海外で働きたいけど英語力に自信がないから難しいと思っているかたは多いのではないでしょうか。
勿論、海外で働くには英語力があった方が良いですが、英語が話せなくても海外で働く方法はありますよ。
実際に私は英語力には自信はなかったですが、海外で働きたいと考え行動をしたら30代前半で海外駐在のCFOになれました。
この記事では、英語が話せないけいど海外で働きたいと考えている30代に向けて、海外で働くおすすめの方法を紹介します。実際に30代で海外駐在のCFOになっているので、お役に立てるかと思います。
では、纏めていきます。
【前提】海外で働きたいけど英語が話せない大丈夫?→大丈夫な職種もある
海外で働くには英語が必須と言われいますが、英語が話せなくても海外で働く方法はあります。
英語が話せなくても海外で働くには条件が3つあります。
- 日系企業の駐在員として海外に赴任(海外駐在)すること
- 専門スキルを持っていること(経理や技術系統など)
- 東南アジアや英語が母国語でない国への赴任
海外駐在で専門スキルを持った駐在員が、英語が母国語でない国へ赴任すると通訳が付くので英語が無くても生きていけます。英語が母国語の国でも通訳が付くことは多いですが、英語が話せないと英語が母国語の国では相手にして貰えません。私はタイで駐在員として働いていますが、英語は正直に言うとあったら便利程度の位置付けで必須ではないです。
英語力に自信がない方は日系企業の駐在員として東南アジアを狙うのがおすすめです。
【無料】オンライン英会話でどの程度通じるか試すのもおすすめ
自分自身の英語力がどの程度か不明であれば、簡単に測定する方法があります。
私はTOEIC800超のスコアを取得していたので、ある程度は会話も何とかなると思っていました。海外駐在前に念のためオンライン英会話で練習したら全く通じなくて驚きました。
現在はオンライン英会話などで勉強をして多少は意思疎通ができるようになりました。
英語力を測定するのにおすすめオンライン英会話を紹介しますので良かったら試してみてくださいね。
<おすすめのオンライン英会話:無料体験レッスン有り>
MONEY ENGLISH:インプットとアウトプット両方を学ぶことで英語の総合力が伸ばせます
トーキングマラソン:アウトプット型の自主トレーニングアプリサービス【2週間無料お試し期間有り】
<短期間で英語を伸ばすなら>
留学ならスマ留(スマートな留学):留学費用が従来の最大半額(価格を抑えて留学できる点)
【結論】海外で働きたい英語が話せない30代はメーカー経理の海外駐在が狙い目
海外駐在を狙うならば、メーカー経理を強くおすすめします。
メーカー経理は文系、理系問わず、配属される可能性があるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。また、メーカー経理は福利厚生が手厚いので、海外駐在となれば給与は2倍程度となりドライバーやメイドが付いてくることもありますよ。
では、メーカー経理がおすすな理由を業界・職種の観点から解説をしていきます。
【業界】海外で働きたいならメーカーがおすすめな理由3つ
駐在員を目指すならメーカーがおすすめです。
では、まずは理由を箇条書きで纏めていきます。
- メーカーは海外子会社が多い
- メーカーは海外駐在員の枠の競争率が低い
- メーカーは入社難易度も低い
では、一つ一つ解説をしていきますね。
① メーカーは海外子会社が多い
メーカーは下記の理由で、他の業種よりも海外子会社が多いです。
- 製品を人件費の安い国で作成したい
- 輸送費を抑えるため現地生産を行う
- 得意先の都合で海外進出する必要がある
なので、メーカーは多数の国に海外子会社を抱えており、海外駐在のチャンスが沢山ありますよ。
日本で海外駐在員が多い企業はトヨタ(2,450人)であり、TOP3は全てメーカーです。 参考→東洋経済新聞
② メーカーは海外駐在員の枠の競争率が低い
メーカーの社員は安定志向な方が多く、そもそも海外駐在を希望しない方が沢山います。
トヨタなど一部の超大手企業を除けば、メーカーは文系の採用に苦戦しており管理部門であれば更に競争率は低いです。文系で英語が話せる学生は商社を好むので、メーカーは圧倒的にグローバルな文系人材が不足します。
なので、標準レベルで仕事ができて、海外駐在を希望すれば海外で働ける確率は高いです。
③ メーカーは入社難易度が低い
メーカーはBtoBなので知名度がなく、優良企業であっても人材が集まりにくい特徴があります。
特に、下記のメーカーは、知名度が無いので狙い目です。
- 自動車部品業界
- 東証二部上場企業
- 地方のメーカー上場企業
上記は海外進出をしており、高年収で福利厚生が整っていても採用に苦戦しています。
