出世コースに自分が乗っているか、同期などと比較をして何となく分かります。
出世できるかは正直に言えば運もあるので自分で全てコントロールすることはできません。
しかし、勤め先で出世コースを外れた後に【どのような】選択肢があるかは知っておいても損はないですよ。
この記事では、出世を諦めるか迷っている方に向けて、出世コースを外れた場合の選択肢を5つ紹介します。実際に20代で自分は1度出世コースを外れ30代前半でCFOとして海外駐在員に復活しました。自分自身も出世コースを外れたときに真剣に悩み様々な人に相談したのでお役に立てるかと思います。
では、纏めていきます。
【前提】直属の上司と喧嘩したら出世できる?→90%不可能
結論から言いますが直属の上司(貴方の評価者)と、喧嘩したら基本的には出世は不可能です。
評価を公平に付けるとの建前はありますが、上司も人間なので嫌いな人の評価は低くなります。実際に私も評価者で仕事の評価だけで完璧に評価を出来ているかと言われたら自信はありません。自分では仕事で評価しているつもりですが、深層心理で苦手な部下の評価が低くなる可能性が0かと言わたら0ではないでしょう。
喧嘩の理由が何であれ評価者である、上司と喧嘩するのは自分の出世には不利であることは間違いありません。
上司と喧嘩しても出世する可能性があるのは、大きく分けて2つだけです。
- 上司の直属の上司に好かれている場合(例:課長と喧嘩したが部長には好かれている)
- 誰が見ても圧倒的な数値を出しており評価が数値に基づくことが決まっている(主観的な評価がない評価方法)
上記の評価方法であれば、上司と喧嘩しても勤め先で出世する可能性はあるでしょう。
しかし、それ以外の状況で出世を狙いたい場合には、転職をして再起を図るか異動する以外は方法はありません。
【前提】出世しないと恥ずかしい?→全く問題なし
仕事はお金を稼ぐための手段であって、他に楽しいことがあれば仕事は無理に頑張る必要がないと思います。
実際に私の周りでも仕事は無能でも、オンラインゲームを極めたり、登山を楽しんだりと趣味を楽しんでいる方は沢山いますよ。出世できなくても趣味で人生を楽しんでいる人は純粋に羨ましく尊敬できますよ。
私は20代で出世コースを外れた後に転職をして運よく海外赴任できましたが、サラリーマンという働き方に大きな疑問を持ちながら働いています。
将来は税理士として独立をすることを目標として行動をしていますよ。
また、私は営業時代は仕事が全く出来なくて評価も最低で出世コースから同期で最速で外れましたが、経理に転職をしてから評価は上がりました。
仕事が無能で辛いと感じているときは、単に自分の適職でない可能性もありますので1度キャリアを見直してみてはいかがでしょうか。
始めての転職におすすめな転職エージェント纏め
私が始めて転職をするときに使用したおすすめ転職エージェントを紹介しますね。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
doda | dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。 自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。 | 【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
マイナビジョブ20's | 人材サービスを幅広く扱うマイナビの中でも、20代を専門としているのは『マイナビジョブ20's』のみです。 マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。 通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。 | 【マイナビエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します ※マイナビエージェントの体験談を参照 |
【結論】出世を諦めるか迷ったときの選択肢5つ
では、早速ですが出世を諦めるか迷ったときの選択肢5つを解説しますね。
まずは、箇条書きで紹介しますね。
- 難関資格への挑戦
- 転職で再チャレンジする
- 現職で再度出世コースに乗る
- 現状維持
- 未経験・異業種への挑戦
では、一つ一つ解説していきますね。
1 難関資格への挑戦
仕事に注いでいた情熱を勉強に向けて合格までに勉強時間が1000H以上必要となる難関資格への挑戦をしてみてはいかがでしょうか。
難関資格とは例えば、
- 司法書士
- 社会労務士
- 弁護士
- 公認会計士・税理士
- 弁理士
上記は合格率が10%前後で非常に合格が難しいと言えます。
もし、40代以上で難関資格を目指すならば、税理士をおすすめします。税理士は平均年齢が60代と言われるほど超高齢化社会なので、40代でも若手扱いされます。
なので、40代から税理士試験に合格をしても将来活躍するチャンスが大いにあります。
税理士を目指すならば、いきなり高額な税理士試験を申し込まずに簿記3級から勉強をすることをおすすめします。
簿記3級のおすすめテキスト→【簿記3級の独学】におすすめなテキスト3選
2 転職で再チャレンジする
現職で出世が望めないならば、経験を活かして転職で再度出世を目指す選択肢もあります。
転職で出世を目指すときのポイントは、現職の企業よりも少しだけランクを落とした企業に応募することです。
