経理キャリアUP

【経理は楽しい?】現役経理が面白いと感じる仕事の場面のランキングを紹介

世間から見ると経理はお堅いイメージですかね?

経理に転職を検討している方や、社内異動を希望しようとしている方は、経理の業務が面白いか気になりますよね。

実際に経理で働いていて私が楽しかったことや、他のメンバーが面白いと思っていることを現場からリアルにお伝えします。

この記事は、経理に興味がある方に向けて、経理で楽しいことや面白いかったことをお伝えします。私だけではなく経理部門で働いているメンバーの数十人の声も反映していので、経理の働き方をイメージしたい方には参考となると思います。

では、纏めていきますね。

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【前提】経理の仕事が面白いと思える人は努力家が多い

経理を面白い、楽しいと思うと答えた人には、何かを学ぶことが好きな人が多いです。

経理は勉強で簿記などの知識を学ぶと、勉強の成果を直接業務に活かすことができます。なので、自分自身の成長を体感しやすいですよ。

実際に私も税理士試験で勉強した知識を、経理の業務で活かせたときは楽しいと心から思います。

なので、専門知識を武器にベンチャー企業のCFOや海外駐在を目指す方も多いですよ。

CFOになりたい方におすすめな本→【CFOを目指す人におすすめな本】経理のキャリアアップの方法が分かる

【参考】経理はワークライフバランスが最高

勉強をする必要があると聞くと大変なイメージがありますが、実は経理はワークライフバランスが取りやすい職種ですよ。

最初に簿記などの基本的な会計知識を体系的に身につけた後は、毎年の法律や税法の改正を勉強するだけなので毎日勉強が必要となることはありません。

残業は決算以外にはほとんどなく、自分にペースで業務ができるのでストレスが少ないです。

経理のワークライフバランス→【経理は楽なの?】現役経理が特に楽な業界と仕事の特徴を語る

【ランキング】経理の仕事で楽しいと感じるときTOP5

自分の成長を楽しめる人は、経理の業務のどこが楽しいと思ったのか聞いてみました。

具体的に経理の業務で面白いと感じたたときをランキング形式で紹介します。

まずは、ランキングから発表です。

  1. 勉強した知識が業務に活かせたとき
  2. 新しい経理の業務をマスターしたとき
  3. 監査法人やチームで議論が白熱しているとき
  4. グローバルに活躍できるとき
  5. 他部門から感謝されるとき

