会計事務所や税理士事務所に就職を考えている人は、会計事務所がブラックでないか気になりますよね。
私は会計事務所や税理士事務所に転職を考えたときに、ネガティブな意見が多く不安になったことを覚えています。
現場で働いている人の声が1番参考になるので、会計事務所に勤めている友人に実態を聞いてみましたので情報を共有します。
この記事では、会計事務所や税理士事務所に就職を考えている人に向けて、会計事務所や税理士事務所はやめとけと言われる理由と対策を解説しています。実際に会計事務所で勤務する税理士である友人の意見を基に記載をしていますよ。
では、纏めていきますね。
【前提】ヤバい会計事務所の見分け方
会計事務所にも労働環境に配慮して事務所の運営を行っており働きやすい環境が整っていることがあります。
会計事務所側も従業員に短期離職をされると採用コストがかかるので長期間働いて貰いたいのが本音です。
働きやすい事務所の特徴は
- 大規模な税理士法人:所長1人に権力が集中しない
- チーム制で顧客対応をしている:チームで数十社担当するので負荷が分散する
- 転職エージェントを利用している事務所:採用に費用を掛けられるので儲かっている
上記のポイントを意識すればブラックな会計事務所に当たる可能性を下げられますよ。
ブラックな会計事務所の見分け方→【税理士事務所はブラック?】税理士に見分け方も聞いてみた【会計事務所も同じ】
【宣伝】経理のキャリア相談を承ります
経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。
例えば、
- 年齢
- 将来経理以外の職種につきたいか
- マネジメントをしたいか
- 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
- 未経験から経理になるには何をしたら良いか
貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。
また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。
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【結論】会計事務所・税理士事務所はやめとけと言われる理由5つ

会計事務所や税理士事務所は正直に言うとブラックになる可能性が高い業界です。
理由は大きく分けて5つあります。
- 所長のワンマンになりやすい
- 1人で数十社の顧客対応をする必要がある
- ノルマがある
- 基本的に忙しい
- 勉強が必要不可欠
では、一つ一つ解説していきますね。
①所長のワンマンになりやすい
上場企業は株主の目があるため社長であっても好き勝手なことはできません。
万が一、会社の利益に相反する行為があれば社長を株主が解任することができる仕組みがあります。
しかし、会計事務所は株主の目がないので基本的に所長の一存で全てが決まります。
所長が良い人であれば問題はありませんが、悪い人であっても所長の暴走を止める仕組みは存在しません。
なので、所長が人材を安く使い倒すことを考えていれば、ブラックな環境で働くことになります。
少しでも人間関係を円滑に行うにはコミュニケーション術を学ぶことをおすすめします。
交渉力や折衝力が学べる本→【交渉力が身につくおすすめの本】折衝力を高めるのに役立つ書籍を紹介
②1人で数十社の顧客対応をする必要がある
会計事務所や税理士事務所は1人で数十社の顧客を担当します。
なので、担当する会社の数だけ税務申告や決算があり問い合わせ対応も必要となります。
経理経験がある人はイメージしやすいですが、上場企業の経理は数名で1社の決算や法人税の申告を処理します。会計事務所や税理士事務所は顧問先が中小企業なので上場企業ほど複雑ではないですが経理より大変な場合が多いです。
入社後にギャップが生じないためにも、会計事務所の仕事のイメージは入社前に掴んでおくことをおすすめします。
会計事務所の仕事が分かる本→【会計事務所の仕事を勉強できるおすすめ本5選】税理士事務所の仕事も理解できる書籍を紹介
③ノルマがある
会計事務所や税理士事務所は顧客拡大のためにノルマを設けていることがあります。
例えば、
- 月の売上(担当する顧問数により決まる)
- 新規の顧客獲得
- 新規の保険申込
会計事務所や税理士事務所は顧問数を増やして売上を拡大する必要があるので、新規の顧客獲得には力を入れています。
なので、既存の顧客対応をしながら新規の顧客開拓をするのは時間と精神的にも厳しいのが現実です。
④基本的に忙しい
会計事務所や税理士事務所は基本的に忙しいと思って差し支えありません。
確定申告の時期だけでなく、顧問先への月次報告や法人税・消費税の申告業務など〆切時期が明確な業務が多いです。
例えば、税務申告の業務の基本的な流れは下記の通りです。
- 顧客から資料提供
- データ作成
- 顧客に報告
- 申告(〆切有り)
顧客からの資料提供や承認が無ければ業務を進めることができませんが、申告の期日は法律で定められているので変更できません。
顧客の資料提出が遅れた場合には〆切を守るために従業員が残業をして挽回するしかありません。