友人はプライム上場企業の係長で出世コースを外れたので、スタンダード上場企業の課長クラスに転職をして現在も活躍しています。
転職で一時的に給与は落ちるかもしれませんが転職先で出世出来れば、現職で現状維持をするよりも生涯年収は上がる可能性が高いです。また、友人は頑張っても報われない!と思いながら数十年働くよりも、頑張ったら評価される可能性があるのが1番嬉しいと話してました。
自分が経験した領域で仕事をまだまだ頑張りたい人は転職で再チャレンジをしてみてはいかがでしょうか。
経験者採用におすすめな転職エージェント
私が中小企業から上場企業に転職をしたときのおすすめの転職エージェントを紹介します
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
doda | dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。 自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。 | 【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
MS-Japan | 「管理部門特化型エージェントNo.1」として多くの実績と評価あり。 経理の知見があるキャリアアドバイザーが付くため、経理の転職には強い。 | 【MS-Japanの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
3 現職で再度出世コースに乗る
企業は1度出世コースを外れた人間を再度出世コースに乗せることは少ないので正直に言えば難易度はかなり高い方法となります。
再度出世コースに乗るには、強力な人事権を持つ人間に具体的な成果を認めて貰う必要があります。
具体的な方法は下記の通りです。
- 人事権を持つ役員や部長クラスと一緒に仕事をする
- 出世コースから外れても仕事は手を抜かない
- 結果を数値で残す
出世コースから外れて腐っていたら、復活のチャンスが来ても活かせません。
友人は上司が変われば仕事を認めて貰えると信じて、現職で仕事を頑張り続けて上司が変わった途端に出世コースに戻りました。
友人のケースは運が良かったこともありますが、出世コースを外れても努力を続けたからこそ少ないチャンスを活かせたのだと思います。
現職で再度出世コースに乗ると決めたら、今まで以上に仕事で成果を出すしか方法はありません。
出世したい人におすすめな本→【出世したい人におすすめの本】社内の役員と部長に役立つ書籍を聞いてみた
4 現状維持
出世コースを目指さずに、現職に留まりながら【ほどほど】に仕事をするのも選択肢の1つではないでしょうか。
出世を無理に目指さなければ、仕事の重圧や上司からの無理難題などのストレスも軽減できます。
但し、出世コースを外れても下記の行動をするのは控えましょう。
- 上司に無意味に反抗する
- 仕事は全くしなくなる
- 周りに非協力的となる
企業は人事権を持っているので反抗的な態度で仕事を続けると、自分自身にも良くない結果が起こります。
出世コースを外れても企業とは良好な関係を築いておけば、無駄なストレスがなく働けますよ。
5 未経験業務・異業種への転職
現職の業界や職種が合っていないと感じたら、1から未経験業務や異業種に挑戦してみてはいかがでしょうか。
但し、未経験業務や異業種への転職を考えている方は30代(出来れば30代前半)までに行動することをおすすめします。
未経験者の競争相手は第二新卒や新卒となるので、年齢が20歳以上離れていると資格や語学力で優っていても年齢のメリットに負けます。
年齢が若い=給与も安く癖がないと企業は考えているので、未経験者の採用では年齢が高いだけで不利になります。
なので、資格や語学力、社会人経験で年齢が高いデメリットを補いますが、40代だと正直挽回が難しいですよ。
未経験者業務・異業種への転職はなるべく年齢が若いうちに!が鉄則なので決心したら直ぐに転職活動をしましょう。
【参考】出世しないと恥ずかしい?→全く問題なし
仕事はお金を稼ぐための手段であって、他に楽しいことがあれば仕事は無理に頑張る必要がないと思います。
実際に私の周りでも仕事は無能でも、オンラインゲームを極めたり、登山を楽しんだりと趣味を楽しんでいる方は沢山いますよ。出世できなくても趣味で人生を楽しんでいる人は純粋に羨ましく尊敬できますよ。
私は20代で出世コースを外れた後に転職をして運よく海外赴任できましたが、サラリーマンという働き方に大きな疑問を持ちながら働いています。
将来は税理士として独立をすることを目標として行動をしていますよ。
また、私は営業時代は仕事が全く出来なくて評価も最低で出世コースから同期で最速で外れましたが、経理に転職をしてから評価は上がりました。
仕事が無能で辛いと感じているときは、単に自分の適職でない可能性もありますので1度キャリアを見直してみてはいかがでしょうか。
【参考】何の仕事に向いているか科学的に調べてみる
何の仕事に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
出世を諦めるか迷ったときの選択肢の纏め
出世だけが人生のすべてではありません。
企業も現職だけでなく様々な企業があり、貴方を現職以上に評価してくれる企業も見つかるかもしれません。
出世コースを外れても選択肢はありますので、色々な選択肢に目を向けてみてはいかがでしょうか。