経理キャリアUP

【経理業務の効率化のコツ5つ】現役経理が残業時間を減らす方法を解説

経理は効率的に業務を行えば決算期(繫忙期)でも残業時間を少なく業務を減らすことができますよ。

私はベンチャー企業、上場企業で経理を担当していましたが、業務を効率化した後は繫忙期でも残業時間は10H/月程度でした。

業務の効率化は難しいことではなく、小さいな改善をコツコツと積み上げていくことで改善できますよ。

この記事では、経理の業務の効率化をしたいと考えている方に向けて、現役経理が残業時間を減らす方法を解説します。実際に経理として取り組んできたことを紹介するのでお役に立てると思います。

では、纏めていきます。

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【前提】経理の残業時間の平均は?残業時間は少ないの?

他社の残業時間を細かく知ることはできないので、過去に勤めていた企業と現在勤めている企業を例に解説します。

残業時間の平均は1人当たりの残業時間(残業時間/人数)で考えると分かりやすいです。

  • ベンチャー企業 経理以外:35~40H
  • ベンチャー企業 経理:30~35H
  • 上場企業 経理以外:30~35H
  • 上場企業 経理:25~30H

経理は繫忙期だった場合で算出しており、繫忙期以外の残業時間は0H~5H程度でした。基本的にお客様対応や生産がない経理は他部門よりも残業時間が少ないです。

他の企業の経理に話しを聞くこともありますが、概ね上記の残業時間以内に収まるイメージです。

但し、他部門の残業時間が多い企業は経理の残業時間も多くなっている傾向があります。

なので、全社平均の残業時間から▲10H前後が経理の繫忙期の残業時間と考えると良いかと思います。

【宣伝】経理のキャリア相談を承ります

経理のキャリアは多種多様なプランがありどの道を目指すかで優先して経験・勉強すべきことは異なります。

例えば、

  1. 年齢
  2. 将来経理以外の職種につきたいか
  3. マネジメントをしたいか
  4. 制度会計、税務、管理会計、財務、原価計算のどれを武器とするか
  5. 未経験から経理になるには何をしたら良いか

貴方が置かれている状況をヒアリングして、貴方に最適なキャリアプランをアドバイスさせていただきます。

また、キャリアに関する質問にも回答させていただきますよ。

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【結論】経理業務の効率化のコツ5つ

では、早速ですが経理業務の効率化のコツを解説していきます。

まずは、箇条書きで紹介しますね。

  1. Excelスキルの向上
  2. フォーマットの見直し
  3. 決算業務の日程表を作成
  4. 苦手論点の補強(特に税効果会計)
  5. システムバグの対応

では、一つ一つ解説していきますね。

Excelスキルの向上

Excelスキルは経理の作業効率に大きく影響をします。

Excelスキルは意識して1週間毎日1H程度勉強すれば、大幅に業務効率が上がります。

具体的には下記の機能のExcelをマスターして見てください。

何となく知っているとは思いますが、機能を使いこなすにはExcelの本などで1度は勉強してみることをおすすめします。

  1. VLOOKUP
  2. SUMIF
  3. ピポットテーブル
  4. IF

上記Excelを使いこなせば集計業務と数値の確認で時間が掛かることは少ないです。

Excelの勉強におすすめな本→【経理で使うExcelが学べる本5選】エクセルで業務効率化を狙える書籍を紹介【資料作成の本も併せて紹介】

フォーマットの見直し

Excelの機能をマスターしたら徹底的に作業用のフォーマットを見直すことをおすすめします。

特に他部署から貰う資料は行や列が揃っていなかったり、手入力で修正が必要なものが必ずあると思います。

基本的には元資料を貼り付けるだけで最終的な報告資料や必要な数値がでる仕組みのフォーマットに全て変更すれば、ミスも減りや再修正の手間が無くなります。

私は自分が時間がかかった業務から順番に、1か月ごとにテーマを決めてフォーマットの見直しを行っていました。

具体的には

  1. 時間がかかった業務で使用しているフォーマットの洗い出し
  2. VLOOKUPかピポットテーブルを駆使してフォーマットを貼り付けだけで目的となる数値が算出できるように改善する。
  3. フォーマットを改定したら指定のフォーマット以外の受付を一切禁止する

システムだけで業務が完結するのは全ての企業で難しいので、転職でも役立つスキルになりますよ。

中小企業の経理におすすめな本→【中小企業の経理実務の勉強におすすめな本5冊】分かりやすい書籍を紹介

決算業務の日程表を作成

決算開始から終了までの決算業務のスケジュールと担当者が明記された日程表を作成しましょう。

日程表を作成する大きな目的は下記の通りです。

  1. 日程の全体像が理解できる
  2. 担当の明確化により三遊間の業務がなくなる
  3. 前後の業務を理解することによる個人業務が全体最適となる

特に重要なのは③で、全体の日程が無いと個人個人が好き勝手な優先順位で仕事を進めるので、必ず誰かの待ち時間が発生したり、作業の手戻りが生じて作業効率が悪化します。

例えば、AさんはBさんの情報が無いと作業ができないのに、Bさんが後工程が無い業務を優先した場合にはAさんの業務効率は悪化します。

私が連結決算のリーダーを務めていたときは、日程表の作成に1日以上は掛けて全体ミーティングで1時間かけてスケジュールを説明していました。

一つ一つの待ち時間は大したことは無いかもしれませんが、積み重さなると業務効率が非常に落ちます。

上場企業の経理におすすめな本→【上場企業の経理の仕事内容が勉強できる本5選】本当に実務で役立つ書籍を紹介

④ 苦手論点の補強(特に税効果会計)

