経理キャリアUP

【経理からのキャリアチェンジ】経理からの転職でおすすめの職種を解説

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経理は経理への転職だけでなく、数値に関連する職種へのキャリアチェンジならば経験者として高年収で採用される可能性が高いです。

経理は数値に関連する仕事に精通しているので数値を基に仕事をする部門では、経験者と類似の経験があるとみなされる為ですよ。

なので、経理の経験があれば、幅広い職種で有利になります。

この記事では経理からのキャリアチェンジを考えている方に向けて、おすすめの転職先を紹介します。経理で築いたキャリアを無駄なく活かしながら、転職を成功させるコツを解説します。

では、纏めていきますね。

【前提】経理からのキャリアチェンジで評価される業務経験

経理の経験を活かして転職をする場合に、他の職種でも有利となる経験を紹介します。

  1. 単体決算業務の経験
  2. 連結決算業務の経験(あると非常に有利)
  3. 管理会計の経験(あると非常に有利)

経理経験を活かして転職する場合には、単体決算業務を含む経理経験が3年程度あれば幅広い職種で有利になります。

また、連結決算業務や管理会計の経験があれば、高度な会計知識を有しているとみなされて転職での市場価値は非常に高くなりますよ。

社内異動で単体決算業務が積めない場合には、転職エージェントにキャリアチェンジについて無料相談をしていみるのもおすすめですよ。経理や管理部門の転職であれば、 MS-Japan が管理部門に特化をしているので強みがあります。キャリアプランについて相談だけしてみたらいかがでしょうか。

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経理の知見があるキャリアアドバイザーが付くため、経理の転職には強い。
【MS-Japanの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します

経理の転職に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

【参考】経理職種でのキャリアチェンジもおすすめ

経理の業務は沢山の種類があります。

なので、経理職種内部でのキャリアチェンジで年収を上げていく作戦もあります。

例えば、下記の業務を一通り経験すると経理部内でも評価が高く、社内・社外でも需要が高い経理となりますよ。

  1. 単体決算業務→連結決算業務→海外駐在CFO
  2. 単体決算業務→国内税務→国際税務→税務専門職
  3. 単体決算業務→管理会計→子会社の経理部長

経理は純粋に担当することができる業務が多ければ、転職できる企業も多くなり年収UPが簡単になりますよ。

特に経営分析に必要な管理会計の知識があると、企業から需要が高く経理としても転職が容易になります。

管理会計が学べる本→【管理会計の実務の勉強におすすめな本5冊】解説が分かりやすい書籍を紹介

【宣伝】経理のキャリア相談を承ります

経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。

例えば、

  1. 年齢
  2. 将来経理以外の職種につきたいか
  3. マネジメントをしたいか
  4. 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
  5. 未経験から経理になるには何をしたら良いか

貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。

また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。

ココナラで体験談をもとにキャリア相談を承っていますので良かったらご利用ください。→経理のキャリアアップ 経理の転職相談を承ります

【結論】経理からのキャリアチェンジでおすすめな職種5つ

経理からキャリアチェンジ

では、具体的に経理からのキャリアチェンジでおすすめな職種をご紹介します。

まずは、箇条書きで纏めていきます。

  1. 一般企業の経営企画・事業企画
  2. 監査法人のアドバイザリー業務
  3. システム会社の会計コンサルティング
  4. 一般企業の内部監査
  5. ベンチャー企業の管理部門の管理職

では、一つ一つ解説をしていきますね。

①一般企業の経営企画・事業企画【オススメ】

まず筆頭の転職先の候補としては、経営企画と事業企画があげられます。

経営企画と事業企画は経理と密接に関連しており、経験者として採用が見込めます。

仕事の内容は、会社の中枢に係ることが多いので、経理の仕事が物足りないと感じていた方には、オススメです。

この職種は年収水準が高めです。また、職種の性質上(会社の中枢に係るため)幹部候補での入社が前提のため出世が見込めます。

求人数が少なく、応募者の質は高いため、内定を取るのが難しいです。

経営企画の仕事内容などは、下記の記事で詳細を記載していますので、そちらをご覧ください。

業務内容も刺激的で高年収を狙えるため、倍率が高いですが、会社の経営に携わりたいのであればチャレンジする価値はあります。

経営企画を経由してCFOを目指す方にも人気の職種なので、経理が好きで仕事の幅を広げたい方はいかがでしょうか。

CFOを目指す方におすすめな本→【CFOを目指す人におすすめな本5選】経理のキャリアが学べる書籍を紹介

②監査法人のアドバイザリー

監査法人と聞くと公認会計士の必要があるのでは?と思われますが、公認会計士の資格が必須なのは、監査業務のみです。

アドバイザリー業務には公認会計士の資格は必要ありません。

監査法人のアドバイザリーの主な業務は下記の通りです。

・国際財務報告基準(IFRS)および米国会計基準(USGAAP)対応支援

・財務報告体制・プロセス構築に関するアドバイザリー業務

・内部統制(J-SOX およびUS-SOX)への対応支援

引用:ファンド・M&A金融情報

経理の経験で最も重宝されるのが、IFRSの導入経験です。

アドバイザリー業務の対応支援の多くは、IFRSの導入を検討している企業がスムーズにIFRSを導入できるようにサポートすることです。

実務でIFRSのの導入経験がある方であれば、アドバイザリー業務に直結する経験を持っていることになります。

IFRSの導入でなくても、IFRSで連結決算の取り纏めを行っていた場合には非常に有利となります。

企業の経理部門の支援をするので、実際に企業の経理部門で働いていた方の知見がアドバイザリー業務には必要となります。なので、経理部門出身は、IFRS経験や内部統制の経験があると優遇されますよ。

