20代のうちに勉強すべきことは何かと疑問に思ったことはありませんか。
私は30代前半で現在は海外で働いていますが、20代のうちにもっと沢山勉強をしておけばよかったと後悔しています。
勉強は意味がないと言われることがありますが、勉強で得た知識は確実に社会人になっても仕事・プライベートで役立ちますよ。
この記事では、20代で勉強すべきことに迷っている方に向けて、20代で身につけたい知識を紹介します。10年間の社会人経験を基に本当に役立つ知識を紹介しますので、お役に立てると思います。
では、纏めていきますね。
【前提】20代の失敗は人生で手遅れになることはない
20代は沢山失敗をすることに1番の価値があります。
20代で失敗の経験がないと、30代、40代で取り返しのつかない大きな失敗をします。
例えば、株式投資で40代で全財産を失うとその後の人生で挽回が難しいです。
しかし、20代で全財産を失っても30代、40代で再度稼げば良いだけです。
重要なのは失敗を糧に、成長することが大事になりますよ。
私の20代での失敗例は沢山ありますが、
- ベンチャー企業に転職をしたら1年で倒産寸前となった
- 公認会計士、弁護士、公務員を目指したが全て挫折した
- 上司に激しく反抗をして干された
- スマホのゲームに100万課金をした
- 婚約者と別れた
今は笑ってエピソードを話せますが、当時は本当に人生終わったと思っていました。
しかし、挑戦→失敗→反省→再度チャレンジを繰り返すうちに何とか人生を立て直しました。現在は日系メーカーの海外駐在員として海外で働いており年収は1000万円を超えており、公私ともに満足しています。
なので、20代は人生における投資期間と思い過ごすことをおすすめします。
20代で人生を逆転する方法→【人生失敗で手遅れ?】20代から人生を逆転するコツ5つ【体験談】
【参考】20代におすすめな本2選
20代の方におすすめな本を紹介しますね。
私は本が大好きで20代から本を読んでいましたが、本で培った知識や感性はその後の人生で大いに役立ちます。
ふとした瞬間に本に書いてあったことを思い出して仕事に応用できたらり、初対面の人との会話のヒントとなることもありますよ。
私が特に印象に残った本を紹介しますので良かったら読んでみてくださいね。
【結論】20代で勉強をすべきこと5つ
前置きが長くなりましたが、20代で勉強をすべきことを紹介します。
まずは、箇条書きで紹介します。
- お金、税金の勉強
- 基礎法学の勉強
- 語学の勉強
- 交渉力や折衝力の勉強
- Excelの勉強
では、纏めていきますね。
①お金、税金の勉強
20代で働き始めると学生時代と比較をして大金を得ることになります。
お金と税金に関しては、【知っている】か【知らない】かの差で手元に残るお金に大きな差が生まれます。
例えば、
- ふるさと納税、IDECO、NISAのメリットとデメリットは?
- 保険は入るべき?
- 株、債権、信託でリスクが高いのは?
- FX、仮想通貨は危ない?
例を上げれば切りがないですが、お金と税金に関しては知識が沢山あった方が間違いなく有利となります。
20代でお金と税金を正しく学べば、20代から正しいお金の運用ができるので将来大きな資産としてお金が手元に残りますよ。
お金の勉強は、基本的なお金の考え方についての本を数冊読み、気になった分野を専門書で深く勉強するのがおすすめです。
<お金に関する本のおすすめ>
お金の勉強におすすめな本→【20代のお金の勉強におすすめな本5選】現役経理が分かりやすい書籍を紹介
②基礎法学の勉強
法律は小難しくて敬遠する人が多いですが、知らないと人生において大きなリスクがあります。
社会に出て万が一誰かと揉めて話し合いで解決しない場合には、裁判所が法律に基づいて判断することになります。
基礎法学程度の勉強であれば100~200時間程度で終了するので、リスクヘッジのために勉強をしても損はありません。
社会人が知っておくと役立つ法律の例としては
- 労働者の権利(労働三法)
- 個人、法人の契約関係(民法、商法)
- 相続関係(民法)
法律は頻繫に改正されるものではないので、1度覚えてしまえば長く使える知識です。
法律の勉強はビジネス実務法務検定で体系的に勉強をするのがおすすめです。
ビジネス実務法務検定はビジネスで必要な法律の知識を網羅して勉強できるように設計されています。→ビジネス法務実務検定公式サイト
1級~3級まで分かれており、3級は選択式で基本的な法律知識で構成をされているので3級から受けてみてはいかがでしょうか。
<公式テキスト&問題集>
③語学の勉強
海外駐在を経験して、20代のうちに本気で語学の勉強をしておけばよかったと後悔しています。
通訳が伝えるのと、自分の言葉で相手に伝えるのでは大きな違いがあります。
通訳が伝えると少しニュアンスが違ったり、細かい部分が伝わらずもどかしいことが多々あります。また、語学力があると何気ない雑談を交えて、コミュニケーションが円滑に進みます。
駐在をする前は通訳がいれば困ることはないと考えていましたが、海外で楽しく働くなら語学力はMustで必要だと強く感じました。
TOEICの点数が高く話せれば就職、転職にも有利なので一石二鳥です。話せる人と話せない人では、年収は100万円~200万円の差が将来でますよ。
単語力はTOEICや英会話でも必要不可欠なので、英語の学習は単語の学習から始めるのがおすすめです。
<おすすめ単語帳>
④交渉力や折衝力の勉強
学生から社会人になって私が戸惑ったのが、ビジネスの場では父親と同じ年齢の相手とも交渉をする必要があることです。
学生時代は好きな仲間内だったので気軽にコミュニケーションを取ることができました。
しかし、社会人になると苦手な人や様々なバックグラウンドを持つ相手と交渉や折衝をすることが多々あります。
交渉力や折衝力は本で学べますので、若手のうちから本で学んだことを仕事で試すことをおすすめします。
20代であれば対人関係で失敗をしても、【若さ故の過ち】で大抵は許して貰えますよ。
大事なのは自分に合った交渉術を20代のうちに身につけることです。
交渉力や折衝力が学べる本→【交渉力が身につくおすすめの本】折衝力を高めるのに役立つ書籍を紹介
⑤Excelの勉強
社会人で若手のうちは、Excelを使わない日はありません。
