出世したいと思ったら、既に出世をしている人の行動を真似るのが1番効率的です。
出世する人の共通点としては、本を読んで自己研鑽をしている人がとても多いことです。
仕事で成果を出すためには、仕事を闇雲に頑張るのではなく、本を読んで【正しい】仕事のやり方を覚えることが大切ですよ。
この記事では、出世したい方に向けて出世に役立つ知識が詰まった本を紹介します。上場企業の役員や部長に勧められて読んでみた本なので、仕事に役立つ知識が詰まっていますよ。私も実際に本を読んで勉強した成果もあり海外駐在が決定したので、本を読むメリットはありました。
では、纏めていきます。
【前提】出世には運もあるが出世のための勉強は転職で活かせる
本を読んだり勉強して資格を取得しても、必ずしも出世するとは限りません。
仮に同期の全員がとても優秀な人材が集まっていたら、ポストは限られているので、出世競争は非常に厳しくなります。
出世には運が伴いますが、出世のために貴方が身につけた知識やスキルは転職でも活かせます。
なので、将来年収を上げたいと思っている方は、出世のために本を読むことは決して無駄になりませんよ。
【参考】出世が遅れたら原因を考えてみる
仕事を頑張っているのに評価されないと悩んでいたら、一度立ち止まって原因を考えてみてはいかがでしょうか。
具体的には評価されない原因は【自責】と【他責】に区分されます。
【自責】の場合には改善が可能ですが、【他責】の場合には会社に原因があるので自分では改善ができません。
なので、【他責】の場合には転職を検討するのがおすすめです。
【自責】と【他責】の分析方法は下記の記事を参考にしてみてください。タイトルは経理向けですが、全部門に共通して使える考え方ですよ。
仕事が評価されない場合の改善方法→【経理の仕事が評価されない?出世できない?】原因と改善方法を提案します
【おすすめ】出世したい人に読んで欲しいおすすめの書籍5選
では、おすすめ書籍を纏めていきます。
まずは箇条書きで紹介します。
- 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
- AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
- 異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
- 苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
- 悪いヤツほど出世する (日経ビジネス人文庫)
では、一つ一つ解説していきますね。
失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
<内容>
あらゆる業界を横断し、失敗の構造を解き明かして解説しています。本書を読めば失敗の構造を理解して再発の防止ができますよ。
<実際に読んでみて>
ミスを分析して再発防止するのは仕事の基本ですが、1番難しいことでもあります。失敗の事例を沢山取り上げていて面白いです。失敗を糧に成長したい方にはおすすめ本です。
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
<内容>
「できる社員は何をしているのか」が 具体的に解説されています。本書を読めば明日から真似できる仕事術が身につきますよ。
<実際に読んでみて>
トップ5%に入るのは難しいと思いますが、本書に記載されている小さなことの積み重ねを忘れずに実践するだけです。本を読んで理解するだけでなく、しっかりと本の内容に基づいて行動することで周りの目が変わっていきます。若手サラリーマンの仕事術としておすすめの本です。
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
<内容>
ビジネス現場で実践できる異文化理解ツール「カルチャーマップ」の極意をわかりやすく解説しています。本書を読めば文化が違う相手との接し方が理解できます。
<実際に読んでみて>
実際に現地の人と仕事をしてみて思うのは、言語よりも文化の違いが問題となります。本書は文化が違うもの同士のコミュニケーションを促進する方法が述べられています。グローバル企業で働いている方にはおすすめの本です。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
<内容>
USJ復活の立役者が教える「自分をマーケティングする方法」を解説しています。本書を読めば自分のブランドの作り方が理解できます。
<実際に読んでみて>
終身雇用の時代も終わり、個人としてのブランド作りが重要になった近年の働き方の本質を解説しています。会社に頼らずに自分でキャリアを開拓したい方にはおすすめの本です。
悪いヤツほど出世する
<内容>
スタンフォード大学の著名研究者が、豊富なデータ、経営学や心理学などの知見から「理想のリーダー論」を論じています。本書を読めば組織で生き抜くための仕事術を理解できます。
<実際に読んでみて>
仕事においては優し過ぎる人は損をします。その理由が本書を読めば明らかになりますよ。組織は綺麗事ばかりではないので、実際に出世した人のリアルな特徴を知りたい方にはおすすめです。
【参考】自分と相性が良い上司のタイプを調べてみる
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて相性が良いタイプの上司を判定してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、相性が良い上司のタイプ、性格や職務適性を詳細に分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。
適職診断で使うのは、【上下関係適性】です。
私は部下の立場であれば自主判断型なので、権限移譲型の上司と相性が良いとの判定です。実際に自分のペースで業務を進めるのが好きなので、診断は当てはまりましたよ。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
コンピテンシー診断の信頼性について
コンピテンシー診断が便利なのは理解したが、信頼できるか?という疑問はあるかもしれません。
まず、コンピテンシー診断の定義は下記の通りです。
あなたの職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、 ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。
ミイダスのコンピテンシー診断は下記の通り賞も受賞しており十分に診断結果に信頼性があります。
「日本の人事部 HRアワード2019 プロフェッショナル人材採用・雇用部門」の最優秀賞を受賞
今の仕事に向いているかに困っていたらミイダスのコンピテンシー診断を利用してみて下さいね。
仕事の価値観診断→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
出世したい人におすすめな本の纏め
出世するには業務に関連する知識だけでなく、マネジメント能力など業務以外の知識も必要となってきます。
管理職になった後に学習しようとすると、大事な管理職1年目に失敗をしてしまうかもしれません。
なので、出世したい人は管理職になる前に、出世に必要な知識を蓄えておきましょう。
一番のおすすめは失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織です。本書は失敗を分析をして学ぶ手法を解説しているので、万人に役立つ知識が学べますよ。