IFRSと内部統制の経験がないと、選考を通過するのが非常に厳しいと思われます。

監査法人は公認会計士を筆頭に優秀な方が数多く在籍しているので、チームメンバーから刺激を受けながら働くことができます。

自分自身をより成長させたい方向けの職種となります。

アドバイザリー業務を数年すると、市場価値も上昇するので次の転職の際にはかなり有利になります。

③システム会社の会計コンサルティング【狙い目】

経理部門からの転職で、狙い目なのはシステム会社の会計コンサルティングです。

何それ?と思われた方もいるかと思います。認知度が低い為、あまり知られていないですが、経理部門からの転職先としては有力な候補先です。

ITはできるが、会計は苦手・・・という方はシステム会社には多いです。システム会社とシステムを導入する会社(経理部門)を繋ぐことが重要な役割となります。また経理部門出身なので、客先の経理部門の要求や悩みが分かる為に、効果的なコンサルティングを行うことができます。

会計×ITの人材は、将来需要が高まりますので会計×ITのキャリアを構築をすると高年収が期待できます。

システム会社の会計コンサルティングの主な業務は下記の通りです。

  • 会計システムやERPの導入支援(特に連結決算は非常に重宝されます。)
  • 会社システムを用いた会計業務の効率化

私はシステム導入や改善の経験が経理部門側であります。その際に、相手に経理部門出身者がいたので非常にスムーズにやり取りができたのを覚えています。連結決算の内部取引の実務の流れなど、経理業務を1から説明しなくて良いので非常ありがたいです。

ERP(SAPやオラクル等)や会計システム(BIZやGLOVIA等)を利用して業務をされていた方は親和性があります。導入支援などを行った経験があれば、非常に評価されます。

システムに馴染みがない業務をされていた方は、選考を通過するのが難しいと思われます。

システム会社は実力主義の傾向が強く、高年収の企業も多いのが特徴なので、若くして高年収を得たい方にもオススメです。

④一般企業の内部監査

内部監査はJ-SOXを取り扱うので、経理のJ-SOX業務が被る部分もあります。

しかし内部監査のために海外子会社に出張することも多いので、経理とはひと味違う業務を味わうことができます。また、内部監査の部門は年齢が高め(ある程度の経験がないと、内部監査を実施できないため)落ち着いて業務を行いたい方に向いています。

内部監査は監査法人や他部署とやり取りが非常に多いです。

ある業務がフロー通りに処理されているのかを確認するのが主な仕事なので、理論的に仕事をしたい方には非常に向いています。

企業はコンプライアンスに関する意識が高まっていますので、不正を抑制すために内部監査を強化しています。

一般企業の内部監査業務の主な業務は下記の通りです。

  • J-SOX対応業務(文書化支援、統制評価、経営者評価)
  • 子会社や他部署への内部監査(法令や社内ルールが守られているかの確認)

J-SOXのフロー策定をしていたり、監査法人からのJ-SOXに関する監査の対応をしていた方は非常に有利です。

20代は歴史ある企業だと、経験不足とみなされる可能性があります。

内部監査は経理よりも残業も少ない傾向があります。なので、プライベートをより充実させたい方にはおすすめです。

内部統制の仕事内容が分かる本→【内部統制の勉強におすすめな本5冊】J-SOXの解説が分かりやすい書籍を紹介

⑤ベンチャー企業の管理部門の管理職(役員)

ベンチャー企業は、規模が小さく成長途中であることが多いです。

なので、経理部門が独立しておらず人事や法務、総務などの管理部門が同じ部門となっていることが多く経理以外の仕事も経験ができますよ。

また、ベンチャー企業は出世が早いので、管理職を得て早期に経営層を目指せます。

経理だけでなく、他部門の経験を積んで管理部門の役員になりたい方向け。ベンチャー企業の求人数は多く、経理出身者(数値を理解できる人間が欲しいため)はかなり優遇されるため、選考も通過し易い。また、会社が成長すれば、多額の報酬(ストックオプションなど)が手に入る可能性ありです。

意思決定を始めとして、何事もスピードが早いので、落ち着いて物事を考えたい方には向いていないかもしれません。 ベンチャー企業は、まずはチャレンジすることに価値があると考えている傾向が強いです。

中小企業の経理の実務が学べる本→【中小企業の経理実務の勉強におすすめな本5冊】分かりやすい書籍を紹介

【参考】自分の適職を科学的に調べてみる

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選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

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適職診断で使うのは、【職務適性】です。

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仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

経理からのキャリアチェンジの纏め

経理は会社の根幹である数値を扱う部門です。

なので、多くの数値に関連する多くの職種にキャリアチェンジできます。

自分の適正に合わせた職種を選ぶことが大事ですよ。

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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