経営勉強をしたいと思っても何から勉強をすれば良いか迷いますよね。
経営の手法の基本は成功した企業の事例を学ぶのが効率的です。
成功した手法は多くの企業でも真似できる事例やヒントとなる考え方が詰まっていますので成功手法を学んで損はありませんよ。
この記事では、経営の勉強をしたいと考えている方に経営の勉強となるおすすめな本を紹介します。実際に私がCFOとして企業をマネジメントするのに参考にしている本なのでお役に立てるかと思います。
では、纏めていきます。
【前提】経営者が読むべき本=社会人も読むべき本
経営者が読むべき本は社会人も読むべき本としておすすめできます。
経営者でない社会人も新卒のうちから経営について学んでおくと、管理職になりマネジメントに携わったり自分で企業する時のノウハウとして自分の武器となります。
また、経営について学んでおくとマネジメント層の考え方が理解できるので、出世や転職するときにも役立ちますよ。
私は将来税理士として独立を目指しているので経営に関する本は数多く読みますが、実務でも本で読んだ考え方が役立った事例は沢山あります。
なので、経営者が読むべき本は社会人にも必須の学習本となります。
【結論】経営の勉強におすすな本5選【初心者向け】
早速です経営お勉強におすすめな本を紹介します。
まずは、箇条書きで纏めていきますね。
- 今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」
- 事業部長になるための「経営の基礎」 ―会計・ファイナンスから経営戦略、目標管理、人事評価までがわかる本
- 世界標準の経営理論
- ワークマン式「しない経営」―― 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密
- 経営12カ条 経営者として貫くべきこと
では、一つ一つ解説していきますね。
【入門】今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」
<内容>
経営学は、一般的に考えられているよりもずっと身近なもの。仕事や人生でさまざまな「選択」をするとき、経営学の知識が効いてきます。本書では、経営のコンセプトやセオリーを、身近な具体例でわかりやすく説明。
<実際に読んでみて>
皆が良く知る企業を題材としているので経営学の考え方を身近に感じられる良書です。経営学とは何かを知りたい方にはおすすめの本です。
【入門】事業部長になるための「経営の基礎」 ―会計・ファイナンスから経営戦略、目標管理、人事評価までがわかる本
<内容>
会計・ファイナンス、これを実現する戦略、戦略の実行(プロセス)と実現(結果)を評価する指標、これらの指標を体系的な管理に組み込みつつ、体系の全体像や経営から個人にいたるまでのつながりを意識づけることで職場を活 性化させ、個人を動機づける、この一連のストーリーを、次世代リーダーを目指す方におすすめ本です。
<実際に読んでみて>
海外子会社でCFO兼管理本部長として経理も人事も担当することになり手に取った本です。私のコアキャリアが経理なので数値に目が行きがちですが、その前段にある数値を作るのは人であるとの考え方を再認識できました。経営企画など会社全体をみる部門の方におすすめな本です。
評価制度の作り方が学べる本→【人事評価制度が学べるおすすめ本5選】評価制度の作り方が分かる書籍を紹介
【実務者向け】最強の戦略人事: 経営にとっての最高のCAO/HRBPになる
<内容>
経営の標準理論を解放し、可能なかぎり網羅・体系的に、そして圧倒的なわかりやすさでまとめた史上初の書籍である。
<実際に読んでみて>
ボリュームはあるが体系的にグローバルな経営の考え方が学べる良書です。経営について本格的に勉強をしたいと考えている方にはおすすめな本です。
【他社事例】ワークマン式「しない経営」―― 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密
<内容>
社員のストレスになることはしない。ワークマンらしくないことはしない。価値を生まない無駄なことはしない。「しない会社」が、どのようにブルーオーシャン市場を発見し、客層拡大して業績を上げたのか。どのように自分の頭で考える社員を育てたのか。
<実際に読んでみて>
【残業するくらいなら決算期を遅らせろと本当に決算発表を遅らせた】のフレーズに衝撃を受けて思わず購入しました。経理の常識では決算発表を遅らせる=絶対にダメ!との常識を覆す考え方に驚きを覚えました。経営の新しい考え方を知りたい方にはおすすめ本です。
【他社事例】経営12カ条 経営者として貫くべきこと
<内容>
経営者は何を思い、何を行うべきか。経営の第一線を歩き続けるなかで生み出され、稲盛氏自ら「経営の要諦」と位置づけている『経営12カ条』。本書では、その真髄をあますところなく語ります。
<実際に読んでみて>
JALなどの大企業を始めとして様々な企業を実際に経営した稲盛さんの経営哲学が学べる良書です。歴戦の経営者の考え方を学びたい人にはおすすめの本です。
【名著】経営に関するベストセラー本
<内容>
あなたの会社に「意味」はあるか──。これからの経営の“あたらしい常識”が見えてくる超・決定版!!
<実際に読んでみて>
経営に関する理念の作り方が纏められている良書です。主要企業の理念も紹介されているので、他社を参考にしたいときに役立ちます。ビジョンの作成の携わっている人や働く意味を再度考えたい人におすすめな本です。
経営の勉強におすすな本の纏め
経営の勉強は経営者のみに必要なことではありません。
経営の知識は社会人として必須の知識なので早めに身につけることをおすすめします。
1度経営に知識を身につけてればビジネスで一生使えるので学んで損はありませんよ。