簿記3級は高いお金を払ってスクールに通う必要はなく、独学で勉強しても十分に合格することができます。
実際に私は税理士試験を受ける前に独学で簿記の勉強をして簿記3級を取得しました。
独学で効率的に勉強するには、解説が一目で分かるテキストと問題集をしっかりと選ぶ必要がありますよ。
この記事では、簿記3級を学びたい人に向けて簿記3級を勉強するのにおすすめなテキストと問題集を紹介します。実際に簿記3級を独学で勉強するのに使用したテキストと問題集と、職場の経理メンバーから評判が良かったテキストと問題集を紹介するのでお役に立てると思います。
では、纏めていきます。
【前提】簿記3級の独学におすすめなテキストと問題集の選び方
簿記3級のおすすめのテキストを紹介する前に、参考書を選ぶためのポイントを解説します。
簿記3級のテキストを選ぶときは下記のポイントを意識することをおすすめします。
- 大手予備校が出版しているもの:大手予備校は過去問を研究して作成してるので学習範囲に無駄がありません。
- 図解が豊富に使用されているもの:文章だけだとイメージが付きにくいため、図解の補助が必要となります。
- 最新版の出版であること:会計基準や試験形式が変わるので最新版のテキストを利用しましょう。
- 解説に専門用語が少ないこと:専門用語で解説している本は専門用語を調べる無駄な労力が必要となります。
- 解説動画や質問を受付ている本:勉強で躓いたときに補助があると便利です。
また、簿記試験は2020年12月よりネット試験が導入されたことに伴い、試験時間や出題形式に変更がされました。本記事で紹介する参考書はその新試験に完全対応しております。
上記の項目を満たしている本で勉強をすれば、簿記3級は50H~100H程度勉強をすれば合格できますよ。
簿記におすすめな電卓→【カシオの電卓で簿記におすすめ機種5選】税理士試験で活躍した電卓を紹介【CASIO派集合】
【宣伝】経理のキャリア相談を承ります
経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。
例えば、
- 年齢
- 将来経理以外の職種につきたいか
- マネジメントをしたいか
- 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
- 未経験から経理になるには何をしたら良いか
貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。
また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。
ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります
【結論】簿記3級の独学におすすめなテキスト3選
では、簿記3級を独学で学べるおすすめな本を紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
では、一つ一つ解説していきますね。
① いちばんわかる日商簿記3級の教科書
<内容>
公認会計士試験で圧倒的な実績を誇る「CPA会計学院」が自信を持ってお届けする簿記の教科書がついに完成。 制作スタッフは全員が公認会計士試験合格者なので、会計専門家が責任を持って解説している力作となります。
<おすすめポイント>
丁寧な説明と豊富な図解で、初めて簿記を学ぶ人でも簿記の本質がわかる一冊となっており、初心者に優しい設計となっています。また、簿記学習Webサイト"CPAラーニング"と完全連携! 講義が無料でついてくるので、独学に不安がある方におすすめなテキストとなります。
② スッキリわかる 日商簿記3級
<内容>
テキスト+問題集が1冊にまとまっているので、短期で合格レベルへ近づきます。また、ストーリーがあるからイメージしやすく、「テキスト&問題集」として活躍します。
<実際に使ってみて>
大手予備校のTACが発行している簿記テキストの王道です。大手だけあって、本書だけを繰り返していれば合格できる安心感があります。内容も仕訳Webアプリを搭載するなど大手の資金力を活かしたサービスがありコスパ抜群の本です。コスパを意識したい方にはおすすめの本です。
③ 簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集
<内容>
初学者でもわかるように、簿記用語を使わず一つひとつ丁寧に解説しています。かつ、必要な専門用語は特別に詳しく説明しています。
わかりやすい解説と必要な知識の両方でしっかり学ぶことができます。
<おすすめポイント>
四コマ漫画で簿記を解説しており簿記が苦手な方にも受け入れやすい設計となっています。また全ての問題に解説動画ついており、問題を解いて悩むことが無いのもおすすめポイントです。簿記に苦手意識がある方におすすめな本となります。
【参考】簿記3級の過去問問題集(予想問題集)おすすめ2選
簿記3級を確実に合格したいと思ったら併せて過去問(予想問題集)の購入をおすすめします。
簿記3級の本試験は過去に出題された問題が多数出題されます。なので、過去問を繰り返して解き合格レベルの点数に達すれば、本試験でも合格できる可能性が高いです。
おすすめの過去問問題集を紹介しますので良かったら参考にしてください。
はがして使えるドリル式 簿記過去問題集 日商3級 for LECTURES
合格するための本試験問題集 日商簿記3級
【完全無料サイト】CPAラーニングの簿記3級講座のクオリティが凄い!!【通信講座が不要となる】
CPAラーニングが提供する簿記2級の無料講座がのクオリティはとても高くおすすめです。
CPAラーニングの特徴は下記の通りです。
- 累計登録者数12万人突破!(簿記の受験者数は毎年約40万人)
- 毎月数万人の簿記を学習する人が登録する完全無料の簿記学習Webサイトです。
- 講義、問題集、模擬試験、これら全てが無料で利用できます。
いちばんわかる日商簿記3級の教科書 と連動した解説をしており、独学でも通信講座と同じような感覚で講義を受けれます。
私も試しに聞いてみましたが、大手公認会計士スクールが提供する講座なだけあって分かりやすくクオリティが高いです。
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
簿記3級の独学におすすめなテキストの纏め
簿記3級は独学でも十分に合格できる試験です。
しかし、古いテキストや解説が分かりにくいテキストを選ぶと、勉強が非効率となるので評判が良いテキストを選ぶことをおすすめします。
簿記3級は認知度も高く取得すれば、企業にアピールになるので興味があれば目指してみてはいかがでしょうか。
一番のおすすめは簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集です。解説が丁寧なので始めて簿記を学ぶ人にもおすすめな本です。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。
【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較