社会人になって勉強を始めようと思っても、何を勉強するか迷いますよね。
せっかく勉強するなら、勉強の成果を給与に反映したいと思いませんか?
社会人の勉強内容で多くの職種や業種で役立つ内容は決まっているので、早めに役立つスキルを身につけて高年収を狙ってみてはいかがでしょうか。
この記事では、社会人で勉強を始めようとする方におすすめな分野を紹介します。英語、中国語、会計など実務で役立つ内容を勉強してみませんか。 そして、どの資格も働きながらでも取得できるのが取得できるのが魅力的です。 勉強を通じて給与アップを将来狙っている方には、自信を持っておすすめします。
では、纏めていきますね。
【前提】社会人の勉強は最初の一か月は30分で十分
社会人は働きながら勉強をするので、勉強を毎日継続をすることが難しいのが現状です。
なので、勉強の癖がつくまでは無理をせず30分程度の勉強から始めてみてはいかがでしょうか。
30分が苦痛に感じなくなったら1時間、2時間と徐々に勉強時間を増やしていくのが継続のコツとなります。
また、学生時代と社会人の勉強方法は異なりますので勉強方法を見直しみるのもおすすめのですよ。
社会人の勉強に役立つ本→【社会人が勉強のやる気UPに繋がる本5選】勉強方法を工夫してモチベーションを上げよう
【結論】社会人におすすめな勉強内容5つ

では早速ですが社会人におすすめな勉強内容を纏めていきますね。
まずは、箇条書きで紹介します。
- TOEIC800点以上を目指す【転職で年収UPに有利】
- HSK5級【転職で年収UPに有利】
- USCPA(米国公認会計士)【高年収&専門職】
- 税理士【高年収&独立】
- MOS(Excel)【業務に役立つ】
では、一つ一つ解説していきますね。
① TOEIC800点以上を目指す【転職で年収UPに有利】
企業にアピールできる英語力は最低TOEIC800点以上です。
TOEIC800点以上あれば、企業は英語力がある人材と認識します。英語力がある人材=高年収は、全業種に通じた共通の認識です。
TOEIC800点を記載して転職活動してみて下さい。エージェントから紹介される高年収の求人が飛躍的に増えます。
何故なら、英語力を必要とする企業はグローバル企業なので平均年収が高いです。また、管理職として昇進する場合にTOEICを昇格要求している企業も増えています。より一層グローバル化が進むので、この傾向は加速します。
英語だけは絶対に勉強して損はないです。何を勉強するか迷ったら、まずは英語の勉強をすることをおすすめします。
TOEIC800点を取得すると周りは英語が話せる人間と認識します。なので、TOEIC800点を取得したら、会話の練習も併せて行っていきましょう。
TOEIC800点を取れるば、グローバル企業など高年収の企業に転職できますので、年収も100万UPも狙えます。
【参考】英語力0からTOEIC800点達成まで勉強時間の目安
勉強期間は英語力0からスタートでも、600~800H程度でTOEIC800点は到達します。
600~800H程度は毎日2~3H勉強すれば達成できます。
1年間勉強して、年収が100万UPするなら試してみる価値ありませんか。
英語の学習はまずは、単語を抑えるのが基本なので単語から学習をしてみてはいかがでしょうか。
<おすすめ単語帳>
② HSK5級【転職で年収UPに有利】
グローバル企業の多くは、中国に進出しています。それに伴い、中国話の重要性も増しています。
中国への出張や駐在の機会は着実に増えていますが、中国語を話せる日本人は圧倒的に不足しています。
その為、中国語を話せる日本人は重宝されます。近年、求人でもピンポイントで中国語を話せる人材を求める求人が増えました。
中国で本格的にビジネスを行う場合には、中国語を話せる日本人の存在が不可欠となります。 中国でのビジネスは、英語圏のビジネスとは全く文化が異なります。現地の文化に馴染んで、信頼関係を構築することが何より大事です。現地の言語を話すことは、相手と打ち解ける為の第一歩として必要です。
勿論、中国人でも日本語を話せる従業員は在籍しているので仕事は周ります。
但し、日系企業の日本的な仕事を上手く伝えるには、中国語を話せる日本人が必要不可欠です。
HSK5級は、TOEIC800点レベルとなります。このレベルがあれば、企業でも十分に評価されます。
英語が苦手でも、中国語は得意という方もいます。試しに中国語の勉強を開始してみたらいかがでしょうか。
【参考】中国語力0からHSK5級と中国語検定2級 までの勉強時間
勉強期間は中国語0からスタートで、1000H程度で HSK5級と中国語検定2級 は到達します。
中国語の勉強は、まずは1番簡単なHSKの1級からスタートしてみたらいかがでしょうか。
HSKは1級が1番簡単な試験となります。
公式問題集と過去問を解けば1級は難しくありません。
HSKとは何か【公式サイトより】
HSKを知らない方も多いかと思いますので、公式サイトから説明を引用しておきます。
一言で言えば、中国語版のTOEICと思って頂ければ大きなイメージの違いはありません。
