現職が忙しい中で時間を作って転職活動を行っても選考で不採用が続くと精神的にも肉体的にも辛くなりますよね。
私は働きながら転職活動を2回しましたが、最終面接で落ちたりと転職活動が辛くなった場面が沢山ありました。
しかし、辛い時期を乗り越えて諦めずに活動すれば、相性が合う企業が現われますので転職活動を緩やかに継続することが大事です。
この記事では、転職活動で辛い思いをしている方に向けて、転職活動の辛さを緩和する対処方法をお伝えします。実際に私の2度の転職活動の体験談に基づいた対処方法です。転職活動で悩んでいる方の解決のヒントにはなると思います。
では、纏めていきます。
目次
【前提】転職活動は辛いけど働きながらがすべき
働きながらの転職活動は、【日程調整が大変】、【体力的に辛い】など、長期化すると段々と辛くなりますよね。
しかし、絶対に現職を辞めてはいけません。辞めた後に無職での転職活動は、働きながら転職活動するよりも辛くなります。
無職での転職活動の主なデメリットを箇条書きで纏めます。
- 金銭的に不安になる
- 選考で不利になる
- 不利な条件で年収を提示される
- 早く決めたいので、冷静な判断ができない
- 転職活動に集中しても内定が早期に得られる保証は無い
無職での転職活動は、短期間で内定を貰えなかった場合にリスクが大きいので、辛くても働きながら転職活動をしましょう。働きながら転職活動をすることが、辛い転職活動を乗り越えるためには欠かせません。
但し、在職中の会社で精神的に追い込まれているなど、生命に危険がある場合には躊躇なくやめましょう。
転職活動をするにも体が資本なので、健康第一です。
【体験談】働きながら転職活動で意識したこと
私が働きながら転職活動で意識していたことは3点です。
この3点を意識すれば、働きながら転職活動でも何とか時間は捻出できました。
- 日程調整は転職エージェントを使う
- 書類選考の応募のタイミングを合わせる(通過の連絡を同時期に貰えば面接が調整しやすい)
- 面接は有休を取って同時に数社受けれるように調整
近年は最終面接以外はWEB面接も可能であり、働きながらの転職活動がしやすい状況になっています。
なので、面接も受けやすい環境なので書類選考は多めに出すことをお勧めします。
転職サイトに掲載されている求人だけでは持ち駒としては少なく、非公開求人も利用することが転職活動を早期に終わらすコツです。
求人数が多いおすすめ転職エージェントはリクルートエージェント と doda です。転職業界で最大手の2社なので、非公開求人を多数保有しており2社とも私は利用していました。無料でどのような求人があるかも相談できるので、気軽に利用できますよ。
エージェント種類 | オススメなポイント | 体験談 |
リクルートエージェント | リクルートエージェントは求人数No.1 非公開求人の紹介、転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介します。 | 【リクルートエージェントの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
doda | dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。 自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。 | 【dodaの特徴】体験談と評判からメリットとデメリットを解説します |
転職エージェントを利用するデメリットの対策→【転職エージェントは使うな?】デメリットも理解をしてから利用すべき
【結論】転職活動が精神的に辛いときの対策5つ

では、転職活動が辛いときは少しでも転職活動の負荷を減らしたいですよね。
転職活動は効率的に行うことで、転職活動にかける時間を減らして精神的に少しは楽になります。
まずは、転職活動を早期に終わらすための対策を箇条書きで纏めていきますね。
- 書類選考の通過率を分析して志望企業レベル(希望条件)を見直す
- 面接対策は事前に回答を準備する
- 自分と相性が良い会社を見分ける
- 一時面接はWEB形式で依頼する
- 転職エージェントは複数利用する
では、一つ一つ解説をしていきますね。
①書類選考の通過率を分析して志望企業レベル(希望条件)を見直す
転職での書類選考の通過率は平均で30%前後と言われています。
なので、貴方の書類選考の通過率が10%前後の場合には貴方が志望する企業のレベルが高いです。
書類選考は主に下記の要素で、他の候補者と客観的に比較して選考が実施されます。
- 年齢
- 資格(英語力・業務に関する資格)
- 職務経験
- 学歴
書類選考の通過率が極端に悪い場合には、直ぐには改善が難しいので、志望企業のレベルを下げることをおすすめします。これにより、書類選考の通過率が上がりますので、精神的な転職活動の辛さから解放されます。
転職活動で全ての希望が叶うことは難しいですので、転職活動の状況に合わせて希望条件を変えましょう。
志望企業のレベルを自分で判断するのが難しい場合には、転職エージェントのアドバイスを貰うことがおすすめです。
志望企業のレベルを図るのにオススメな転職エージェントはリクルートエージェントです。
リクルートエージェント は非公開求人を含めて紹介できる案件数が多いです。なので、貴方の希望に合わせて、内定を得る可能性が高い案件を複数紹介してくれます。