なので、求人が出ていたら積極的に狙ってみるのもおすすめです。
隠れ優良企業への転職はリクルートエージェントとdodaが得意としていますので、無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
doda | dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。 自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。 | 【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
経理の転職に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介
【職種】海外で働きたいなら職種は経理がおすすめな理由3つ
駐在員を目指すならメーカーがおすすめです。
まずは理由を箇条書きで纏めていきます。
- 経理は管理部門の代表として派遣される確率が高い
- 英語×経理のスキルは高年収を得られる
- 希望すれば海外駐在を繰り返せる
では、一つ一つ解説をしていきますね。
① 経理は管理部門の代表として派遣される確率が高い
経理は文系系統の職種で最も海外駐在に派遣をされる可能性が高いです。
何故なら
- 不正リスクの観点からお金周りは日本人に任せたい
- 経営情報を素早く正確に把握するには経理知識がある日本人が必要
- 経理は総務・人事を担当できるが、総務・人事は経理を担当できない
なので、経理は管理部門の代表として海外駐在に任命される可能性が高いです。
② 英語×経理のスキルは高年収を得られる
英語×経理(簿記)のスキルは市場価値が高いので、帰国後も高年収で転職ができます。
英語が話せて経理の専門的な知識を持った人材は、上場企業でも不足しているので、40代以上でも需要が高いですよ。
更に海外駐在を経験すればマネジメント経験も積めるので、帰国後に年収は1000万円も狙えます。
③ 希望すれば海外駐在を繰り返せる
海外駐在を一度経験すると、海外勤務が問題なくできる人材とみなされます。
なので希望すれば社内はもちろん、転職市場でも海外駐在に任命されやすいです。
特に経理は競合が少ないので、海外駐在を経験した人は、転職市場では駐在する国も選びながら転職活動できますよ。
【宣伝】経理のキャリア相談を承ります
経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。
例えば、
- 年齢
- 将来経理以外の職種につきたいか
- マネジメントをしたいか
- 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
- 未経験から経理になるには何をしたら良いか
貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。
また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。
ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります
【参考】海外駐在と現地採用の比較
日本人が海外で働く場合には、大きく分けて2つの違いがあります。
比較表で違いを確認してみましょう。
<海外駐在と現地採用の比較表>
項目 | 海外駐在 | 現地採用 |
給与 | 日本給与の1.5~2倍程度 | 国や企業によって異なるが駐在員より高いことはない (日系企業の子会社や発展途上国の場合) |
福利厚生 | 家賃補助や社用車が与えられる場合が多い | 基本的に自分の給与から払う |
任期 | 3年~5年 | 無期限 |
出世 | 海外駐在は出世コースの可能性が高い | 日系企業の場合は子会社の社内で出世は難しい (部長以上は駐在員が任命される) |
キャリア | 日系企業の駐在員経験者は市場価値が高い (異国でのマネジメント経験は強みになる) | 英語が話せれば需要はあるが駐在員より市場価値は低い |
本社で採用されて海外に赴任する海外駐在員は、現地採用の社員と比較して待遇が良いです。
なので、海外で働くなら海外駐在員を目指すことをおすすめします。
【参考】経理に向いているか科学的に調べてみる
経理に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
海外で働きたいならメーカー経理がおすすめな理由の纏め
海外で働くなら高年収でキャリアアップできる駐在員を目指してみませんか。
海外駐在に行けば、20代で年収1000万円も夢ではありませんよ。
希少価値が高い人材になれば、帰国後も高年収で働き続けられるのでおすすめです。