勤めている企業がストレスチェックや健康診断の受診を熱心に奨励しているな~と思ったことはありませんか。
企業は従業員が快適かつ安全な職場を提供することを安全衛生法により求められているため従業員が安全に働けるため様々な施策を行います。
働き方改革が注目されると共に職場環境を整備することが企業に強く求めれ、労働安全衛生法に関する知識は必要不可欠となっていますよ。
この記事では、労働安全衛生法に勉強におすすめな本を探している人に向けておすすめな本を紹介します。実際に総務を担当する時に参考にした本なので役に立てるかと思います。
では、纏めていきます。
【前提】労働安全衛生法とは簡単に言えば快適な職場作りのためのルール
労働安全衛生法とはそもそも何か気になりますよ。
労働安全衛生法は細かな規則が沢山あるので本記事で全てを解説することはできません。しかし、労働安全衛生はで企業が従業員が快適な職場作りのためのすべきことを纏めたものと考えると分かりやすいです。
また、労働安全衛生法を守ることで従業員のモチベーションが上がり、従業員の生産性が上がるメリットもあり企業側にもメリットがありますよ。
企業が遵法かつ、従業員のモチベーションを上げる施策を行うためには、労働安全衛生法の知識を持った人材が必要不可欠となります。
労働安全衛生法のイメージだけを掴むなら漫画がおすすめですよ。漫画ならば読みやいので勉強するのも負担になりませんよ。
労働安全衛生法のおすすめな漫画
【結論】労働安全衛生法が学べるおすすめな本3選
では、早速ですが労働安全衛生法の勉強におすすめな本を紹介します。
まずは、箇条書きで紹介していきますね。
では、一つ一つ解説していきますね。
① 図解 最新 労働安全衛生法の基本と実務がわかる事典
<内容>
安全衛生についての労基署への報告書、各種届、安全衛生規程を豊富に掲載。関連ガイドラインや労働施策総合推進法、労働者災害補償保険法など最新の法改正に対応している本です。
<おすすめポイント>
図解なので法律を読むのが苦手でもやるべきことがスムーズに頭に入ってきます。内容は基本的な事項に留まるので、基本を抑えたい人におすすめな本です。
② 改訂版 わかりやすい労働衛生管理
<内容>
本書は、労働安全衛生法の全体像をご理解いただくために、まず体系について解説し、根拠条文・通達番号を示し、指針・ガイドラインについては、URLを掲載しました。また、実際に寄せられた多くの質問をQ&Aとして紹介し、実務のポイントを少しでもわかりやすくなるよう解説しています。
<おすすめポイント>
Q&Aがあるので実務で躓きやすいポイントで参照できるのが使い勝手が良いです。総務など労働安全衛生法に関わる全ての方が辞書代わりに手元に置くのにおすすめな本です。実務で困ったときに直ぐに参照できる本があると便利ですよ。
③ 労働安全衛生法クイックガイド
<内容>
労働安全衛生法関連の法令ごとに、法令の目的、労災を予防するためのポイント、体系図を簡潔に整理し、さらに、事業者に要求される事項を表形式で法令別要求事項としてまとめ、現場で間違いやすいポイントもQ&A形式で解説。
<おすすめポイント>
規則の内容を纏めたものです。業種特有の細かいQ&Aも掲載されているので、製造業や有害物質を扱う企業は重宝します。製造業に勤務されている方にはおすすめ本です。
【参考】ISO45001が学べる書籍2選
ISO45001は労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格です。
ISO45001を取得することで公共事業の入札に有利になったり、求職者に労働環境した企業がアピールすることができます。
公共事業に携わる製造業や建設業は労働安全衛生法を守るだけでなく、ISO45001を取得することを目指しますよ。
もし、総務で製造業への転職も考えているのであれば労働安全衛生法を学ぶだけでなく、ISO45001も併せて勉強することをおすすめします。
ISO45001:労働安全衛生マネジメントシステム規格を読み解く本
ISO 45001:労働安全衛生マネジメントシステム 要求事項の解説 (Management System ISO SERIES)
【参考】自分の適職は何かか調べてみる
自分が何の仕事に向いているかが気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
労働安全衛生法の勉強におすすめな本の纏め
労働安全衛生法は難解なので、体系的に本で勉強することが必要不可欠と言えます。
しっかりと本で体系的に勉強をすれば、仕事でも役立つ労働安全衛生法の知識が身につきますよ。
労働安全衛生法の領域は将来も必要な知識になるので、一度本気で学んでみてはいかがでしょうか。