転職活動で選考フローにWebテストがある場合には勉強するべきか悩むことがありますよね。
私は転職活動をしていたときはWebテストの勉強をせずに受けたことがありますが、結果が悪く面接官に指摘されたことがあります。
転職の場合にはWebテストで落ちないので勉強に必要がない!と言われますが人事経験がある私から言えば勉強をすることをおすすめします。
この記事では、転職でSPIのWebテストの練習方法を探している方に向けておすすめの勉強方法を紹介します。実際に人事経験でWebテストを採用側で活用し、自分自身も転職活動を2回を行っているのでお役に立てると思います。
では、纏めていきますね。
【前提】転職でWebテストの対策が必要な理由2つ
企業がわざわざお金を払ってWebテストを実施するには理由があります。
転職でWebテストの対策が必要な理由は大きく分けて2つありますよ。
①企業がWebテストの足切りの点数を設けている
Webテストを企業が求める最低限度の能力を有しているかを見極めるために活用をします。
新卒採用のWebテストと比較すると足切りの点数は低いですが、大手企業や大企業を中心に足切りの点数は存在します。私の勤め先でも足切りの点数は設けており、一定の点数に達していない場合には自動的に不合格としていました。
特に非言語は対策をしないと全く点数が確保できないことがあるので、自信がない場合には数時間でも良いので勉強をしておくことをおすすめします。
②Webテストの結果が悪いと面接で不利になる
Webテストの結果が悪くてギリギリで面接に進んだ場合には、面接で不利になる可能性が高いです。
面接は履歴書・職務経歴書だけでなく、Webテストの結果も見ながら面接を実施します。
面接の結果が他の候補者と比較をして明らかに悪いと、初めから不利な状態で面接が始まりますよ。
例えば、私が面接で優秀と判断しても他の面接官からWebテストの結果が悪いことを理由に反対されると覆すのは相当厳しいです。
面接の印象は抽象的であるのに対してWebテストは客観的であるため、面接官の間で意見が異なった場合には客観的な指標であるWebテストの結果が優先されます。
高得点を狙う必要はありませんが他の候補者よりも著しく低いと悪目立ちをするので平均的な点数は確保する必要がありますよ。
【結論】転職のWebテストは練習方法3つ
では、早速ですがWebテストの練習方法を紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
- SMART/SPI-Gで対策する
- SPIの対策本で勉強をする
- 転職エージェントを活用する
①SMART/SPI-Gで対策する
SMART/SPI-GはSPIの模擬テストを受けれます。
転職のWebテストは模擬テストを繰り返し解いて出題形式になれることが1番の対策となります。
【出題形式に慣れる=解答方法も理解できる】なので、繰り返し模擬試験を受けることで点数が効率的に確保できます。
SMART/SPI-Gのメリットは下記の通りです。
- 本番形式の模擬テストが何度も受けれる
- 玉手箱など主要なWebテストに対応している
- 2500円と価格も良心的
- 解き方や解答のコツを解説してくれる
- 他の受講者と比較して自分のレベルが分かる
Webで簡単にテストができるので、Webテスト直前でも練習ができますよ。
興味があったらSMART/SPI-Gを試してみてはいかがでしょうか。
②SPI3の対策本で勉強をする
Webで勉強が苦手な方は本で勉強をして対策するのもおすすめです。
本で勉強をする場合には、転職用のSPI対策の本を購入して繰り返し対策をしましょう。複数の本を購入する必要はなく1冊を繰り返し解くだけでも高得点は取れるので、1冊に集中をして最後まで終わらしましょう。
新卒採用と中途採用のSPIでは出題形式が異なる部分があるので、転職用の専門書を購入することをおすすめします。
SPI3におすすめな対策本を紹介しますね。
史上最強の転職者用SPIよくでる問題集
長年の受験指導の経験を生かし、効率よい学習パターンで本書は展開しています。重点的にチェックしておきたい<頻出問題>と、頻出問題の復習・発展となる<練習問題>、及び図表を使用した視覚的にわかりやすい<解答・解説>で構成されています。
3日で完成! 転職者のためのSPI&玉手箱対策【改訂版】
3日間集中すれば、「SPI3」と「玉手箱」の出題傾向や対策がつかめます。出題分野の解き方のポイントをマスターして、効率のよい適性検査対策が可能な本です。
③転職エージェントに相談する
転職エージェントを利用している場合は、キャリアアドバイザーに聞くか、転職エージェントを通じて企業に問い合わせてもらう方法もあります。
もし転職エージェントから同じ企業を受けた人がいた場合には、過去に受けた人から聞き取りをしている可能性が高いので対策方法を教えてて貰える可能性が高いです。
転職エージェントはWeb対策だけでなく、面接対策や職務経歴書の添削など様々なサービスを無料で受けられるので複数の転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
私が実際に利用しておすすめだと思った転職エージェントを紹介しておきますので、良かったら利用してみてくださいね。
【無料】おすすめの転職エージェント
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
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マイナビジョブ20's | 人材サービスを幅広く扱うマイナビの中でも、20代を専門としているのは『マイナビジョブ20's』のみです。 マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。 通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。 | ※マイナビエージェントの体験談を参照 |
【参考】転職の面接に合格するための自己分析
面接のために再度自己分析もしておくと内定の確率が高くなりますよ。
面接の通過率を上げるには、自分の価値観を分析して一貫性のある回答を作ることが大事となります。
書類選考を通過しているという事は、企業が求めるスペックは満たしています。後は面接対策をすれば内定を得られる可能性が高いです。
自分の価値観分析を事前に行うことで、面接での質問に自然に答えられるようになります。
例えば、価値観分析を基にして下記の質問にスラスラ答えることができます。
- 自己PR
- 長所と短所
- 相性が良い仕事仲間のタイプ
また、価値観診断を実施しておくことで相性が良い企業や上司のタイプも確認できます。結果は合格した場合に内定を受けるかの判断材料になりますよ。
私が価値観診断の結果で精度が高いと感じたのが、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラム(コンピテンシー診断)です。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
転職のWebテスト纏め
転職の選考でWebテストは軽視されがちですが、企業としてはお金を払って実施しているので軽視はしていません。
高得点を狙う必要はありませんが最低限度の対策は実施しておかないと、選考に落ちたり面接で不利になることがありますよ。
5時間程度やれば平均点には達っしますので対策をしてみてはいかがでしょうか。
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