務は人気が高いので、希望しないと担当は回ってきません。

自分の希望する担当業務に付ければ業務も楽しくなりますので、遠慮なく希望していきましょう。

CFOを目指す方におすすめな本→【CFOを目指す人におすすめな本5選】経理のキャリアが学べる書籍を紹介

③ 社内で部署異動を希望する

経理がつまらなくて経理を辞めたいと思った方は、まずは社内異動を試みましょう。

大企業内部での部署異動であれば、未経験として他部門に移っても給与が下がるリスクがありません。

一方、経理から人事など経理と全く関係のない職種で転職する場合には、未経験者採用なので給与が下がる可能性が高いです。

経理は社内でも比較的人気がある部署です。貴方が希望する部署に経理を希望する方がいれば、貴方とその方の部署が入れ替わる可能性もあります。なので、まずは上司に希望を言って部署異動の可能性を聞いてみましょう。上司が全く希望を聞いてくれる様子がなければ、転職活動を開始しましょう。

また、部署異動を希望するときは経理が嫌になったとは言わずに、ポジティブなイメージで異動の希望を伝えましょう。

④ 仕事以外で熱中できる趣味を見つける

大企業の良いところは、ワークライフバランスが整っており、給与が平均以上に貰えることです。

仕事がつまらないなら仕事はほどほどにして、趣味に熱中することも人生を楽しむ一つの方法です。

私の会社でも、キャンプや釣り、ギターなど趣味を楽しんでいる方は沢山います。

仕事にやりがいを求めて大企業から転職した方は沢山います。実際に転職して仕事を楽しんでいる方もいます。しかし、半数以上は長時間労働と低賃金に苦しみ再度転職しています。転職は人生を左右するので、慎重に検討することをおすすめします。

仕事はつまらないけど、趣味に熱中できる環境があると思えば頑張れませんか。

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⑤ 転職活動をして勤め先と比較する

百聞は一見に如かずです。

実際に転職活動をして、様々な企業と今の勤め先をまずは比較してみませんか。比較するだけならリスクなしで行えますので。

転職活動をするとエージェントが企業を紹介します。その紹介される企業が、現在の貴方のキャリアで入社できる会社のレベルとなります。それらの企業と現在勤めている会社を冷静に落ち着いて比較してみて下さい。それでも転職したいと思ったら転職することをお勧めします。

実際に他の企業と比較すると、勤め先の給与や福利厚生の良さに改めて気づいたり、自分が担当したい業務は紹介されないことが多々あります。

転職活動自体は時間さえあれば出来るので、自分自身を納得させるためにも取り組むことをおすすめします。

経理の転職に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

【体験談】メーカー経理はつまらない?

私は中小企業のメーカーで1年、大企業のメーカーで5年間の経理経験があります。

メーカーの経理は2社ともワークライフバランスを確保できて働きやすい環境でした。

仕事内容は大規模な設備投資と海外への新工場設立準備などは楽しさを感じました。しかし、古い文化も根強く残っていおり、過去のやり方を踏襲することが求められるとこはつまらなく感じました。

メーカー経理の社風や文化→【メーカー経理の仕事内容は?社風は?】転職希望者に役立つ情報を現役経理が解説

【参考】経営企画は面白くない?

経営企画と経理は数値を扱う意味では似ていますが、業務内容は異なります。

  • 経営企画:経理が算出した決算書などの数値を基に分析や会社の方針を決める
  • 経理:決算書など各種数値を作成する

基本的には経理が作成した数値を使って、経営企画が分析をすることが多いです。

私は経理として経営企画と一緒に海外子会社の設立準備をしたことがあります。その際は、海外子会社の将来の収益予測の算定をサポートしていました。

経理メンバーの中には経営企画と仕事をするうちに経営企画の仕事が気に入って経営企画に転職する方もいます。

経営企画が面白いかの纏め→【経営企画はつまらない?】やりがいがあるか本音を同期に聞いてみた

【参考】経理に向いているか科学的に調べてみる

経理に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

経理がつまらない対策の纏め

大企業は勤めているとメリットが沢山あります。”つまらない”という理由だけで辞めると後悔してしまうかもしれません。

まずは一度、転職前に出来ることをやってみてはいかがでしょうか。

市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

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星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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