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【エンジニア(SE)から経理】への転職のコツ5つ【現役経理が転職経験者に聞いてみた】

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エンジニアやSEから経理へ転職はおすすめの転職パーターンの1つとして上げられます。

エンジニアと経理は一見共通点がないよに見えますが、システムに強い人材やエンジニアの知識による効率化は経理と相性が良いです。

実際に勤め先でもエンジニアから経理に未経験で転職したメンバーは数名いますよ。

この記事では、エンジニアから経理への転職を検討している方に向けて経理に転職するコツを紹介します。経理の採用担当の経験と実際にエンジニアから経理に転職したメンバーからの情報を元に記載するのでお役に立てるかと思います。

では、纏めていきます。

【前提】経理とエンジニア(SE)どっちがおすすめ?

経理とエンジニア(SE)のどちらがおすすめか気になりますよね。

まずは、経理とエンジニア(SE)の違いを表に纏めていきます。

<経理とエンジニア(SE)の違い纏め>

項目経理エンジニア(SE)
残業時間短め長め
仕事の進め方チーム単独
将来性定型業務はなし有り
業務の特徴属人的・非効率効率的
年齢層高め低め

経理はホワイトで働きやすいですが、チームプレーが求められるので単独の仕事が好きな人にはおすすめしません。時には自分が非効率と思われることもチームのために、協力して行う必要があります。

なので、チームプレーが苦手な方はエンジニア(SE)、チームプレーが苦痛でない方は経理をおすすめします。

【宣伝】経理のキャリア相談を承ります

経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。

例えば、

  1. 年齢
  2. 将来経理以外の職種につきたいか
  3. マネジメントをしたいか
  4. 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
  5. 未経験から経理になるには何をしたら良いか

貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。

また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。

ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります

【結論】エンジニア(SE)から経理への転職のコツ5つ

では、エンジニア(SE)から経理への転職のコツを紹介します。

まずは、箇条書きで纏めていきますね。

  1. IT業界の経理を狙う
  2. ベンチャー企業・中小企業のIT兼務の経理を狙う
  3. 職務経歴書に自己PRを経理用に記載する
  4. 職務経歴書の業務内容に専門用語を使わない
  5. 簿記は資格を取得してなくても勉強中とする

では、一つ一つ解説していきますね。

① IT業界の経理を狙う

IT業界の経理は他の業界と比較すれば属人的な業務が少なく、エンジニアが馴染みやすい環境にあります。

また、IT業界は下記の点でエンジニア出身の経理を好んで採用します。

  • IT特有の社風を理解しているエンジニア出身の経理を好んで採用する
  • 属人的な業務に慣れた人材よりシステムを活かして効率的な業務が得意なエンジニア出身の経理を優遇する
  • IT出身者のエンジニアとしての職歴を正しく評価できる

エンジニアの経理としての最初のキャリアは、エンジニアのキャリアと親和性が高いIT業界がおすすめです。

選考の通過率や求人の分析は転職エージェントを利用すれば、楽にできるので特に拘りがなければ転職エージェントを利用することをおすすめします。

おすすめな転職エージェント

私が営業から経理に未経験で転職をしたときは、下記の5社を中心に転職活動を進めていました。

エージェント種類オススメなポイント体験談
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【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します
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【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します
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できるだけその企業や業界について深く理解した上で、応募先企業を決めることができるので安心です。
【マイナビエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します
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【パソナキャリアの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説
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マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。
通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。
※マイナビエージェントの体験談を参照

② ベンチャー企業・中小企業のIT兼務の経理を狙う

ベンチャー企業や中小企業は管理部門の人数が少ないので、経理と総務やシステム管理を兼務することが多いです。

ベンチャー企業や中小企業はシステムを専門とする人材は不足しているので、システムの保守管理が出来る人材は需要が高いですよ。

経理は未経験であってもITが経験者であればIT関係を強化するために経験者扱いとして、年収を落とさず転職できるメリットもあります。

ベンチャー企業・中小企業で経理経験を積んだ後に再度転職をして、経理経験者として上場企業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

③ 職務経歴書に自己PRを経理用に記載する

職務経歴書に記載する自己PRは経理の弱点である属人的な業務の改善が出来る旨を伝えると未経験でも魅力的な人材に感じます。

例えば、下記のような内容に具体的な削減時間や効果を記載すれば効果的にアピールできます。

  • マクロ、Accessを用いた業務改善
  • システム導入経験
  • システム改修による業務改善

経理はシステムに強い人材が少なく、属人的な業務が中心となっています。

システムやマクロを用いて自動で請求書を作成したり、システム導入でシステム会社と対等にやり取りできる人材は需要が高いです。

エンジニア出身の方は、経理経理経験者にはない強みを活かしてアピールすれば有利になりますよ。

④ 職務経歴書の業務内容に専門用語を使わない

経理の採用担当でエンジニア出身の方の選考を担当することもありますが、職務経歴書に専門用語を多用されると内容が理解できません。

採用担当は数十通の職務経歴書を読むので、一つ職務経歴書を読む時間は3分あれば良い方です。なので、専門用語をインターネットで調べたりは基本的にはしません。

エンジニアでは当たり前の用語も経理や人事には、難しいことが多いので専門用語を使わないで職務経歴書を記載することをおすすめします。

エンジニアとして素晴らしい職務経験を積んでいても専門用語ではせっかくの魅力が伝わりません。

職務経歴書は一人で作成してチェックをするのが難しいので、第三者に最終確認をしてもらうことをおすすめします。

有料・無料のおすすめの職務経歴書の添削サービス→【職務経歴書・履歴書の添削サービス】有料・無料ごとにおすすめを紹介

⑤ 簿記は資格を取得してなくても勉強中とする

簿記の資格を持っていないとアピールしてはいけない!と思っている方は多いですが、簿記は勉強中と答えるだけでも好印象を与えます。

例えば、

  • 簿記未取得:簿記3級を勉強中
  • 簿記3級取得済:簿記2級を勉強中
  • 簿記2級取得済:簿記1級を勉強中

経理は経理になってからも税制改正や会計基準の変更により、勉強を常に求められる職種となります。

なので、勉強を継続する姿勢を見せることは未経験で経理に採用されるには大切なことです。

また、エンジニア経験者でIT系統の資格を取得していれば、勉強癖があることに説得力がありアピールになりますよ。

実際に簿記の知識は入社後に必ず使うので、簿記の勉強がまだな方は転職活動と並行して勉強を初めましょう。

簿記3級を独学で勉強するのにおすすめなテキスト→【簿記3級の独学】におすすめな無料サイトと初心者向け参考書3選

【参考】経理に向いているかを科学的に調べてみる

経理に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
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適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

エンジニア(SE)から経理への転職のコツの纏め

エンジニアの業務経験は経理で活かせる内容が多く経理未経験でも採用されやすいです。

早期で転職活動を終わらすには職務経歴書で業務内容をエンジニア未経験の経理に上手く伝えることが重要となりますよ。

第三者に職務経歴書を確認してもらい魅力的な職務経歴書に仕上げましょう。

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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