脱炭素は地球環境を守る取り組みの1つで世界で注目されており、日本の企業も脱炭素を目指して日々取り組んでいます。
実際に私の会社でもCO2の削減目標が定められており、関係部門は削減目標の達成率が評価項目の1つとなっていますよ。
脱炭素への取り組みは新しい投資を生むなどビジネスとしても重要な取り組みなで勉強をして損はありませんよ。
この記事では、脱炭素について学びたい方に向けて、初心者にも分かりやすい本を紹介します。実際に私は海外駐在の管理部門として脱炭素につき取り組んでいるときに参考にした本なので、お役に立てると思います。
では、纏めていきますね。
【前提】脱炭素とは何か
脱炭素とは一言でいうと、温室効果ガスの排出を0にする取り組みです。
日本はカーボンニュートラルを目指して2050年までに温室効果ガスを0にすると宣言をしており、企業は政府の方針に基づき温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
※温室効果ガス=一酸化炭素、二酸化炭素、メタンなど温室効果が生じる気体
企業は温室効果ガス0に向けて環境に優しい設備に積極的に投資をしており、新しいビジネスの場となっています。
脱炭素を正しく理解することは新しいビジネスや、企業内部の実務においてもやくだちますよ。
【結論】脱炭素の勉強におすすめな本4選
では、おすすめ書籍を纏めていきます。
まずは箇条書きで紹介します。
- 見て、知る、サステナブル はじめての脱炭素 ペーパーバック
- 脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力
- 脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス
- 脱炭素革命への挑戦 世界の潮流と日本の課題 (SDGs時代の環境問題最前線)
では、一つ一つ解説していきますね。
【超入門】見て、知る、サステナブル はじめての脱炭素
<内容>
「ビジュアルとストーリーの力で、難しいことをわかりやすく」をコンセプトに、ストーリーに合ったイラストで全ページを展開。2ページ1テーマ、3分で内容をつかめるように設計された本です。
<実際に読んでみて>
子供でも読めるように作成された本なので、誰でも読みやすい作りになっています。脱炭素の背景や取り組みを簡単にイメージしたい方にはおすすめ本です。
【実務者向け入門】脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力
<内容>
日本では十分に浸透していない気候変動の真のビジネスリスク・チャンスについて、その背景や基本的なロジックを丁寧かつ具体的な事例を交えて解説。経営目線で見た脱炭素化の重要性を「腹落ち」し、意思決定の質向上に資する知見を包括的に盛り込んだ1冊。
<実際に読んでみて>
脱炭素が何故経営課題なのかを理論的に説明している本です。企業事例も豊富に掲載してあり各企業の取り組みから脱炭素を学べます。脱炭素と経営の関係を知りたい方にはおすすめの本です。
ESGが学べる本→【ESGの勉強におすすめ本5選】現役担当者がESG投資にも役に立つ書籍を紹介
【投資家向け】脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス
<内容>
本書が綴る現実は、21世紀の企業の盛衰は脱炭素が握ることを示している。新たな経済競争「ゼロカーボノミクス」の全貌を解説している本です。
<実際に読んでみて>
中国と比較をして世界の脱炭素の取り組みを解説しています。脱炭素がグローバル経済に与える影響を知りたい方におすすな本です。
【投資家向け】脱炭素革命への挑戦 世界の潮流と日本の課題 (SDGs時代の環境問題最前線)
<内容>
NHKスペシャル『激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃』BS1スペシャル『グリーンリカバリーをめざせ!ビジネス界が挑む脱炭素』など数々の番組を制作してきたプロデューサーが脱炭素のグローバル問題につき解説している本です。
<実際に読んでみて>
脱炭素の必要性を解説している本です。日本の脱炭素が遅れている理由を欧米と比較して解説しています。先進国と日本の脱炭素への取り組みの違いを理解したい方にはおすすめ本です。
【参考】カーボンニュートラルの本のおすすめ2選【併せて読みたい】
カーボンニュートラルは脱炭素とは厳密には異なります。
簡単なイメージは下記の通りです。
- カーボンニュートラル:温室効果ガスの排出を全体としてゼロ(森林など吸収量を排出から差引くことができる)
- 脱炭素:二酸化炭素排出量ゼロにする(排出自体をなくす)
脱炭素を学ぶときはカーボンニュートラルも併せて学ぶと理解しやすいですよ。
【入門】60分でわかる! カーボンニュートラル 超入門
<内容>
経済や社会のしくみを変える「脱炭素・カーボンニュートラル」…本書はカーボンニュートラルの実現に向けた世界や日本の動向や、企業の取り組み、関連技術について解説しています。
<実際に読んでみて>
カーボンニュートラルとは何かの概要を知るには最適の書籍です。動画のリンク先も紹介しているので、動画でも勉強することができますよ。
【実務担当者向け】BCGカーボンニュートラル実践経営
<内容>
「 カーボンニュートラル 」 対応に不安を感じる経営者や実務担当者向けに指針も実践項目も示して解説している本です。
<実際に読んでみて>
多くのページを 「 日本企業が採るべき実践項目 」 に費やしており、カーボンニュートラルへの対応のヒントとなります。企業のカーボンニュートラルへの取り組みを推進する立場の人は手元において置きたい1冊です。
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脱炭素の勉強におすすめな本の纏め
脱炭素は社会人として知らなければならない必須の知識となりつつあります。
しかし、現状では脱炭素について正しく理解している人は少数ではないでしょうか。
本を1冊読めば脱炭素の知識は一通り網羅できるので、早めにマスターしてみてはいかがでしょうか。
一番のおすすめは見て、知る、サステナブル はじめての脱炭素 ペーパーバックです。イラスト付きで解説が丁寧なので脱炭素を初めて学ぶ方におもおすすめな本です。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
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