決算を担当している場合には苦手と感じる論点はありませんか。

苦手な論点は知識があやふやなので、イレギュラーな業務が生じると調べたり問い合わせをしたりと膨大な時間がかかります。

調べるだけなら大した時間が掛からないと思うかもしれませんが、知識がないと調べたり問題点を発見するにも苦戦します。

なので、苦手論点があったら事前に勉強をしておくことで、業務効率化に繋がりますよ。

税効果会計の論点対策

税効果会計は単体決算の論点でTOPクラスに難しいです。

実務だけで本質を理解して業務をするのは不可能な論点の1つと言っても過言ではありません。私は監査法人に沢山虐められました(笑)

税効果会計を早くマスターするには学習順番が大事となります。

  1. 法人税法の別表1・4・5の仕組みを理解する
  2. 法人税法の永久差異と一次差異を違いを理解する
  3. ①と②を理解した前提で税効果会計の実務書を1冊読む

税効果会計は税効果会計から学ぶと混乱に拍車が掛かるので、兎に角法人税法の基本をマスターするのに注力することをおすすめします。

法人税法をマスターすれば、税効果会計は【何故】か突然理解できるようになります。

税効果会計を理解するのにおすすめ本→【税効果会計の勉強におすすめな本5冊】解説が分かりやすい書籍を紹介【金融商品の本も併せて紹介】

システムバグの対応

経理は会計システムを導入すると必ずと言っていいほど、システムバグの問題に直面します。

システムバグについては改善が中々難しいですが、私はシステムバグが起きた後の行動を意識していました。

始めて起こるシステムバグはシステム会社に問い合わせながら、頑張って解決するしかありませんが保守契約を結び基本的にシステム会社が対処する契約に変更しました。

システムバグは起こった後に社内教育する必要があります。

具体的には

  1. システムバグの内容と解決方法を纏めて展開する
  2. 類似の問い合わせがあった場合には、①で展開した内容をまずは確認して貰う

システム関係の問い合わせは使う側が理解していないことも多々あるので、バグや問い合わせがあった内容を纏めておくと余計な手間をかけずに解決することができますよ。

【参考】経理に向いているか科学的に調べてみる

経理に向いているか気になったら、科学的に適職診断をしてみてはいかがでしょうか。

選択式の質問に答えるだけで、科学的な根拠に基づいて貴方の適職を診断してくれるプログラムがあります。

コンピテンシー診断は、ミイダスが提供する無料の自己分析プログラムです。

貴方の選択した回答に基づいて、適職診断を自動で行ってくれる仕組みです。所要時間は約30分程度なので気軽に行えます。結果を見て頂ければ分かりますが、詳細に性格や職務適性を分析してくれます。無料なので気軽に試せるのでおすすめです。

具体例を見て頂いた方が分かりやすいかと思いますので、私の結果を貼り付けます。

ミイダス コンピテンシー診断
※クリックすると拡大できます

適職診断で使うのは、【職務適性】です。

実際に職務適性を見ると、経理が9と出ています。私自身も経理にとても向いていると考えていますので、分析の精度の高さが伺えます。

※無料登録によりコンピテンシー診断が可能となります。

仕事の価値観診断の纏め→【仕事の価値観の無料診断】転職の成功には適性を知るのが大事な理由

経理業務の効率化のコツの纏め

経理の業務効率化はシステムを入れ替えたりアウトソーシングするだけではありません。

個人・個人が意識して業務に取り組むだけで、残業時間は大幅に減らすことができますよ。

業務効率化を進めて残業時間を減らして、ワークライフバランスを整えましょう。

市場価値の上げ方に着目して解説しています。転職だけを正解とせずに、現職に留まりながら市場価値を上げる方法も述べられており、選択肢が多くて参考になります。転職を検討している方は是非読んでみてください。 気になった方は Kindle Unlimited で無料で読んでみて下さいね。

本が無料で読めるAmazonのサービスは下記の記事で纏めていますので良かったら見て下さいね。

【30日間は本を無料で読める】Amazonの電子書籍サービス3つを比較

転職に関するオススメな本→【20代の転職におすすめな本5選】30代の初めての転職にも役立つ書籍を紹介

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  • この記事を書いた人
星のおじさん

星のおじさん

【上場企業!IFRS!経理大好き!】【資格】税理士試験4科目合格(簿・財・法・消)TOEIC800点以上 【経歴】経理未経験→6年後に海外駐在(経営企画系統)【転職】20代:2回 【一言】税理士を目指したら海外で働くことになりました|会計の専門書マニアです(笑)

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