HSKは中国語能力検定試験"漢語水平考試"(Hanyu Shuiping Kaoshi)の略称です。中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)が認定する中国政府公認の世界共通テストであり、母語が中国語ではない人の中国語の能力を測るために作られたものです。現在、HSK検定は全世界で875か所以上、114の国と地域で実施されています。数ある中国語検定の中でもHSKは、最も広く世界に認知されている検定とされています。また、実施されるテストは世界共通の内容で、同日に実施されています。そのため、世界のどの地域でも適切な評価を受けることが可能です。2010年のリニューアルでは、ヨーロッパにおいて外国語学習者の能力評価時に共通の基準となるCEF(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)と合致するよう設計されたため、欧米各国の外国語テストとの互換性から難易度の比較がしやすくなりました。日本でも大手企業が人事採用や昇進時の基準として、また大学での中国語単位認定や、留学時の資格としても利用が進む「世界標準」の中国語資格です。
HSK公式サイト
③ USCPA(米国公認会計士)【高年収&専門職】
英語×会計は高年収で多くの求人があります。
大企業の経理は勿論、経営企画や現地CFO、監査法人と活躍の場所が多岐に渡ることが特徴です。
取得すると、30代前半ならば、経理経験が未経験でも大企業や監査法人への就職の道を切り開くだけの威力があります。また経理関連経験者であれば、外資企業やベンチャー企業のCFOへ採用される可能性が高くなります。
公認会計士と聞くと非常に難しいと感じますが、日本の公認会計士と比べ米国公認会計士の難易度は低いです。
また、米国公認会計士の試験は日本でも受験できることができます。
しかし、USCPAをいきなり目指すのはおすすめしないです。予備校の費用で100万円程度かかります。なので、まずは日商簿記2級まで取得して会計への適性を見極めましょう。USCPAと日商簿記2級は試験範囲が被るので、勉強した部分が無駄になりません。
【参考】 日商簿記2級+TOEIC600点程度の英語力から米国公認会計士(USCPA)達成までの勉強時間
日商簿記2級+TOEIC600点程度の英語力を前提で、1年半(1200H)程度の勉強が必要です。
日商簿記2級を取得していない方はまずは、日商簿記2級の取得を目指しましょう。
【参考】簿記2級の独学におすすめな参考書
簿記2級は通信講座に通った方が効率的なのは間違いありません。
通信講座を検討している方は、まずは大手予備校に資料請求をしてみてはいかがでしょうか。
大原公式資料請求サイト→高い合格実績で選ぶなら資格の大原 簿記1・2級講座
予備校にいきなり通うのではなく、試しにテキストで独学で勉強をしてみたいと方は多数の合格実績がある予備校の参考書を利用することをお勧めします。
簿記2級の参考書は多数発行されていますが、中でも経理メンバーから高評価だったテキストを紹介しておきますね。
<おすすめの参考書>
④ 税理士【高年収&独立】
税理士は働きながら取れる資格のうち、最高峰の難易度を誇る資格です。
その代わりに資格を取得すれば独立して自由に働くことができる大きなメリットがあります。
私は働きながら税理士試験を4科目合格(5科目で税理士になれる)しましたが、合格するには毎日2~3時間程度の勉強は必須と感じました。
まずは大手予備校のパンフレットを無料で取り寄せて検討してみてはいかがでしょうか。
大原予備校→高い合格実績で選ぶなら資格の大原 税理士講座
⑤MOS(Excel)【業務に役立つ】
MOSはExcelの技能を証明するための資格であり、経理を筆頭に事務職では高く評価をされている資格です。
Excelの機能を学ぶことで転職に有利になるだけでなく、実際の業務を効率に役立てることもあります。
MOSは実務で使うExcelに絞って学習範囲が設定されているので、MOSに合格をすれば自動的に業務に必要なExcelのスキルが身につく仕組みとなっていますよ。
MOSの合格は市販のテキストを1冊やり込めば十分に独学でも合格できるレベルとなっています。
<おすすめの教材>
効率的にExcelが学べる本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の適職が何か気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるコンピテンシー診断をミイダスが提供しています。
自分の適職や上司との相性が分かって面白いですよ。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
適職診断については下記の記事でも纏めていますので良かったら見てくださいね。
【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
社会人の勉強におすすめな資格と語学の纏め
勉強癖は一回身に付けると、勉強することが苦痛でなくなります。
最初は10分から始めて、徐々に時間を増やすことがおすすです。あまり最初から無理すると勉強が嫌にりますので。
勉強をしようと思っただけでも素直に凄いと自分を褒めましょう。
効率的な勉強方法を探している方におすすめな本があります。様々な観点から100の効率的な勉強方法を紹介しているので、自分にピッタリな勉強方法を見つけることができます。真似できる箇所から実践して自分のオリジナル勉強方法を編み出してみませんか。気になる方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
Amazonの本が無料で読めるサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。
【30日間無料で本を読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較
社会人の勉強に役立つ本→【社会人が勉強のやる気UPに繋がる本5選】勉強方法を工夫してモチベーションを上げよう