経理キャリアUP

【30代から税理士を目指すのは遅い?】税理士は40代で若手なので問題なし

30代~40代は一般企業では管理職になり会社の中核の人材として活躍しており、30代から税理士を目指しても遅いかなと不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、税理士は任意で引退を決めることができるので超高齢化社会となっており40代(平均年齢は65歳)でも若手の状態となっています。

また、税理士試験も科目合格制度や大学院の免除制度があるので働きながら合格を目指せますよ。

この記事では、30代後半や40代から税理士を目指したいと思った方に向けて、税理士になる具体的なスケジュールやメリットを解説をしています。会計業界で働いてるので現状に即した内容になっていますので、皆様のお役に立てると思います。

では、纏めていきますね。

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【前提】30代後半~40代の未経験での経理への転職活動は困難

30代後半~40代でも未経験で経理に転職できるかと言うと、年齢が大きな足枷となり採用の確率が低くくなります。

経験者であれば会計の専門知識を活かして転職は容易ですが、未経験となると企業は若手を欲しがるのが現状です。

なので、経理の実務経験を早期に積みたい場合には会計事務所を狙うのが現実的な戦略となります。

<企業ごとの採用可能性纏め>

企業種類採用可能性説明
大企業× 99%は不採用です。何故なら、経理未経験者の求人を行った場合には、若手を想定します。年齢は35歳以下を想定していますので、足切りの可能性が高いです。
ベンチャー企業×ベンチャー企業も若手を好む傾向が非常に強いので難しいです。経験者であれば管理職待遇は望めますが、未経験者だと採用が厳しいです。
中小企業中小企業も大企業程ではないですが、経理の応募にはそれなりに人数が集まります。足切りにならなくても、選考を通過するのは非常に難しいです。例えば、英語や日商簿記1級などの、アピールできる資格があれば0ではないですが、それでも確率は低いです。
会計事務所可能性が1番高いのは、会計事務所です。但し、労働環境(長時間労働)と年収(350万円ぐらい)の条件が非常に厳しい傾向があります。また、一般企業と文化がかなり異なるので、長年一般企業で働いていた方は、かなり戸惑うはずです。イメージとしては、所長の意向が強く反映される文化です。コンプライアンス等は、一般企業程は意識していないことが多いです。

入社の容易さだけを理由に、会計事務所や税理士法人を勧めるエージェントがいたら本当に要注意です。実際に友人も勤務していますが、労働時間が長く低賃金です。何故なら、業界の構造が人で稼ぐ仕組みなので、人件費(原価)を安くしたいと考える所長が多いためです。

会計事務所や税理士法人は一般企業と文化や給与水準が異なるので、本気で税理士を目指すことを決定するまでは慎重に考えることをおすすめします。

但し、税理士になったら実務を取得する為に、数年は会計事務所に勤務する必要があるので最短で税理士を目指すならば会計事務所で働きながら勉強をするのも選択肢の一つではあります。

会計事務所の仕事が分かる本→【会計事務所の仕事を勉強できるおすすめ本5選】税理士事務所の仕事も理解できる書籍を紹介

【参考】一般企業の経理VS税理士 比較表【 30代後半~40代から目指す前提】

会計の繋がりで一般企業の経理を検討をしているかもしれません。

なので、一般企業の経理に転職をした場合と税理士になった場合の比較表を纏めてみました。

30代後半や40代から一般企業の経理を目指すよりは、税理士を目指した方がメリットは大きいですよ。

< 経理VS税理士 比較表 >

項目経理税理士備考
リスク×この年齢は未経験で転職することはリスクです。転職先の会社が合わなかった場合に、取り返しがつきません。税理士なら働きながら勉強できますので、リスクは0に近いです。
年収×未経験の職種の採用は年収が低いです。また、キャリアが積めないので伸びしろはないです。税理士の資格を持てば、未経験者であっても資格手当で給与は優遇されます。また、税理士は年収の伸びしろがあるので、50代から高年収が狙えます。
難易度経理で未経験の求人は人気が高いので、熾烈な争いとなります。税理士試験も覚悟を持って勉強しなければ、3科目合格は難しいです。
開業×経理知識だけで独立するのは不可能です。税理士は独立という夢を叶えることが出来ます。やはり一度は一国一城の主となりたいとは思いますよね。

本当に、本気で経理の転職はおすすめしません。経理部で働いていますが、未経験の応募で30代後半以上を勤務先で採用したことはないです。

勿論、可能性は0でないので、経理の転職活動を行うことは良いと思います。自分自身で体験して納得することも大事です。私も、止められても自分自身で体験したいタイプなので気持ちは分かります。

現状を把握するためにも1度転職のプロである転職エージェントに相談をしてみるのはリスクが0なのでおすすめです。

経理に強い転職エージェント→【経理に強い転職エージェントのおすすめ】未経験者と経験者別に紹介

【結論】30代~40代が税理士を目指すのは遅くない理由

30代 40代から税理士を目指す

では、30代~40代が税理士を目指すのは遅くない理由を箇条書きで纏めていきますね。

  1. 税理士なら40代でも若手(税理士の平均年齢が65歳)
  2. 開業できる(廃業リスク少なく開業できます)
  3. 免除制度がある(5科目の内、2科目は免除可能)
  4. 科目合格制度である(合格科目は一生有効)
  5. 高年収が狙える(平均年収700万~1000万程は狙える、また独立すれば青天井で狙える)
  6. 会社を辞めないで目指せる(税理士試験は働きながらでも合格可能)