資料を効率的に正確に作成するにはExcelの知識が必要不可欠となります。
Excelが出来ると仕事が早く終わるので、ワークライフバランスの確保にも役立ちますよ。
Excelを筆頭にPowerPointなどPCスキルを有していることを証明するにはMOSの取得がおすすめです。MOSは基本的PCスキルの証明として経理では認知されており、履歴書の資格欄に記載すればアピールになりますよ。【公式サイト:MOS】
独学でも60時間程度の勉強で取得することができるので、初めての資格勉強の目標としてもおすすめです。
<MOSおすすめテキスト>
MOSの取得を目指さない方でもExcelの知識は必須なので勉強をおすすめします。
Excelが学べる本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介
【参考】20代のうちににすべきこと【勉強以外】
20代が勉強だけでなく勉強以外にもやるべきことがあります。
実際に私が勉強以外に本当にやって良かったことを紹介しますので良かったら参考にしてくださいね。
まずは、箇条書きで紹介します。
- 未経験業務・異業種への転職
- 婚活
- 運動の習慣
では、一つ一つ解説していきますね。
① 未経験業務・異業種への転職
未経験業務や異業種への転職を考えている方は20代(出来れば20代前半)に行動することをおすすめします。
未経験者の競争相手は第二新卒や新卒となるので、年齢が大きく離れていると資格や語学力で優っていても年齢のメリットに負けます。
年齢が若い=給与も安く癖がないと企業は考えているので、未経験者の採用では年齢が高いだけで不利になります。
なので、資格や語学力、社会人経験で年齢が高いデメリットを補いますが、30代だと正直挽回が難しいですよ。
未経験者業務・異業種への転職はなるべく年齢が若いうちに!が鉄則なので決心したら直ぐに転職活動をしましょう。
経理の未経験者におすすめな転職エージェント
私が営業から経理に未経験で転職をしたときは、下記の5社を中心に転職活動を進めていました。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
doda | dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。 自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。 | 【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
マイナビエージェント | マイナビエージェントでは、各企業の人事担当者と直接会って、求人票だけでは分からない詳細な情報を入手しています。 できるだけその企業や業界について深く理解した上で、応募先企業を決めることができるので安心です。 | 【マイナビエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
パソナキャリア | はじめての転職ならではの不安や疑問を解消できるよう、転職活動のやり方や自己PRの仕方など、丁寧にサポートします。 創業40周年を迎えるパソナグループでは、創業時から女性の就労支援をおこなってきたノウハウを基にした女性への転職支援が得意。 | 【パソナキャリアの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説 |
マイナビジョブ20's | 人材サービスを幅広く扱うマイナビの中でも、20代を専門としているのは『マイナビジョブ20's』のみです。 マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。 通常の転職サイトでは掲載されていないような"非公開求人"が80〜90%を占めています。 | ※マイナビエージェントの体験談を参照 |
② 婚活
20代後半は結婚を考える時期なのか男性・女性とも需要が高い年代となります。
20代後半は20代、30代の双方の年代にアプローチしやすいですが、40代だと20代・30代と少し年齢に差がありマッチングの対象外とされている方が多いです。
実際に私の周りでも20代後半になってから婚活を開始した~と言っている人が多いです。
多くの方は開始か1年程度でお相手を見つけて結婚しているので、定職について真剣に活動していれば相手は見つかる印象でした。
身近に出会いがない場合には、インターネットを使ってパートナーを探してみるのも一つの手段です。
私は婚約者に振られた後にインターネットを使ってパートナーを探しました。通算したら50人程度とは会いましたよ。事前にメールで5往復程度すれば相手の人柄も何となくわかるので、会ってから不快になることはほとんどありませんでした。
ただし、利用するサイトは上場企業が運営しているものなど、サクラや詐欺の対策をしているものをおすすめします。
おすすめの婚活サイト→はじめての婚活、結婚相談所ならゼクシィ縁結びエージェント
③ 運動の習慣
30代になると急激に代謝が落ちて、通常の食事量でも体重が増えていきます。
なので、20代のうちに運動癖を身につけてカロリーを消化する習慣を付けないと30代で直ぐに太ります。私は30代で仕事が忙しくなり運動をサボったら体重が一時的に10kg増加しました。
慌てて運動を再開したら徐々に体重は戻りましたが、10kgを戻すまでに約1年程度は掛かりましたよ。
なので、20代のうちに運動の習慣を身につけて、健康的な30代を目指してみてはいかがでしょうか。
<習慣を身につけるのにおすすめな本>
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
20代で勉強すべきことの纏め
20代で勉強をすべきことは見つかりましたでしょうか。
20代で頑張った分だけ、30代、40代が楽になります。
30代で後悔をしないように、20代でスタートダッシュを決めましょう。
市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。
【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較