なので、基本的に会計事務所や税理士事務所は忙しいと言われています。
疲労回復に役立つサプリメント→【勉強用のサプリメント大人向けおすすめ5選】疲労回復や集中力・記憶力向上に役立つ
⑤勉強が必要不可欠
会計事務所や税理士事務所は税務や会計の知識を提供することにより顧問収入を得ています。
税理士以外の従業員でも顧客対応をするには、基本的な税務や会計の知識は求められます。
なので、業務時間外には全く勉強したくない人には厳しいと思います。
会計事務所や税理士事務所を目指すなら簿記2級程度の知識と法人税・消費税法の基本的な知識は身につけることをおすすめします。
税務の勉強でおすすめの本→【税務でおすすめの本5選】初学者向けの分かりやすい入門書籍を紹介
【対策】会計事務所でホワイトで働く方法2つ

会計事務所でホワイトに働くには3つのコツがあります。
まずは、箇条書きベースで纏めていきます。
- 簿記2級レベルの知識を最低限身につける
- 転職エージェントが扱う求人のみ受ける
- 一般企業の経理を経験してから会計事務所に転職する
では、一つ一つ解説していきますね。
① 簿記2級レベルの知識を最低限身につける
会計事務所は人に丁寧に教える文化がないので、基本的に自分自身でスキルアップしていく必要があります。
会計事務所は会計と税務の両方の知識が必要となりますが、税務は会計の知識があることが前提となるのでまずは会計の勉強をすることをおすすめします。
会計事務所の顧客は中小企業がメインなので簿記2級レベルをマスターをしていれば、業務に対応する基礎知識は身につきますよ。
なので、会計事務所を目指す人は今すぐにでも簿記の勉強を開始することをおすすめします。
簿記2級の独学におすすめなテキスト→【簿記2級の独学】におすすめなテキスト3選
② 転職エージェントが扱う求人のみ受ける
会計事務所は数が多くどの事務所を受けようか迷うと思います。
どの会計事務所に行くか迷ったときは、必ず転職エージェントが扱う求人を受けることをおすすめします。
転職エージェントに依頼できる会計事務所=資金が潤沢にある会計事務所なので、給与や待遇が良い可能性が高いです。
逆に言えば、ハローワークなど無料で掲載できる場所でしか求人を出していない場合には資金力が厳しく年収が期待できません。
なので、特に拘りがなければ転職エージェントが扱う求人を狙って応募することをおすすめします。
選考の通過率や求人の分析は転職エージェントを利用すれば、楽にできるので特に拘りがなければ転職エージェントを利用することをおすすめします。
税理士事務所や会計事務所の転職におすすめな転職エージェント
税理士事務所や会計事務所の転職に強い転職エージェントを紹介します。迷ったら最大手であるヒュープロに登録しておけば間違いはありません。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
ヒュープロ | ヒュープロは士業・管理部門特化の転職支援サービスです。 上場/上場予定企業の管理部門(経理・法務)や税理士法人・会計事務所とのネットワークが非常に広く、 業界最大級のマッチング数や日本の主要都市をはじめとして全国9000件以上の掲載求人数を誇ります。 | |
マイナビジョブ20's | 人材サービスを幅広く扱うマイナビの中でも、20代を専門としているのは『マイナビジョブ20's』のみです。 マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。 通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。 | 【マイナビエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します ※マイナビエージェントの体験談を参照 |
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
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コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
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具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
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仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
会計事務所はやめとけの纏め
会計事務所や税理士事務所は労働環境が厳しいのでやめとけと言われることが多いです。
しかし、一般企業の経理と異なり経営者と直接話せたり、独立に必要なスキルを短期間で身につけることができるなどのメリットもあります。
会計事務所や税理士事務所にも働きやすい事務所はありますのでエージェントを利用して探してみてくださいね。