仕事で他部署や社外の方々と調整する業務は多いですよね。その時、相手に自分の依頼事項を上手く伝えられなかったことはありませんか。
調整が上手くいかないと、余計な仕事が増えて仕事が捗りませんよね。
調整=相手との交渉なので自分の希望を相手に聞いて貰い、かつ相手から嫌われないようにするには交渉力や折衝力を身につける必要があります。
この記事では、仕事で調整業務が多い方が、交渉力を向上させるために役立つ本を紹介します。私が実際に読んで実際に試して効果を感じたものなので、皆様の交渉力向上のヒントになるはずです。部門間の調整業務や社外との交渉が苦手な貴方におすすめです。
では、纏めていきますね。
【前提】交渉力と折衝力は多くの仕事で活かせる
仕事は他人とやり取りが必要な業務が大半となります。
特に管理職やリーダークラスの人材になると、社外や社内の人間を巻き込んだプロジェクトを任されりことも多いのではないでしょうか。
交渉力と折衝力は顧客に営業をするときだけでなく、社内の人間に仕事を依頼したり人に円滑に仕事を行う上で必要不可欠なスキルです。
実際に私は営業と経理の両方の職種を経験をしましたが、両方の職種で交渉力と折衝力は役立ちました。
他の人に仕事を依頼するのがに苦手な方や、社外の人間との調整業務が苦手な方は交渉力と折衝力を学んでみてはいかがでしょうか。
【参考】交渉力と折衝力が高い方は出世が早い
交渉力と折衝力が高いと、自然と調整業務が得意になります。
調整業務は他の社員が苦手とすることが多いので、調整業務が得意なだけで社内で良い意味で目立ちます。
例えば、調整能力を活かして社内で大きなプロジェクトを纏めれば、上司や勿論、役員、人事の印象が良くなりますよ。
なので、企業で出世したい人は専門知識だけでなく、交渉力と折衝力も必要不可欠となります。
【結論】交渉が上手くなるおすすめの本5選
では、おすすめ書籍を纏めていきます。
まずは箇条書きで紹介します。
では、一つ一つ解説していきますね。
① 伝え方が9割
<内容>
伝え方次第で、相手から貴方に対する印象が変わります。また、結果も変わります。この本で正しい伝え方を学べば人間関係が円滑になります。
<実際に読んでみて>
内容は入門なので知っているテクニックもあります。例えば、日常において伝え方を少し工夫するだけで相手に好感を持たれますよね。そのような工夫を改めて文章として本で読むと”なるほど”と思う部分もあるので、一度基本に立ち返る意味でも読んで損はない一冊です。
② 戦略的交渉入門
<内容>
ハーバード流交渉学を日本のビジネス文化に合うようにアレンジして解説しています。この本を読めば相手とのもの事の解決や、相手と自分にWin-Win の解決策を探すヒントを得られます。
<実際に読んでみて>
入門と言いつつボリュームはあります。交渉について学んだことがある方には当たり前のことなのかもしれませんが、素人には知らない事がほとんどでした。交渉にも様々な手法があることを事前に知識として自分が持っているだけでも、十分に武器になります。交渉とは何かという基本を知りたい方にはおすすめです。
アンガーマネジメントが学べる本→【アンガーマネジメントのおすすめ本5選】仕事や育児に役立つ書籍を紹介
③ トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術
<内容>
トヨタ社内でのコミュニケーションの手法を紹介している一冊です。日本の大企業が成長するために、社員に教えているコミュニケーション術を学べます。若手社員がコミュニケーションの基本を身に着けるのに役立つ一冊です。
<実際に読んでみて>
トヨタの会社で実際に行われた手法に基づいて、会議の運営手法を紹介している。後半は手法でなく、筆者の意見が中心なので、参考程度に読む程度でも十分です。会議などを効率的に実施したいと考えている方にはおすすめです。
④ 一番伝わる説明の順番
<内容>
コンサルタントが話す順番を戦略的に考える手法を具体的に説明した一冊です。話す内容は同じでも、話す順番により相手の印象が異なることが理解できます。
<実際に読んでみて>
”結論から先に話す”これは私も意識して話していましたが、実際何故”結論から先に話す”のが大事かの本質を良く分かっていませんでした。説明の順番を意識することの重要性を理由も含めて納得したかったのでこの本を読みましたが、その期待に見事に応えてくれる一冊でした。仕事で説明が必要な場面は多いので、実践する機会が沢山あり手元にあると役立つ一冊です。
⑤ 武器としての交渉思考
<内容>
交渉の本質を教えてくれる本です。交渉の技法だけではなく、交渉することの意味を本質的に解説しています。
<実際に読んでみて>
若者向けとあるが、社会人でも十分に役立つ内容です。但し、学生のアルバイトに反対との立場には共感できなかったです。私はアルバイトで実際に体験した内容が、交渉術で役立つことも十分にあると考えています。しかし、それを差し引いても交渉術の基礎的な手法を手軽に学べる本としてはおすすめです。
【参考】交渉本のベストセラーの紹介
<内容>
ベストセラーランキング3年連続1位を達成している本です。内容は他人と話すコツを纏めておりプライベートからビジネスまで幅広く使える内容になっています。
<実際に読んでみて>
本格的な交渉本ではないですが話し方の基本的な姿勢を学ぶにはおすすめの本となります。本格的な交渉術よりも人と良好なコミュニケーションを築くために役立ちます。
交渉力が身につくおすすめの本の纏め
同じ仕事を依頼するにも頼み方で、相手の受けとめ方も180度変わってきます。
交渉力で有利になるだけでなく、仕事を他の人と気持ち良くするためにも交渉力は重要ですよ。
交渉の仕方は勉強すると色々な考え方があって面白いです。交渉術は、知っているだけでも役立つことが多いので是非読んでみて下さい。
私の一押しは 武器としての交渉思考です。交渉の考え方の入門が学べて、交渉で1番大事なWinーWinの交渉術を理解できます。気になる方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
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