転職活動をして一次面接に合格をすると、内定を貰えるのではと期待が高まりますよね。
転職活動は書類選考がスキル面の確認、一次面接が人物像の確認であることが多いので一次面接を通過すれば内定の可能性が高くなります。
一次面接だけでほぼ内定であったケースもあるので、実例も踏まえて紹介をしますね。
この記事では、一次面接に通過しただけで内定の可能性があるか知りたい方に向けて、中途採用でほぼ内定になるケースを紹介します。転職活動は2回経験しており、企業でも採用活動に関わったことがあるのでお役に立てるかと思います。
では、纏めていきますね。
【前提】管理職クラスの人材の場合には一次面接だけで内定は難しい
管理職のクラスは入社後は部門の核となる人材なので企業も採用に慎重になります。
例えば、課長クラスの採用のスケジュールは下記の通りとなります。
- 書類選考
- 一次面接（部長クラス＆人事）
- 二次面接（役員クラス＆人事）
管理職の場合には役員クラスと直接仕事をする機会も多々あるので、役員も自分と相性が良いかを候補者を吟味します。
管理職は一般職と比較をすると仕事スキルよりも、役員や社風との【相性】を重視して判断されます。
なので、部長が仕事スキルや人物像の面で合格としても、役員クラスと相性が合わないと判断をされて不合格となるケースは多々あります。
【結論】転職の一次面接合格でほぼ内定の事例５つ
では、実際に転職の一次面接でほぼ内定だった事例を紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
- 実務者で即戦力候補の求人である場合
- 一次面接を部長クラスが担当している場合
- 最終面接が人事のみ or 部門の担当役員以外である場合
- 現場の意見が強い企業である場合（メーカー系統）
- 一次面接の評価が断トツTOPである場合
では、一つ一つ解説していきます。
①実務者で即戦力候補の求人である場合
実務者で入社後に即戦力で直ぐに活躍をして欲しい人材（経験者）を求めて採用活動しているときは、一次面接を通過すれば内定の可能性が非常に高いです。
経験者採用の場合には担当して欲しい仕事のスキルを持っているかが重要となるので、仕事のスキルを持っていればほぼ合格となります。
仕事のスキルは書類選考（職務経歴書）で確認をした後、一次面接で再確認をして問題なければ仕事のスキルを持っていると判断されます。
経験者採用の場合は、実務を熟知していない役員、部長クラスの面接で不合格となる可能性は低いです。
落とさるとすれば書類選考か一次面接で落とさるので、一次面接を通過すればほぼ内定となります。
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②一次面接を部長クラスが担当している場合
一次面接を課長ではなく部長が担当している場合には、一次面接＝最終面接の可能性が高いです。
例えば、一般職の採用スケジュールは下記の通りです。
- 書類選考
- 一次面接（課長クラス＆人事）
- 最終面接（部長クラス＆役員クラス＆人事）
最終面接で不合格となるケースは部門長である、部長職が判断をするケースが多いです。一般職の採用の場合には、役員クラスは部長職の意見を強く反映されます。
実際の面接後の会話はこんな感じです。
- 役員：A部長、Ｂさんの採用はどうしますか？
- 部長：明るくて、仕事のスキルも問題ない印象を受けたので採用をしたいと考えておりますがいかがでしょうか？
- 役員：私も同意見です。内定の方向で人事に伝えて下さい。
なので、一次面接を部長クラスが担当している場合には部門長のお墨付きを貰っているので、一次面接でほぼ内定となります。
③最終面接が人事のみ or 部門の担当役員以外である場合
一次面接を行った後の最終面接で人事か部門の担当役員以外が面接官である場合には、一次面接で内定の可能性が高いです。
※最終面接の前に二次面接がある場合を除く。
最終面接の担当者が所属部門と関係がない場合には、最終面接は形式的なもので一般常識を確認する程度なので落ちる可能性は低いです。
担当部門が必要という人材を他の部門の人間が不要と判断するのは、特別な事情が無い限りはあり得ません。
一次面接で合格でほぼ内定の確率が非常に高いケースとなります。
④現場の意見が強い企業である場合（メーカー系統）
現場を大事にする会社（三現主義）は現場の意見を尊重することが多いです。
現場を良く知る課長クラスが現場に必要と判断をした人材であれば、基本的に採用するスタンスな会社がメーカーには多いですよ。
現場のTOPである課長が必要と判断している人材を落とすと現場のモチベーションが下がったり課長の威厳が損なわれます。
なので、形式的に最終面接は行いますが、一次面接でほぼ内定の可能性が高いです。
