リーダーは遥か昔から現在に至るまで組織で行動するには欠かせない存在です。
時代の変化に伴い求められリーダー像に変化はありますが、将来も含めてリーダーが不要になることはないでしょう。
実際に会社が利益を上げる為にも優れたリーダー(社長だけでなく管理職を含む)は欠かせません。
この記事では、リーダー論が学びたい方に向けておすすめな本を紹介します。私は海外駐在で部下を30人以上と一緒に仕事をしており、30人をマネジメントするために参考とした本なのでお役に立てると思います。
では、纏めていきますね。
【前提】現代に求められるリーダー像とは
理想のリーダー像は時代とともに変化しています。
例えば、
- 従来:支配型のリーダー→リーダーが先頭に立って皆を引っ張るタイプ
- 現代:奉仕型のリーダー→メンバーと信頼関係を築いてチーム全体で力を発揮するタイプ
現代は多様性の社会となっているので、奉仕型のリーダーで多種多様な人材を活用することが求められます。
フォロワーシップの考え方も奉仕型のリーダーから発生しているので、良かったらフォロワーシップ論も学んでみてくださいね。
フォロワーシップが学べる本→【フォロワーシップが学べるおすすめ本5選】解説が分かりやすい書籍を紹介
【結論】リーダー論が学べる本5選
では、早速ですリーダー論が学べるおすすめ本を紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
- マンガでわかる! マッキンゼー式 リーダー論
- リーダー論~覚悟を持って道を示せ
- チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論
- 宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない
- 誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
では、一つ一つ解説していきます。
① マンガでわかる! マッキンゼー式 リーダー論
<内容>
マッキンゼーでは、採用や人材育成において、「ロジカルシンキング」とともに、世界に通用する「リーダーシップ」が重視されます。マッキンゼー式のリーダー論をマンガでわかりやすく解説している本です。
<実際に読んでみて>
漫画でストーリー形式なので退屈せずに興味を持って読めます。実際に会社で使える具体的な手法も解説しており、流石マッキンゼーと思わせる内容です。初めて部下を持つ人にもおすすめな本となります。
② リーダー論~覚悟を持って道を示せ
<内容>
「耳に痛い言葉こそ真剣に伝えよ」「変わることは進歩であると気づかせよ」「判断は頭でするもの、決断はハートでするもの」「自分以外のすべてに学べ」―なぜ、その人が組織に必要なのか?やる気にさせ、結果を出すリーダーが心得るべきこととは?人を動かし、育て、発展する強いチームを作り上げてきた名将が熱く語る、今こそ耳を傾けたい「リーダーの哲学」!
<実際に読んでみて>
ヤクルトスワローズの大ファンである私には待望の1冊でした。野村監督が何故結果を出せるのか?その理由をリーダー論に焦点に当てて解説しておりビジネスマンにも役立つ内容となっています。スポーツ好きにはおすすめの本です。
③ チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論
<内容>
5年連続「理想の上司」1位の内村光良氏は、リアルに理想のリーダーだった! コントから司会まで幅広く活躍する内村氏が率いるチームは、いつも“いいもの"を生み出すと評判が高く、業界内での信頼はとても厚い。チームを構成するメンバーたちのモチベーションを高め自発的に動す方法を実例をもとに解説しています。
<実際に読んでみて>
現代の理想の上司である内村さんから奉仕型のリーダー論を学べます。リーダーに求められている役割を内村さんの行動から学べます。内村さんと同じ年代40~50代以上にはおすすめの本となります。
④ 宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。
<内容>
『宇宙兄弟』から学ぶ!次世代リーダー論。六太のような「愚者風リーダー」がチームを動かす!チーム作りの専門家による、自身とチームを成功に導くリーダーの教科書。
<実際に読んでみて>
若い頃はリーダーは完璧でなければと思い込むことがありますが、凡庸なリーダーがチームとしては最高の結果を出すことは多々あります。歴史を考えてみても劉備玄徳・劉邦など凡庸でも活躍した指導者は多いです。自分に自信がない方におすすめな本です。
⑤ 誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
<内容>
リーダーシップは、意図的に経験を貯めることで、身についていく後天的なスキル である。一度しかない人生を、自分自身が「やりたいこと」を実現させる人生へとシフトチェンジさせたい人に、ぜひお読みいただきたい1冊です。
<実際に読んでみて>
リーダーシップは生まれ持った才能ではなく、後からでも学ぶことが出来ると気づかせてくれる本です。リーダーのちょっとした言動や行動で部下のモチベーションが変わります。自分を変えたいと思う人におすすめな本です。
【参考】リーダーには怒らない技術も必要不可欠
リーダとして他のメンバーと働いていると、他のメンバーが思い通りに周りが動いてくれずイライラすることもあると思います。
私も多くの仕事をチーム単位で動いていますが、中々自発的に動いて貰えずイラッとすることは多々ありますよ。しかし、そこで感情的に怒っては信頼関係が壊れてしまいますので、冷静になってから自分の要望を話すようにしています。
感情のコントロールにはアンガーマネジメントが役立ちますので、良かったら一度試してみてくださいね。
アンガーマネジメントのおすすめ本→【アンガーマネジメントのおすすめ本5選】仕事や育児に役立つ書籍を紹介
リーダー論が学べるおすすめ本の纏め
リーダー論は先天性のものではなく、努力をすることで身に付けることができます。
リーダー論を身に付ければチーム単位で成果が出せるので、より大きな成果を出すことができます。
リーダー論は社会人として必須の知識になりますので勉強をしてみてはいかがでしょうか。
一番のおすすめはマンガでわかる! マッキンゼー式 リーダー論 です。解説が丁寧なので始めてリーダー論を学ぶ人にもおすすめな本です。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。
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