経理に興味がある人は経理のワークライフバランスが気になるのではないでしょうか。
経理は繫忙期があるので残業が長いイメージがあるかもしれませんが、経理として働きやすい企業を選べばワークライフバランスは確保できますよ。
実際に私の勤め先は年間では経理部が一人当たりの平均残業時間が社内で1番短く、リモートワークも頻繫に行っていますよ。
この記事では、経理のワークライフバランスに興味がある人に向けて、経理のワークライフバランスと働きやすい企業の特徴を紹介します。実際に経理部で2社に勤務経験があり、現在は海外駐在でCFOとして勤務しているのでお役に立てるかと思います。
では、纏めていきます。
【前提】経理のワークライフバランスは?→基本最高だが注意点有り
経理はワークライフバランスが最高になるかは、2つの要素で決まります。
- 自分自身の経理スキル:ホワイト企業でもスキルが低いと仕事が遅くて残業が増えます
- 企業の経理体制:経理が発展途上(上場を目指している)段階などでは仕組みを作るまで残業が増えます
経理スキルはExcelと簿記2級程度の知識があれば、スキルが原因で残業が増える要素は少ないですよ。
簿記2級のおすすめテキスト→【簿記2級の独学】初心者向けのおすすめなテキスト3選【2023年版】
企業の経理体制は個人の力で直ぐに変えるのは難しいので、ワークライフバランスを確保したい場合には企業選びが重要となります。経理は経理スキルがありワークライフバランスが確保できる企業に入社すれば、最高のワークライフバランスを送れますよ。
次の項目では、ワークライフバランスが確保できる企業の特徴を紹介しますね。
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経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。
例えば、
- 年齢
- 将来経理以外の職種につきたいか
- マネジメントをしたいか
- 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
- 未経験から経理になるには何をしたら良いか
貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。
また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。
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【結論】経理でワークライフバランスが確保できる企業の特徴5つ

では、早速ですが経理でワークライフバランスが確保できる企業の特徴を紹介します。
まずは、箇条書きで紹介しますね。
- リモートワークができる企業
- 経理部の仕事が分業制となっている企業
- 上場企業で歴史が古い企業
- 経理部に契約社員・派遣社員がいるか・アウトソーシングを利用しているか
- 直近3年で大型合併をしていない企業
では、一つ一つ解説していきますね。
① リモートワークができる企業
リモートワークができる企業は下記の特徴があります。
- システムが整っている
- 無駄な対面会議や紙管理がない
- 企業としてワークライフバランスを推進している
リモートワークをするにはシステムが整っていないと出来ません。
リモートワークができるレベルでシステムが整備されていれば、経理業務もシステムによる効率化が図られている可能性が高いですよ。例えば、システムが未完備でExcelで管理する帳票が膨大だと、情報共有のために出社するなど業務効率が著しく落ちます。システムでの業務が中心であれば、更新された最終情報が常に表示されますし、自動計算をしてくれるので手間もかかりませんよ。
勤め先でもリモートワークを導入していますが、システムが優秀なので決算でもリモートワークで完結できます。
リモートワークを積極的に利用するかは別として、リモートワークができるレベルの企業経理は働きやすいことが多いですよ。
リモートワークの頻度など企業に直接聞きにくい項目は、エージェントを通じて聞くのがおすすめです。
無料で利用できるので試しに利用してみてはいかがでしょうか。参考におすすめの転職エージェントを紹介しておきますね。
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私が未経験で転職をしたときは、下記の3社を中心に転職活動を進めていました。
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② 経理部の仕事が分業制となっている企業
経理の仕事内容は多岐にわたり1人で全ての仕事をこなそうとすると膨大な業務量となります。
例えば、単体決算と連結決算(開示)、税務申告の繫忙期はそれぞれ異なりますが、全ての業務を兼務していたら毎日が繫忙期となってしまいます。
分業制の経理体制とは、各業務のチームがあり基本的には所属するチームの仕事以外は担当しません。
- 単体決算チーム
- 連結決算チーム
- 税務チーム
分業制を取ることで繫忙期が分散されて、一人当たりの残業時間を減らすことができますよ。
分業制となっているかの見極め方は、経理部のなかでチームや係が分かれておりそれぞれにリーダー(課長)や係長がいるかです。
分業制はワークライフバランスは確保できますが、経理のキャリアアップの観点では全体像を把握しにくいデメリットもありますよ。
経理として最速でCFOを目指したい!と思っている場合には、安易に若手で分業制の企業に入社するのはおすすめしません。
経理のキャリアアップ方法→【経理キャリアアップの方法は?】未経験からCFOになった体験談から解説【最短ルート】
③ 上場企業で歴史が古い企業
上場企業で歴史が古い企業は、上場企業の厳し監査を経験したノウハウが蓄積されており業務が標準化されています。
仮に税法や会計基準の改正、M&Aが生じた場合でも、過去に同様の対応をしたノウハウがあり0からのスタートとなりません。
歴史が浅い企業や上場を目指すフェーズの企業は、0から全ての業務作り上げる必要があるので軌道に乗るまでは経理のワークライフバランスは期待できません。
経理は業務フローや規定を作りこみ、各部門から情報を上手く取れる仕組みを構築するまでは、力技(残業)でカバーする必要が生じることが多いです。
スタートアップ企業やベンチャー企業に入社する場合には、ワークライフバランスの確保は難しいと考えた方が良いです。
経理にとってブランク企業→【経理にとってブラック企業】を見分けるコツ9つ【地獄を避け、まったり勤務できる】
④ 経理部に契約社員・派遣社員がいるか・アウトソーシングを利用しているか
経理は経費精算や請求書発行など業務量が多い定型業務が沢山あります。
もし、定型業務を正社員の経理がこなす必要がある場合には、定型業務+非定型業務や決算もこなす必要があり業務負荷が高くなります。
しかし、単純作業を代行してくれる契約社員・派遣社員・アウトソーシングを活用していれば、非定型業務や決算に集中できる環境となりますよ。
また、経理のキャリアアップの観点からも定型業務は市場価値が低く、経験をしても旨味が少ない業務です。
定型業務の少なさは経理のワークライフバランスに直結するので、事前に経理メンバーやアウトソーシングの有無は確認しておきましょう。
経理の市場価値→【経理で市場価値を高い人材は?】経理の転職市場で人気な人材の特徴も解説
⑤ 直近3年で大型合併をしていない企業
経理がイレギュラーで繫忙期となるのは、大型合併による経理業務の統合です。
異なる業務フローやシステムで経理を行っていた2社が合併して1社として決算をするのは大きな労力がいります。また、経理以外の部門も合併後の業務フローに混乱するため、決算に必要な情報も取りにくくなりますよ。
また、経営陣から合併の効果を見るために様々な資料を要求されるので仕事が飛躍的に増加します。
大型合併の場合には1年では混乱は収まらず、3年程度はバタバタした状態が続きます。
ワークライフバランスを重視する場合には、大型合併をした企業には近づかないことをおすすめします。
【参考】経理の仕事に向いているか科学的に調べてみる
経理の仕事に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
経理のワークライフバランスの纏め
経理はワークライフバランスを確保しやすいですが、ワークライフバランスを確保するには実力も必要です。
実力があれば高年収も確保しやすいので、コスパが良い職種でもありますよ。
ワークライフバランスを確保して、まったり高年収を目指してみてはいかがでしょうか。