【経理に求められる人物像の特徴５つ】現役経理が求められる人材の特徴を解説

経理に転職を考えている方は経理でどのような人物像の人材が求められるのか気になるのではないでしょうか。

実際に経理で働いていると経理で活躍する人の人物像には共通点があり、面接をするときも人物像は重視します。

経理への転職に成功するにはスキルだけでなく、経理が求める人物像を意識してアピールする必要がありますよ。

この記事では、経理に求められる人物像が知りたい方に向けて、経理で活躍する人の特徴を解説します。実際に私は未経験から経理に転職しており、経理の採用担当も勤めたことがあるのでお役に立てると思います。

では、纏めていきますね。

【前提】経理に求められる人物像を知るメリット３つ

経理に求められる人物像を知るメリットは３つあります。

1. 自分が経理に向いているか理解できる
2. 転職で面接官が重視していることが理解できる
3. 経理の仕事のイメージができる

経理のスキル（知識）があっても、経理に求められる人物像と異なると実務では活躍できないことが多いです。

例えば、経理の専門知識は豊富でも、一人で特定の分野を分析したい人は経理に向きません。

経理に必要なスキルは別の記事で解説しているので良かったら読んでくださいね。

経理に必要なスキル→【経理に必要なスキル４つ】転職で求められるスキルも解説【財務・会計職の方も必見】

【宣伝】経理のキャリア相談を承ります

経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。

例えば、

1. 年齢
2. 将来経理以外の職種につきたいか
3. マネジメントをしたいか
4. 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
5. 未経験から経理になるには何をしたら良いか

貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。

また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。

ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります

【結論】経理に求められる人物像の特徴５つ

では、経理に求められる人物像の特徴を解説していきます。

まずは、箇条書きで解説していきますね。

1. 勉強が好きな人
2. 周りを巻き込める人
3. 粘り強い人
4. 嫌われる勇気がある人
5. 論理的に説明できる人

では、一つ一つ解説していきますね。

① 勉強が好きな人

経理は会計基準や税法が毎年変わるので、その都度新しい基準を勉強する必要があります。

また、新しい業務を担当するときも【感覚】や【勢い】ではなく、【根拠】をもとに業務を進める必要があります。

経理で勉強が嫌いだと新しい業務や最新の基準に対応できずに、仕事が上手くいかないです。

勉強が好きであれば業務を処理する【根拠】を学べば、単体決算レベルの業務は解決できるので経理単独の実務では苦労をしません。

経理の勉強におすすめな本→【経理の初心者におすすめの本５選】現役経理が入門書から応用まで紹介

② 周りを巻き込める人

経理は他の部署から情報を貰わないと処理できない業務が多々あるので、様々な部署とやり取りがあります。

実際に私も経理主導（例：BEPS・税務調査など）のプロジェクトではリーダーを務めて他部署と頻繫にやり取りをしていました。

プロジェクトを実施すると様々な問題点が生じます。

例えば、

1. 期日までに資料が出てこない
2. 何故資料作成が必要かを他部署に納得して貰えない
3. 他部署と国税や監査法人の間に挟まれる

最後の責任が経理にある場合には受け身の姿勢では何も解決しません。一つ一つ自分で動き他部署を巻き込み解決していくしかありません。

なので、経理も周りを巻き込める人は重宝されますよ。

人の動かし方が学べる本→【交渉が上手くなるおすすめの本５選】交渉術が学べる書籍を紹介

③ 粘り強い人

経理は数値が合わないと仕事が終わらないので、最後まで数値を合わせる必要があります。

例えば、システムで吐き出した数値とExcelで検証した数値に大きな差がある場合には原因を解明するまではその仕事は終わりません。

定型業務のように処理をするだけで終了する仕事は、役職が上がるにつれて少なくなります。

粘り強く答えが出るまで自分の力で業務を完結させることも、経理には大切な要素となりますよ。

【無料】経理に求められる人物像をプロに聞いてみる

経理に求められる人物像を詳細に聞きたい場合には、経理に強い転職エージェントに聞いてみてはいかがでしょうか。

直ぐに転職を考えていない場合でも無料で相談できるので、気軽に利用できますよ。

私が利用したことがあるおすすめの転職エージェントを紹介しますので良かったら利用してみてくださね。

＜経理の未経験者におすすめな転職エージェント纏め＞

私が営業から経理に未経験で転職をしたときは、下記の５社を中心に転職活動を進めていました。

経理に強みい転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

④ 嫌われる勇気がある人

経理は他部署に要求をすることが多いので基本的に嫌われます。

例えば、

1. 接待交際費の申請書
2. 固定資産の登録・除却
3. 予算関連

上記業務は経理には重要ですが、他部署の理解度や重要度は低いです。

経理が他部署に申請書や資料修正を何度もすることになり他部署から嫌われてしまいますよ。

しかし、嫌われることを恐れて【テキトウ】に処理をすると、後々に社内で問題になります。

なので、嫌われても正しいことを要求する勇気がある人は経理で重宝されますよ。

経理でもコミュニケーションのコツを掴めば、嫌われないで相手に要求するスキルも身に付くので過度に心配しないでくださいね。

経理のコミュニケーション術→【経理がコミュニケーション能力】を高めるコツ【経理で嫌われないコツを紹介】

⑤ 論理的に説明できる人

経理は監査法人や国、社内の役員に説明する機会が多いです。

説明の基本は【財務諸表の数値】が【何を根拠】に算出されているかとなります。なので、理論的に【何故】その数値が算出されたか説明できることが重要となります。

文章で書くと簡単に見えますが、システムで自動計算をしている箇所も多く理論的に説明する癖を付けないと会議が悲惨なことになります。

【参考】自分の適職を科学的に調べてみる

自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約３０分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が９と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

経理に求められる人物像の纏め

経理に求められる人物像に全て当てはまる必要はありません。

経理は多種多様なキャリアがあるのでどれか１つでも当てはまれば、その長所を伸ばして活躍できる可能性があります。

人物像とスキルをバランス良く身に付けて経理への転職を成功させましょう。

市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

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