では、1位から5位まで個別に解説していきます。

【1位】勉強した知識が業務に活かせたとき

経理のメンバーの90%以上が上げたのが、勉強が実務に繋がる点です。

例えば、簿記については業務と知識に下記の相関関係があります。

  • 日商簿記2級→単体決算業務
  • 日商簿記1級→連結決算業務

なので、簿記を学んだ分だけ高度な業務を理解できるので、自分が成長をしたことを実感できます。

他にも、USCPA、税理士、公認会計士など経理の実務に活かせる資格があるので勉強の目標を明確にできます。

私は税理士試験の法人税と消費税の科目合格をしていますが、その知識は税務関係の仕事にダイレクトに活かせたので、勉強して良かったと思います。

経理は勉強が好きな人には知識を活かせる場面が沢山あるので、自分の成長を感じられるて面白いです。

経理を目指す方におすすめな本→【経理の初心者におすすめの本5選】始めての方が勉強になる書籍を現役経理が紹介

【2位】新しい業務をマスターしたとき

経理は経理部内で沢山の種類の業務がありますので、ジョブローテーションが盛んに行われます。

なので、経理部内でも経理のキャリアアップを兼ねて他の業務にチャレンジすることができ、半永久的に貴方がレベルアップする感覚を味わえます。

例えば、私は経理部に約6年間在籍をして主に下記の業務を担当していました。

  1. 単体決算業務
  2. 連結決算業務
  3. 管理会計
  4. 税務
  5. 予算

たった6年間で大きく分けて5種類の業務を経験しています。

なので、同じ業務を繰り返すよりも、様々な業務にチャレンジをして業務をマスターする達成感を味わいたい方は経理が楽しいと思います。

私は経理を6年間経験をした後に、2022年から海外駐在となったので経理部の枠を超えても活躍できる環境があるのも面白いところです。

経理はキャリアアップを重ねると、会社を選べる立場になるので転職がしやすいのも嬉しい特徴です。

経理が転職をしやすい理由→【経理は転職しやすい】つぶしがきく理由6つを現役経理が解説

【3位】監査法人やチームで議論が白熱しているとき

経理部は会計処理の適用方法で、監査法人やチーム内で議論が行われることが多いです。

例えば、損失(減損損失)を認識するかを、将来の計画に基づいて監査法人議論をしたりします。

議論は会計基準を事例に当てはめて行うので、感情的ではなく論理的な思考力が大事になります。

なので、相手と論理的に議論をするのが好きな方は、経理での議論が楽しく感じることが多いです。

私は論理的な議論を前提に監査法人と交渉をして、会社の処理方法を認めて貰えると達成感を感じます。

会計の知識だけでなく、交渉力も大事なので、本を読んで交渉の勉強をすると交渉が纏まりやすくなり更に面白くなります。

交渉力を上げるのにおすすめな本→【交渉力が身につくおすすめの本】折衝力を高めるのに役立つ書籍を紹介

【4位】グローバルに活躍できるとき

グローバル企業であれば、海外子会社を保有していることが多いです。

なので、海外子会社に会計指導をするために、海外出張や会議など海外とやり取りすることがあります。

また、海外の企業を買収したりする場合には、経理が財務面で買収プロジェクトを支援します。

英語力がある経理メンバーには、海外に関連する業務が回ってきます。

なので、英語×経理の専門性を活かして業務を行いたい方は、国際的な業務もできるので面白いです。

海外が絡む業務は数値に与える影響も大きいので社内の注目度も高いので、貴方の活躍が認められやすいので業務が楽しくなります

【5位】他部門から感謝されるとき

経理はお金の専門家なので、多数の部門から問い合わせがあります。

一つ一つ丁寧に回答をすると、他部門のメンバーから感謝をされ、頼りにして貰えます。

また、経理は経理知識の教育のために、社内講師を務めることも多くあります。

私は受講したメンバーから説明が分かりやすいと言われると、次回の講義を分かりやすくする工夫を考えるのが楽しくなります。

経理は他の人に感謝される機会が多いので、日々の業務に意欲的に取り組めます。

経理に向いているかの3つの判断方法

経理 面白い 楽しい

経理の業務の面白さは理解したけど、実際に経理が向いているかも気になりますよね。

経理に向いているかは、3つ観点から調査できるので時間があるときに試してみてください。

  • 経理の仕事に向いている人の特徴と性格を調べる
  • 適職診断を行う
  • 転職エージェントに経理の仕事内容や内定者の特徴を聞く

では、一つ一つ解説していきますね。

経理の仕事に向いている人の特徴と性格を調べる

経理の仕事に向いて人の特徴と性格が、貴方の特徴と性格に共通していれば経理に向いている可能性が高いです。

実際に経理で働いていると、似たような特徴や性格を持っている方が大勢います。

なので、職種ごとに向いている特徴と性格はありますので、事前に経理で働いている人の特徴と性格は確認することをおすすめします。

下記の記事で経理に向いている人の特徴と性格を纏めてますので良かったら見てくださいね。

【経理に向いている人は?向いてない人は?】現役経理が診断します

転職エージェントに経理の仕事内容や内定者の特徴を聞く

転職エージェントは無料で転職相談に応じてくれます。

経理の仕事の特徴は勿論、キャリアプランや内定を得やすい人など貴方の質問に過去のノウハウから情報を提供してくれます。

なので、転職エージェントは転職の有無に関わらず情報取集の目的で利用することにもメリットがあります。

マイナビエージェント は1人1人の歩調に合わせたサービスを提供してくれるので、初めての転職にも安心して利用できます。

エージェント種類オススメなポイント体験談
マイナビエージェントマイナビエージェントでは、各企業の人事担当者と直接会って、求人票だけでは分からない詳細な情報を入手しています。
できるだけその企業や業界について深く理解した上で、応募先企業を決めることができるので安心です。
【マイナビエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します

マイナビエージェントの利用のみだと、非公開求人数が少ないので、併せて非公開求人の保有数が多いリクルートエージェントDODA を利用することをおすすめします。

経理に強い転職エージェントの纏め→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

【参考】自分の適職を科学的に調べてみる

自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

経理は面白いかの纏め

経理はドラクエなどのゲームように自分がレベルアップする過程を楽しめます。

キャリアを積めば働く場所も貴方が選べるので、高年収も得ることができます。

勉強が好きな方や、新しいことに挑戦することが好きな方は経理に向いてますよ。

市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。

【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較

転職に関するオススメな本は下記に纏めていますので良かったら見て下さいね。

転職を成功させるために読んで欲しいおすすめの本と漫画5選【未経験での経理志望なら特に】

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【経理に強み】履歴書・職務経歴書の添削サービス開始

経理や管理部門の経験を伝えたいと思いブログを開始して約1年が経過しました。

ブログも月3万PV超になり、転職に関する問い合わせを受ける機会も多くなりブログを開始して本当に良かった思っています。

お問い合わせを頂く項目で件数が多かった履歴書と職務経歴書の添削をココナラでサービスを開始しましたので良かったらご利用ください。

サービス提供を開始した背景

経理の採用活動を担当している時は、職務経歴書の完成度により書類選考の通過率に大きな影響を与えていることを感じました。

私が注意深く職務経歴書を3回程度読むと良い経験をしていると推定されるので面接をしたいと考えても、人事や他のメンバーに反対され泣く泣く不採用にしたケースもあります。

同じ経験をしていても書き方により、経理だけでなく経理経験がない人事や役員にも魅力が伝わる職務経歴書の書き方があり、書類選考の通過率を上げることができると考えます。

良いキャリアアップへのお手伝いできればと考えサービス提供を開始しました。

購入のメリット

1)利便性 今回の転職だけでなく、長く使える形式で職務経歴書を作成しますのでキャリアを考えた際には効果的な投資効果を得られると思います。

2)他サービスとの比較 通常のエージェントと違うのは、経理や管理部門で実際に勤務をしているので、経理や管理部門が欲しがる人材を熟知しているとこです。

また、キャリアカウンセラーとして優秀な方は多いと思いますが、経理や管理部門の専門性が高い業務内容を熟知した上でアドバイスできるキャリアカウンセラーは少ないです。

私自身は経理や管理部門を担当からTOPまで経験しているので、各ポジションに合わせた魅力ある職務経歴書の作成をお手伝いできます。

想定対象者

・経理や管理部門の書類選考に通らない方

・志望業界(企業)に合わせて職務経歴書を準備したい方

・職務経歴書に自信がない方

・企業側の面接官の視点を知りたい方

履歴書・職務経歴書併せて添削・作成します 【内定率UP】経理に強みがある人事責任者が企業目線で支援

  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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