最終面接が終了した後から合否の連絡が来るまでは結果が気になりますよね。
私は2回の転職の経験がありますが最終面接の経験が来るまでに必死にインターネットで合格、不合格のサインを探したのを覚えています。
少しでも最終面接の結果の予測にお役に立てればと思い失敗談から不合格サインを紹介したいと思います。
この記事では、転職の最終面接の結果が気になる人に向けて、失敗談から不合格サインを紹介しますね。実際に最終面接に落ちた経験と、友人からのヒアリングの結果をまとめた不合格サインなので実情に即した内容となっていますよ。
では、纏めていきますね。
【前提】転職の最終面接は「顔合わせ」ではなく「選考」
転職の最終面接は一昔前は「顔合わせ」であり、滅多に落ちないと言われていました。
しかし、近年では最終面接でも役員クラスによる「選考」が行われるので合格率は50%程度に留まります。最終面接には候補者を2~3名程度残しておいて、役員に最終決定を委ねるケースも多ですよ。
例え企業が「顔合わせ」と言っても、内定を書面で貰うまでは「選考」なので落ちる可能性はありますよ。
実際の体験談を基に最終面接の通過率と対策も記事にしていますので良かったらみてくださいね。
最終面接の通過率と対策→【中途の最終面接は落ちる?】最終面接の通過率(合格率)を転職体験談から解説
【結論】転職の最終面接の不合格サイン5つ
では、転職の最終面接の不合格サインをランキング形式で紹介します。
まずは箇条書きで纏めていきますね。
- 面接官が餌に食いつかない
- 合否の連絡が遅い
- 逆質問への回答が不親切・不十分
- 会社からのアピールがない
- 入社希望日や希望年収を聞かれない
では、一つ一つ解説していきますね。
ランキング1位 面接官が餌に食いつかない
職務経歴書や面接での自己PRに対して面接官から追加で質問がない場合には、不合格の可能性が高いです。
①候補者に【興味がある】場合
- 面接官がAと言う質問をする
- 候補者がAに回答する
- 面接官がAの内容を深堀する→候補者に興味を持って詳しく人柄を知りたい
②候補者に【興味がない】場合
- 面接官がAと言う質問をする
- 候補者がAに回答する
- 面接官が候補者のAの回答に特にコメントなく異なるBの質問をする→候補者への興味が薄い
②の流れが数回続くと面接官とコミュニケーションが取れずに不合格の可能性が高いです。
面接官は興味がある候補者には個々の質問を深く掘り下げて聞く傾向があります。
面接官に餌に食いつて貰えるような回答をするには、【体験談】を基に話すのがおすすめです。
ランキング2位 合否の連絡が遅い
企業は即決で合格を決めた候補者への連絡は、他の企業に取られないように早いです。
具体的には、合格の場合には1日~3日程度で合格の連絡が来ますよ。
3日以内に連絡がない遅い場合には、不合格若しくは保留中の可能性が高いです。保留のケースは面接では決めてに欠けたので、他の候補者と比較をして最終判断を企業がします。
3日以内に連絡がない場合には、不合格と考えて転職活動を継続することをおすすめします。
1週間以上連絡がない場合には、直接若しくはエージェントを通して催促をしてみましょう。私も合否の連絡が頂けない場合にはエージェントを通して何度か問い合わせて貰ったことがあります。
転職エージェントを利用する場合には大手がおすすめですよ。無料で合否の連絡のフォローや面接後に面接官へのフォローもしてくれるので、心強いです。
<おすすめの転職エージェント纏め>
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
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ランキング3位 逆質問への回答が不親切・不十分
面接の最後で候補者から面接官に質問する場面は必ずありますよね。
その際の面接官の回答が不親切若しくは不十分であれば、不合格の可能性が高いです。
逆質問は企業が候補者にアピールする場所なので、入社して欲しい人材には質問に真摯回答するのが基本です。
具体例:入社して欲しい人材の場合
- 候補者:御社の将来ビジョンを教えてください。
- 企業:10年間で海外子会社を2倍程度にする予定です。なので、候補者Aさんが希望する海外駐在のチャンスは数多くありますよ。
太字の部分が大事です。候補者のニーズを察して会社のアピールがあれば合格の可能性が高いです。
具体例:不合格の場合
- 候補者:御社の将来ビジョンを教えてください。
- 企業:海外への進出を積極的に行うことを予定をしています。
※具体例なので逆質問は簡便なものにしてあります。逆質問の内容は真似をしないことをおすすめします。
逆質問のおすすめは下記の記事で纏めていますので、良かったら参考にしてください。経理以外の職種にも使えますよ。
逆質問のおすすめ→【経理の逆質問はこれでOK】転職の面接で最後の質問におすすめな具体例8個
ランキング4位 会社からのアピールがない
逆質問と趣旨は同じですが、入社して欲しい人材には必ず何処かで会社からのアピールがありますよ。
面接は企業が候補者を選ぶだけでなく、候補者が企業を選ぶ場面でもあります。
入社したら候補者にどのようなメリットがあるのかを、企業側もプレゼンする必要があります。
例えば、仕事のやりがい・業績の安定性・福利厚生などを積極的に企業側がアピールをしていれば合格の可能性が高いです。
面接を通じて全く企業側からアピールが無ければ、企業が積極的に欲しい人材と思わなかった可能性が高いです。
余談ですが、面接の内容は記憶が新しいうちにメモをしておくことをお勧めします。内定を貰った場合には貴方が企業に入社するか決める番になるので、面接のメモが役立ちますよ。
内定を受けるか迷ったときの確認事項→【転職で内定に迷う】やめたほうがいい?決断できない時の確認事項8つ
ランキング5位 入社希望日や希望年収を聞かれない
企業が候補者を採用する上で必ず聞くのが、入社希望日と希望年収です。
能力や人柄に問題がなくても、入社希望日が1年後だったり、希望年収が企業の想定年収よりも高い場合には採用ができませんよね。
内定を出す予定が無ければ細かく条件を聞く必要がないので、社交辞令でサラッと聞かれるか全く聞かれません。
【注意】転職最終面接の合格サインはない
不合格サインは分かったけど、合格サインは何か気になりますね。
合格サインは企業により大きく異なるので、不合格サインと異なり見分けにくいです。例えば、合格サインと言われるている年収や入社日の質問は一次面接で確認を済ませているので、双方合意済と認識をして改めて聞かない企業も多いです。
なので、合格サインは不合格サインがなかったことが実は合格サインであることが多いです。
手ごたえがなかったけど合格したと感じる人が多いのは、最終面接で合格サインが見分けにくいことを示しています。
明らかに自分に興味がないと感じる場合以外は、意外と合格していることが多いですよ。
【参考】自分に合った企業を科学的に調べてみる
自分に合った企業が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方に合った企業を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、貴方に合った企業を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
自分に合った企業を探すのに使うのは、【ストレス要因】です。
実際にストレス要因を見ると変化と混沌が9となっています。私自身もコロコロと指示や戦略が変わることに強いストレスを感じるので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
転職の最終面接の不合格サインの纏め
面接は結果が来るまでは気になり他のことが手につかないと思います。
1つだけ言えるのは内定が出るまでは転職活動は継続することをおすすめします。
新しい求人を探すと気が少し紛れるので、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
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