税理士は業界が高齢化しておりますので、30代~40代で税理士になっても十分にキャリアは積めます。また、独立も可能なので、夢がある資格であることは間違いないです。

私は税理士試験で働きながら4科目(簿記論、財務諸表論、法人税法・消費税法)を取りました。

本気で目指せば自分自身で新しい道を切り拓くことが出来るので税理士は非常に魅力的です。

働きながら簿財に合格する方法→【税理士試験簿財】を働きながら合格するコツ5つ【難易度は簿記1級と同じ】

【スケジュール】30代・40代から税理士を目指す作戦

【税理士を目指す】と思った方に、簿記未経験者から税理士になるまでのスケジュールを纏めます。

働きながらだと、最速は4~5年が妥当なラインです。

項目合格レベルまでの期間備考
日商簿記2級&3級3~4月(300~400H)まずは、会計知識の基礎を学習しましょう。相性があるので、いきなり税理士講座の申し込みは必要なし。まずは日商簿記2級と3級を対策講座で学習しましょう。
日商簿記1級-簿記1級は難易度が高いので勉強しないでOKです。原価計算の勉強が半分あるので、税理士試験の最短合格には不要です。日商簿記2級が合格したら、速攻で簿記論、財務諸表論の勉強を開始しましょう。
簿記論&財務諸表論1年(1000~1200H)
※日商簿記1級、全経上級レベルの知識があれば、 6月 (600H)
絶対に2科目同時をおすすめします。相互に関連していますので、同時に勉強することで無駄を省けます。合格率は15%前後の相対試験ですが、簿記論、財務諸表論(会計科目)は受験生のレベルが低いので、予備校の問題ができれば大体受かります。
消費税法or国税徴収法1年(1000~1200H)税法科目は1科目何とか突破しましょう。税法科目は合格率は15%前後の相対試験ですが、 会計科目合格者が相手なので、非常にレベルが高いです。尚、税法科目では消費税法と国税徴収法は、受験生のレベルが低いのでオススメです。
(参考)法人税2年(2400H)実務の観点では、法人税は有用ですが、ともかく試験範囲が広いのでおすすめしません。働きながらだと、合格レベルに達するまで2年は掛かると思って頂ければ間違いないです。
大学院2年(2400H)夜間or通信の大学院に入学して、税金関係の論文を執筆します。その論文を国税庁に提出して税法の2科目の免除を受けます。これで税理士になれます。

勉強時間を見ると途方もなく見えますが、勉強を習慣にすれば実現可能な時間です。合格までの期間の時間は、固めに見積もっています。私や友人が合格した時間の平均に、100~200H程度プラスしています。

日商簿記3級から絶対に通信講座を利用しましょう。独学だと、勉強は続かないです。また、最短で税理士試験を突破する為には、効率的に学ぶ必要があるので、通信講座や予備校の力が必要です。

税理士試験の大手予備校のである大原は簿記2級の講座も取り扱っているので、無料の資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

大原の資料請求→高い合格実績で選ぶなら資格の大原 税理士講座

【参考】税理士に向いているか科学的に調べてみる

自分が税理士に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるコンピテンシー診断をミイダスが提供しています。

自分の適職や上司や部下との相性が分かって面白いですよ。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私は上場企業の経理で働いており、自分でも経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

適職診断については下記の記事でも纏めていますので良かったら見てくださいね。

【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

30代後半・40代から税理士を目指す戦略の纏め

税理士試験は簡単ではないですが、未経験者で経理に採用されてキャリアを築くよりはコスパが良いです。

税理士には独立が出来るという、経理にはない武器を持ってます。

40代は経理ではベテランですが、税理士では若手扱いです。なので、40代で税理士を取得しても十分に活躍できます。

一番のおすすめは税理士事務所に入って3年以内に読む本です。本書は税理士事務所(会計事務所)の仕事の年間スケジュールを会話形式で解説しているので、税理士事務所(会計事務所)の仕事の全体像が掴みやすいです。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。

【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較

会計事務所の仕事が分かる本→【会計事務所の仕事を勉強できるおすすめ本5選】税理士事務所の仕事も理解できる書籍を紹介

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【経理に強み】履歴書・職務経歴書の添削サービス開始

経理や管理部門の経験を伝えたいと思いブログを開始して約1年が経過しました。

ブログも月3万PV超になり、転職に関する問い合わせを受ける機会も多くなりブログを開始して本当に良かった思っています。

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サービス提供を開始した背景

経理の採用活動を担当している時は、職務経歴書の完成度により書類選考の通過率に大きな影響を与えていることを感じました。

私が注意深く職務経歴書を3回程度読むと良い経験をしていると推定されるので面接をしたいと考えても、人事や他のメンバーに反対され泣く泣く不採用にしたケースもあります。

同じ経験をしていても書き方により、経理だけでなく経理経験がない人事や役員にも魅力が伝わる職務経歴書の書き方があり、書類選考の通過率を上げることができると考えます。

良いキャリアアップへのお手伝いできればと考えサービス提供を開始しました。

購入のメリット

1)利便性 今回の転職だけでなく、長く使える形式で職務経歴書を作成しますのでキャリアを考えた際には効果的な投資効果を得られると思います。

2)他サービスとの比較 通常のエージェントと違うのは、経理や管理部門で実際に勤務をしているので、経理や管理部門が欲しがる人材を熟知しているとこです。

また、キャリアカウンセラーとして優秀な方は多いと思いますが、経理や管理部門の専門性が高い業務内容を熟知した上でアドバイスできるキャリアカウンセラーは少ないです。

私自身は経理や管理部門を担当からTOPまで経験しているので、各ポジションに合わせた魅力ある職務経歴書の作成をお手伝いできます。

想定対象者

・経理や管理部門の書類選考に通らない方

・志望業界(企業)に合わせて職務経歴書を準備したい方

・職務経歴書に自信がない方

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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