学生時代は勉強をしていたけど、社会人になってから勉強をしなくなった方は多いのではないでしょうか。
働きながら資格勉強や仕事の勉強を行っている人には共通した特徴がありますよ。
なので、働きながら勉強を継続したい方は、その共通した特徴を真似してみてはいかがでしょうか。
この記事では、社会人でも勉強を継続したい方に向けて、勉強を継続できる人の特徴を紹介します。実際に働きながら税理士試験の勉強をした私の体験談も踏まえて記載しますので、勉強を継続したい方のお役に立てると思います。
では、纏めていきます。
【前提】社会人が勉強をしない奴の末路は悲惨
学生の受験勉強と同じぐらい、社会人でも勉強することは大事なことです。
昔は、学生時代に勉強を頑張って良い大学に入り、大企業に入社すれば一生安泰だったので、社会人で勉強しなくても高年収を確保できました。
しかし、近年では大企業もリストラや倒産が起こるので、大企業に入社しても一生安泰とは言えません。
社会人になっても勉強を継続し、常に他の人間と差別化を図り、企業から需要がある人間になる必要があります。
社会人で勉強をしないで過ごしていると知らないうちに市場価値が下がり、企業のリストラ対象となり年収が大きく下がる可能性がありますよ。
【参考】社会人の平均勉強時間は6分
正直に言えば社会人はほとんど勉強をしていません。
社会人の平均の勉強時間は6分なので、多くの社会人の勉強時間は0分でしょう。私は上場企業に勤めていますが社会人になり勉強をしているのは10人に1人程度です。
だからこそ社会人になっても勉強をする人としない人では大きな差が将来つきます。
勉強した人間は語学力や専門スキルなどを身に付けて市場価値が高い人材となり高年収を維持できますよ。
社会人でおすすめの勉強内容→【社会人の勉強は何する?】年収UPにコスパ抜群の4つ勉強内容を紹介
【結論】社会人にでも勉強する人の特徴5つ
では、社会人になってからも勉強する人の特徴を紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
- 勉強の成果で【何を】得たいのか明確である
- 目標の達成期限を決めている
- 勉強のスケジュールが決まっている
- 毎日ささやかなご褒美を用意している
- 人の目を気にしない
では、解説していきます。
①勉強の成果で【何を】得たいのか明確である
学生時代は主に将来のためや志望校に合格するために勉強するので、目標と目的が明確でモチベーションが保ちやすいです。
社会人で勉強が続かない方は、勉強の成果で【何を】得たいのか不明確なことが多いです。例えば、TOEICで高得点を取ることを目標とする方は多いですが、TOEICで高得点を取った後の使い道(目的)を考えるとモチベーションを保ちやすいですよ。
周りで勉強を継続していた人は下記のような目標と目的を持っていました。
- 英語を話せるようになる【目標】→海外で働く【目的】
- 税理士試験に合格する【目標】→開業して独立する【目的】
- USCPA(米国公認会計士)になる【目標】→監査法人に転職をしたい【目的】
勉強で得られた成果で【何を】得たいか出来る限り具体的に明確にするのが大事です。
私も将来は友人と税理士法人を開業するという目的がなければ、働きながら税理士試験の勉強を継続することは不可能でした。
勉強を始める前に目的を明確にして、手帳などに記載してみてはいかがでしょうか。
勉強のやる気を取り戻す方法→【勉強のやる気がでない】社会人のやる気スイッチを探す5つのコツ
②目標の達成期限を決めている
目標を決めるのと同時に達成する期限も明確にすると、目標を達成するのに残された時間が明確になります。
例えば、1年後に税理士試験に合格すると決めたら、1年間で確保できる勉強時間がどの程度あるかは予測できますよね。
人間は時間が有限であると分かると、時間を無駄にしないために勉強する意識が生まれます。
なので、目標の期限は【何となく】ではなく、試験日など具体的な日付で区切って達成期限を決めましょう。
仕事と勉強を両立するコツ→【仕事と勉強の両立のコツ7つ】ストレスを最小限に抑えるのが大事
③勉強のスケジュールが決まっている
目標の達成期限を決めたら、平日と休日に分けて勉強する時間帯を決めることをおすすめします。
社会人になっても勉強を継続する人は、勉強する時間を固定する人が多いですよ。
例えば、私は出勤前のカフェで勉強する習慣を身につけることで、安定的に勉強時間を確保していました。
何となく時間が空いたら勉強するのではなく、勉強する時間を決めてスケジュールに組み入れるのが継続の秘訣です。
最初は30分でも良いので、勉強する時間帯を固定してみてください。
1ヶ月ほど継続すれば習慣となり、徐々に勉強時間を伸ばすことができますよ。
平日の勉強のコツ→【毎日2時間の勉強は社会人でもできる】平日に勉強する5つのコツを紹介
休日の勉強のコツ→【社会人が休日に勉強】するコツ5つ【休日に仕事の勉強をしたい方に必見】
④毎日ささやかなご褒美を用意している
働きながら勉強を継続するのは、正直言って面倒くさいです。
特に難関資格の場合には、勉強期間が長期に及ぶので、勉強の成果を感じるのが難しくモチベーションを保ちづらいです。
なので、働いているアドバンテージを活かして、勉強を継続したご褒美を用意してみてはいかがでしょうか。
勉強を粘り強く継続している人は、適度に自分を甘やかして勉強のモチベーションをギリギリ保っていました。
私はチョコレートが好きだったので、少し高級なチョコレートを探して食べていましたよ。
チョコレートのおすすめ→【勉強のお供のチョコレートにおすすめ8選】集中力が上がります
家で勉強をする方には紅茶やコーヒーもおすすめです。
紅茶のおすすめ→【勉強のお供におすすめな紅茶8選】元カフェ店員が激選
コーヒーのおすすめ→【勉強のお供におすすめなコーヒー9選】元カフェ店員が激選
⑤人の目を気にしない
働きながら勉強を継続する人は、世間では圧倒的に少数派になります。
例えば、
- 仕事を効率化して定時に帰る
- 無駄な飲み会や接待は断る
- 友人との付き合いも昔よりは減る
勉強する時間を作るためには、人と同じことをしていては勉強時間を十分に確保できません。
なので、人の目を過度に気にせず自分のために行動できる人が、働きながら勉強を継続できる人の特徴となります。
【適職診断】何の仕事に向いているか科学的に調べてみる
何の仕事に向いているか気になったら、簡便的に科学的な適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
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具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
適職診断について→【自分の価値観の見つけ方】仕事の価値観診断で働きやすい会社も分かる
社会人になっても勉強する人の特徴の纏め
社会人で勉強を継続するには、勉強を継続できている人の特徴を真似るのが手っ取り早いです。
身近に勉強を継続している人がいたら、思い切ってアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。
社会人になってからも勉強をすることは、将来の自分への大きな投資になりますよ。
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