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【組織開発が学べるおすすめの本5選】人事初心者にも解説が分かりやすい書籍を紹介

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組織開発は1950年代からアメリカを中心に発展してきた概念です。

日本では新卒で入社をして定年まで同じ会社で勤務することが一般的だったので組織の価値観にズレが生じにくかったです。

近年では転職が一般的となり様々な価値観を持った人材が会社で働くため、組織開発の重要性が日本でも取り上げられております。

この記事では、組織開発を学びたい人に向けて組織開発を勉強するのにおすすめな本を紹介します。実際に海外駐在で人事責任者として組織開発を行う際に参考にした本なのでお役に立てると思います。

では、纏めていきます。

【前提】組織開発と人材開発の違い

人事が組織を発展させるために行う施策は大きくは2つに分類されます。

  1. 人材開発:個人のスキルに着目して個人の能力を引き上げる研修など行うこと
  2. 組織開発:本人と職場メンバーの関係性に着目して改善を行うこと

組織開発は本人のスキルではなく、本人と周りのコミュニケーションが円滑となるサポートを行うイメージです。

例えば、前職では優秀なスキルで活躍したいた人材が、入社後は思うように活躍できない場合は主に周りとのコミュニケーションが問題となっているケースが多いです。

人事が現場に入り込み第三者の目で問題点を抽出して周りとのコミュニケーションが円滑になるサポートをしていく必要があります。

人材開発と組織開発で人事に求められる役割は全く異なるので違いを意識して業務を行うことをおすすめします。

人材開発の解説が分かりやすい本

【結論】組織開発が学べるおすすめの本5選

では、組織開発が学べるおすすめな本を紹介します。

まずは、箇条書きで纏めていきますね。

  1. 図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ
  2. サーベイ・フィードバック入門――「データと対話」で職場を変える技術 【これからの組織開発の教科書】
  3. 会社を変える「組織開発」
  4. 組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす
  5. 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織

では、一つ一つ解説していきますね。

【入門】図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ

<内容>

組織開発を「体系的にわかりやすく」理解できる本です。組織開発の入門書であり組織を作る人だけでなく、組織で働く人も学ぶべき内容が詰まっています。

<実際に読んでみて>

図解で初心者でも全体像を理解できるように設計されており、本書を最後まで読めば組織開発の基礎的な知識は理解できます。組織開発に関する本を始めて読む人にはおすすめ本です。

【入門】サーベイ・フィードバック入門――「データと対話」で職場を変える技術 【これからの組織開発の教科書】

<内容>

サーベイ・フィードバックとは?サーベイ=組織調査などで得られたデータを、フィードバック=現場に正しく届けて変革を導く。これからの職場の「新常識」を解説している本です。

<実際に読んでみて>

組織開発に欠かせない手法であるサーベイ・フィードバックを中心に解説をしています。サーベイで取得したデータを具体的にどのように活かすかを解説しており、実務にそのまま使えます。サーベイ調査を受け取る管理職にもおすすめな本です。

【比較】会社を変える「組織開発」

<内容>

「短期的な目標ばかり追求して、根本的な課題はいつも後回し」「このままではダメなんじゃないかとみんなが感じているけれど、“言ったもん負け”になるから、誰もそれを口にしない」…。本書では、そんな閉塞感に包まれている会社を、いま注目の「組織開発」の手法を使って変革する方法を解説しています。

<実際に読んでみて>

欧米の企業と比較して日本における組織開発を論じています。具体的な手法の解説ではなく、日本の組織の問題点や欧米の事例を知りたい人におすすめな本です。

【中級者向け】組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす

<内容>

「組織開発」の本質と手法を「思想的源流」にまでさかのぼって解説した本です。

<実際に読んでみて>

組織開発の歴史から組織開発の怖さまで様々な観点から解説をしています。組織開発の学術的な部分にも興味がある方におすすめな本です。

【実践編】多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織

<内容>

才能や知識、スキルがあるからといって成功できるわけではない。致命的な失敗を未然に発見し、生産性を高める組織改革の方法を解説している本です。

<実際に読んでみて>

多様性の必要性や多様性を活かすために直ぐに実践が可能な手法を解説しています。組織開発のキーワードの1つである多様性を学びたい方におすすめな本です。

【参考】自分の適職を科学的に調べてみる

自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

組織開発が学べる本の纏め

組織開発は企業が発展するために不可欠な考え方です。

人事だけでなく管理職もマネジメントを行うときに組織開発の考え方を知っていれば役立ちますよ。

組織開発を学んで職場でコミュニケーションを活性化させていきましょう。

一番のおすすめは図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボです。解説が丁寧なので始めて組織開発を学ぶ人にもおすすめな本です。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。

【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較

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星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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