⑤一次面接の評価が断トツTOPである場合
一次面接で他の候補者と比較をした場合に、貴方が断トツで評価されたときは一次面接でほぼ内定となります。
一次面接の面接官が断トツで評価した人材は、二次面接の面接官にもその旨が伝えられるので他の候補者よりも非常に有利となります。
一次面接で断トツTOPであるかの判断は、一次面接直後に合格の連絡が来るかで判断ができます。２日以内に一次面接合格の連絡が来たら、一次面接の評価は高いと考えられます。
一次面接の評価が断トツTOPである場合には、他の候補者と比較（他の候補者の面接を待つ）の必要がないので、早めに合格の連絡ができます。
なので、一次面接が合格の連絡が早ければ、一次面接でほぼ内定の可能性が高くなります。
【Q＆A①】中途で二次面接に合格はほぼ内定？
基本的に二次面接も一次面接も考え方は変わりません。
ポイントは採用部門の部門長の選考に合格をしているかが重要なポイントとなります。
転職で下記のスケジュールの場合には、ほとんど内定を得ていると言っても過言ではありません。
- 書類選考
- 一次面接：担当部門の課長クラス
- 二次面接：担当部門の部長 ・担当部門の役員クラス
- 最終面接：人事役員など担当部門以外の役員
上記の場合に二次面接の時点で事実上の選考は終了しています。
採用部門（配属予定部門）の役員や部長クラスが欲しい人材を他の部門の人間が落とすのは余程の理由がない限りはあり得ません。
２回も採用部門（配属予定部門）の管理職が面接を実施しているので、一次面接の合格の場合と比較をしてもより内定の確率が高くなります。
合格を確実にするために最終面接前に対策すべき事項を下記の記事で纏めていきまので良かったら読んでください。
最終面接が人事だけの対策→【最終面接が人事だけの転職面接】人事役員・部長対策５つを解説【企業の意図も解説】
【Q＆A②】中途の最終面接でほぼ内定でないケースは？
中途の最終面接は最終面接に達するまでの選考フローが長ければ長いほど合格の可能性が高いです。
しかし、２次面接が最終面接の場合は採用部門（配属予定部門）の部門長が選考をしっかりと行う可能性が高いです。特に部長クラスと直接仕事のやり取りをするポジションでの採用の場合には、職務経歴書に基づき仕事内容まで細かく確認されますよ。
最終面接に担当部門の役員や部長が控えている場合には、候補者が数名残っていると考えて最終面接前にもう一度面接対策（模擬面接など）をしておくことをおすすめします。
有料・無料ごとにおすすめ面接対策→【転職の模擬面接】面接対策サービスを有料・無料ごとにおすすめを紹介
【参考】転職の面接に合格するための自己分析
面接のために再度自己分析もしておくと内定の確率が高くなりますよ。
面接の通過率を上げるには、自分の価値観を分析して一貫性のある回答を作ることが大事となります。
書類選考を通過しているという事は、企業が求めるスペックは満たしています。後は面接対策をすれば内定を得られる可能性が高いです。
自分の価値観分析を事前に行うことで、面接での質問に自然に答えられるようになります。
例えば、価値観分析を基にして下記の質問にスラスラ答えることができます。
- 自己PR
- 長所と短所
- 相性が良い仕事仲間のタイプ
また、価値観診断を実施しておくことで相性が良い企業や上司のタイプも確認できます。結果は合格した場合に内定を受けるかの判断材料になりますよ。
私が価値観診断の結果で精度が高いと感じたのが、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラム（コンピテンシー診断）です。
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具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
実際に職務適性を見ると、経理が９と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
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仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
転職は一次面接合格ならほぼ内定の纏め
一次面接に通過をしている場合には転職活動は順調ですよ。
書類選考と一次面接に通過していることは企業が求めるスペックを満たしているので、近々に内定は得られます。
最終面接は相性もあるので過度に結果を気にせずに活動をするのがおすすめです。
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