リクルートエージェント から紹介された案件で、書類選考の通過率が悪い場合には貴方の希望条件を見直すことをおすすめします。
【体験談】私の2回の書類選考の通過率→【中途の書類選考の通過率は?】事務職に2回転職した結果と成功のコツを解説
②面接は事前に必ず回答の準備をする
書類選考を通過したということは、企業が求めるスペックは合格しています。
なので面接で落ちている場合には、面接の対策を上手く行えば内定を得る可能性が高まります。
質問の回答の準備のためには、下記の準備をしましょう。
- 転職エージェントから企業の募集の背景を聞く
- 企業の公式サイトを隅々まで見る
- 頻出の質問の回答の準備
特に転職エージェントからの情報が重要です。
その企業が求人を出している理由の詳細を聞き出して、貴方が企業のニーズに合った人物像になるように回答を意識しましょう。
例えば、チームリーダーなど将来幹部候補生を企業が欲しがっているならば、後輩の指導経験などチームを引っ張った経験をアピールすると効果的です。
面接まで選考が進んでいる場合には、少しのコツを掴むことで内定が出る可能性が高いです。なので、ゴールは近いと思って楽観的に考えて大丈夫です。
書類選考が通過していれば、スペックの要件は満たしているので同じレベルの企業にガンガン応募しましょう。
③自分と相性が良い会社を見分ける
面接は対策しても落ちる時は落ちます。
特に最終面接は、社風や役員との相性の比率が高まります。
なので、面接の準備をしっかりとしても落ちたなら、相性が悪かったと思って気にしない方が良いです。
例えば、貴方が優秀でも落ちついた雰囲気であれば、賑やか社風の企業にはお断りされる可能性が高いです。
なので、面接対策をして落ちたなら、社風が合わない会社に入社しなくてラッキーだったという気持ちでいきましょう。
自分の価値観を明確にすることで相性が良い会社を見分けられる可能性が上がるります。
なので、自己分析は行っておくのをおすすめします。下記の記事におすすめの価値観診断があるので良かったみて下さいね。
価値観診断のおすすめ→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
④一次面接はWEB形式で依頼する
最近はWEB形式での面接を実施する企業も増えています。
働きながらの転職活動だと企業に直接行く時間を確保するのが難しいです。
なので、企業に行くのは最終面接だけにして、一次面接はWEB形式での実施を依頼しましょう。
一次面接から対面を希望している企業でも、一次面接は日程調整が難しい旨を伝えればWEB形式での面接に応じるケースも多いです。
実際に私の勤め先も相手が希望すれば、一次面接はWEB形式で実施しますし、WEB形式で不利になることは一切ありません
また、友人も対面面接からWEB面接形式へ変更して内定を得たので、WEB形式が選考に影響を及ぼすことは近年では考えにくいです。
一次面接をWEB形式で依頼して不利にする企業は、柔軟性に欠いていると言わざるを得ないです。
貴方の都合に合わせて、一次面接は面接の形式を選択しましょう。WEB形式であれば、少しは転職活動の負担が減りますよ。
⑤転職エージェントは複数利用する
転職エージェントを複数利用することで、求人の持ち駒を増やしましょう。
転職エージェントは各社ごとに異なるタイプの非公開求人を保有しています。
但し、登録し過ぎると管理ができないので、3~5社程度の利用をおすすめします。
複数の転職エージェントを利用するときの注意点→【転職エージェント複数利用の注意点は?】メリットも体験談から解説
【参考】自分の適職を科学的に調べてみる
自分の強みや適職が気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。
選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。
コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。
貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。
具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

適職診断で使うのは、【職務適性】です。
実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。
※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。
仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由
転職活動が辛いときの乗り越え方の纏め
転職活動は決まらないと自分は社会から必要とされていないのではないかと弱気になることもあります。
しかし、転職活動の結果は運に左右されることもあるので、結果に一喜一憂しないで過ごしましょう。
市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。
本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。
【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較